モメる門には福きたる
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モメる門には福きたる
ジャンル
テレビドラマ
企画中島資太(東海テレビ)
脚本江頭美智留
真野勝成
龍田力
熊谷背籠
青木江梨花
演出杉村六郎
村田忍 ほか
出演者白石美帆
中村玉緒 ほか
製作
プロデューサー市野直親(東海テレビ)
沼田通嗣(テレパック)
東田陽介(テレパック)
制作東海テレビ
テレパック

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2013年1月7日 - 3月29日
放送時間平日 13:30 - 14:00
放送枠東海テレビ制作昼の帯ドラマ
放送分30分
回数60
公式サイト
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『モメる門には福きたる』(モメるかどにはふくきたる)は、2013年1月7日から同年3月29日まで東海テレビ制作によるフジテレビ系列昼ドラ枠にて放送されていた日本テレビドラマ。略称「モメ福」[1]
概要

司法修習生の女性が、研修先の法律事務所で女性所長や仲間達と共に、様々な揉め事に向き合っていく中で、成長していく姿を描く。

白石美帆は本作が連続ドラマ初主演で昼ドラ初出演[2]中村玉緒は『がしんたれ』(1979年10月期)以来34年ぶりの東海テレビ制作の昼ドラ出演となる[3]。また、同じく東海テレビの昼ドラにて花登筐の手により好評を博した「ぬかるみの女」に主演した星由里子が主人公の母親役で出演し、花登ドラマを盛り立てた2大女優の共演によるオマージュ的作品となった。なお中村は1979年6月22日~10月26日(金曜21:00?21:54)に放映されたTBS系ドラマ「弁護士かあさん」にも家庭を持つ弁護士役で主演している。
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登場人物
S&K法律事務所
司法修習生
椎名 夏希(32) -
白石美帆
司法修習生。本作の主人公。裁判官志望。元教師。いじめの損害賠償裁判がきっかけで「あたしなら、あんな判決を下さない!」と、心機一転、教師を辞めて司法試験を受験。裁判官を目指してS&K法律事務所で司法修習を受けている。修習前日にある出来事が原因で酔った勢いで、まだ司法修習の指導弁護士だったと知らなかった久保田と一夜を共にしたために、男性を入れてはならないというマンションを追い出され、香苗の家で暮らし始める。一人暮らしの母を老人ホームに預けたことが、「自分は母を棄てた冷たい人間なのでは」と、彼女の負い目になっている。また、桂木が言うには、夏希の母の春江は桂木とともにS&K法律事務所を開いた(24話)。伊豆の小野寺 結衣の実家の財産などの問題を解決した後に久保田 優作にプロポーズされ結婚。さらに桂木 さくらが優作の親という事がわかる。久保田と入籍した後はさくらが出す試練を次々に乗り越えてゆく。
高島 香苗(29) - 山田キヌヲ
司法修習生。検事志望。結婚して子供もいたが、検事になるために夫と子供を棄てた。家族と自分の夢を天秤にかけたことで、「自分は欠陥のある人間なんじゃないか」と、自己嫌悪に苛まれている。夏希と年齢が近いため(3歳差)、夏希のよい相談相手になっている。マンションを追い出された夏希を自宅に迎え入れ、その後、貞九朗、結衣も香苗の家に住むようになり、4人でルームシェアを始める。
小野寺 結衣(24) - 草刈麻有
司法修習生。検事志望。実家は伊豆下田で民宿を営んでいる。また、結衣の父親は日本舞踊の家元(第6週)。ホステスをしていた時に出会った東京地検の中垣内検事という検事に憧れ、法律家を目指して実家を飛び出した。次第に検事への憧れが恋愛関係へと発展し、妻子ある検事と不倫関係になってしまう(このことを告白したのは19話)。 しかし彼女自身は後ろめたい気持ちはなく、「私の人生なんだから、とやかく言われる筋合いは無い」と強気で正々堂々と生きている。また、学費などのためにキャバクラで働いたことがあり、男の扱いには慣れている。
土屋 貞九朗(27) - 森廉
司法修習生。裁判官志望。代々裁判官を輩出している名門一家の出身だが、成績は悪く、一族の落ちこぼれ、と陰口されてきた。口癖は「すみません」で、自分は法曹には向かないんじゃないかと思っている。根が真面目で素直なため、思い込んだら周りが目に入らなくなる性格。人生に悩む仲間たちの力になりたいと奮闘するが、いつも空回りしてしまう。料理が得意。
杉浦 浩平(25) - 夕輝壽太
司法修習生。検事志望。幼いころから神童とよばれ、司法試験もストレートで合格。挫折を知らない秀才だが、初めてできた彼女との初体験で負った心の傷が原因で未だ童貞。自分のブランドが傷つくことを極端に恐れ、無意識に他者との衝突を避けている。そのため、親密な関係を築くことが苦手で、「それは僕の問題じゃない」と人のことには深入りしない。
事務員
大山 みどり(47) -
服部真湖
所長秘書兼事務員。事務所一番の古株職員。事務所のナンバー2として、さくらから絶大な信頼を置かれている。さくらの威光を笠に着て、「そんなんじゃ良い成績もらえないわよ!」と修習生たちに厳しくあたるが、それはたくましい法曹人として彼らを育てるためのポーズである。しかし、その思いが修習生たちに伝わることは少ない。
北村 瞳 - 穂花 / 樋口 弥生 - 斎藤ナツ子 / 東田 久美 - 高橋あゆみ / 矢沢 誠 - 坂本七秋
事務員。
その他のS&K関係者
草川 一夫 -
伊東孝明
調査部主任。
久保田 優作(40) - 山口馬木也
修習生たちの指導弁護士。弁護修習前日に酔った夏希と一夜を共にする。企業法務部のエースだったが、法律家としての大切な何かが欠けていると考えたさくらが、働きながらそれに気づいて成長してほしいと一般民事部に異動させた。民事部に異動させられたことを快くは思っておらず、勤務態度が不真面目に映ることもある。「モメればモメるほど人生は面白い」と公言し、難しい案件ほど燃えるタイプ。損得勘定抜きで仕事を持ち込むさくらと似ているが、実の親子でもあり、普段は距離を取っている。伊豆の小野寺 結衣の実家の財産などの問題を解決した後に夏希にプロポーズし結婚。単身インドネシアに渡る。
神谷 健一(43) - 湯江健幸
一般民事部。修習生たちの指導弁護士。民事部のエース的存在。「この事務所の次期代表は俺だ」と思っていたのに、久保田が現れたことで自分の地位に危機感を抱いている。そのため、揉め事があるたびに久保田へ食ってかかる。しかし、実は意外に正義感は強い。優秀な弁護士だが、揉め事を嫌い依頼者をたびたび怒らせている。また、有名料亭の息子であり、夏希たちに腕をふるう。最終話では大山と結ばれた。
桂木 さくら(70) - 中村玉緒
S&K法律事務所の所長。本作のもう一人の主人公。夏希たちの修習先の法律事務所を経営する弁護士。「モメゴトは人を幸せにする」が座右の銘。利益度外観で、モメゴトの弁護を引き受けて来ることもしばしば。かつて「あたしたちは六法全書と結婚する」と誓い合い、一緒に法律事務所を設立した女性がいた。その女性が夏希の母・春江であることはまだ誰も知らない。「もめごとは幸せを呼ぶ福の神」という紙を持った人形(モメ福様)を拝み、揉め事が解決すると、依頼者に暗唱させている。久保田 優作は実の息子。
バー SAFARI
藤島 車輪(46) -
本村健太郎
SAFARIのマスター。また演じる本村は本作の法律監修にも携わっている[4]
藤島 クミ - 森口彩乃 / 藤島 ルミ - さくま心央 / 藤島 マミ - 音河亜里奈
車輪の娘たち。店を手伝いながら、ダンスを披露する。クミが長女[5]、ルミが次女[6]、マミが三女[6]
揉め事の対象者
染谷 -
小柳友貴美
夏希が住んでいたマンションの大家。夏希の部屋から久保田が出てくるのを目撃し、男子禁制だと夏希を追い出す。しかし住民が捨てたゴミ袋の中身を勝手にチェックしたため、久保田からプライバシー侵害だと言いがかりをつけられた上、住民からも訴えると言われてトラブルになっていたが、改めて住民と話し合うことにする。
横井 幸 - 西山繭子
海外で活躍する天才バイオリニスト。13歳の時にドイツで行われた権威あるコンクールで優勝してデビューを果たし、ニューヨークを拠点に活動している。父・正行[7]の死により銀行口座が凍結。凍結された口座は“父との絆”の象徴だと考えて名義変更を行わず、デビューした時から幸の収入はすべて父の銀行口座に振り込まれていた。しかし、父の死を知った守が法定相続分を越える遺産の相続を主張してきたため、1週間後の海外公演が始まるまでに凍結を解除して口座を使えるようにしてほしいと依頼する。
横井 良子 - 宮田早苗
幸の母親。正行の妻。
沖立 守 - 大浜直樹
菊子の息子。幸の義理の兄。夏希たちには無職だと語っていたが、実際はIT企業のオーナーで100億の資産がある。大学受験前に菊子から実の父親が正行だということを聞かされる。知人から正行の死を知らされ、法定相続分を越える遺産の相続を主張する。
沖立 菊子 - 芦沢孝子
守の母親。正行の前妻。
沖立 春花 - ひがし由貴
守の妻。入院している。
山ア 美春 - 吉井怜
離婚調停の依頼人。互いの思い違いに気づいて夫とよりを戻そうとしたが、双方の両親が対立してしまう。担当の神谷に両親への説明を求めるが、揉め事を嫌い個人的なことだからと断られる。
白井 清道 - 石橋保
銀座の呉服店主。子供の取り違え事件の被害者。
白井 咲 - 山口香緒里
清道の妻。
黒田 健介 - おかやまはじめ
秋田の役所勤務。代々続くマタギの家系。子供の取り違え事件の被害者。
黒田 和子 - 中島ひろ子
健介の妻。気の強いところがある。
山田 光子 - 広岡由里子
子供の取り違え事件のあった病院に勤務していた看護師。
広田 正則 - 木下ほうか
光子の元夫。夫婦には子供がいなかった。
小平 良美 - 宮地眞理子
夫の浮気を理由に離婚を求める依頼人。
小平 圭一 - 西ノ園達大
良美の夫。300年続く老舗和菓子屋の経営者。
岩崎 玲奈 - 杏さゆり
圭一の浮気相手。本人の希望で離婚調停に同席する。
鈴木 貴子 - 服部妙子
ゴールデンレトリバー麻子の飼い主。隣人を名誉棄損で訴えたいと相談している。
鈴木 吾郎 - 十貫寺梅軒
貴子の夫。穏やかな性格。
岸田 潤子 - 溝口園枝
鈴木家の隣人。隣人の犬が庭に小便をして芝生が枯れてしまい、それを中傷する貼り紙をした。
竹下 典子 - 橘実里
キャバクラ嬢。娘を児童相談所から取り戻したいと依頼する。
竹下 彩花 - 今井風花
典子の10歳になる娘。母を慕っている。
内藤 清子 - 三鴨絵里子
彩花を保護している児童相談所の職員。典子は育児放棄をしていると主張している。
片桐 正和 - 尾関伸嗣
学童保育所の経営者で、婚約不履行問題の依頼人。
川端 まどか - ともさと衣
正和の婚約者だったが、理由も告げずに婚約を破棄してきたという。
猿橋 理一 - 仁科貴
自動車販売業者。売買契約を結んだ車を引き渡し寸前にイノシシに傷つけられ、受け取りを拒否されてしまう。
犬飼 智治 - 大河内浩
猿橋と車の売買契約を結んだが受け取りを拒否している。当初は話し合いも拒否していたが訴訟をチラつかされ事務所を来訪する。
川島 祐太 - 本多力
会社員でセクハラ問題の依頼人。怠け癖があり、周囲の社員たちを敵だと思い込んでいる。
和田 孝子 - 田中広子
川島の上司。川島から、川島の休憩中に覗きに来たセクハラだと訴えられるが、実は心配していただけだった。
清水 幸一 - 上杉祥三
洋菓子店の経営者。弟の慎二に自作のケーキ「君と見た満月」が商標権を侵害していると販売の停止を求められている。
清水 慎二 - 四方堂亘
幸一の弟で洋菓子店の経営者。パリでの修業経験がある。
清水 由美子 - 比佐廉
慎二の妻。幸一との話し合いに同席する。
小林 正道 - 河野洋一郎
優秀な商社マン。社長として海外に勤務する前に痴漢の冤罪を晴らしたいと依頼してきた。人生は勝ち負けだと考えている。
若林 もえ - 香椎凛
痴漢の被害者だが、その証言は嘘だったと告白する。かつて小林の会社が経営し、今は閉鎖された第三工場で働いていたことがあり、小林から表彰されたこともある。
大西 久美子 - 田中美登里
痴漢の目撃者だが、その証言は嘘だったと告白する。かつて小林の会社が経営し、今は閉鎖された第三工場で働いていた。
小野寺 草薫 - 小木茂光
伊豆で代々伝わる日本舞踊小野寺流の家元。弟子に乗っ取られた小野寺流を取り戻し名誉を回復したいと依頼する。結衣の父。
小野寺 美佐江 - 藤井佳代子
草薫の妻で、結衣の母。
小野寺 和樹 - 斎藤歩
草薫の弟子。結衣の代わりに小野寺流の後継となるため草薫と養子縁組をしたが、財産贈与を受けた後に草薫を追い出し破門した。夏希の叔父である椎名万次郎とつながっている。
児島 咲江 - 田根楽子
依頼人。購入の際に資金援助をした息子夫婦宅の所有権を主張している。
児島 詩織 - 内田もも香
咲江の息子、雄一の妻。自宅の鍵を取り替えて咲江を締め出した。
児島 雄一 - 田島俊弥
咲江の息子。
その他の登場人物
椎名 春江(69) -
星由里子
夏希の母親。彼女を女手ひとつで育ててきた。かつて女性が働くのが珍しかった時代に、弁護士として第一線で活躍していた。現在は認知症を患い、老人ホーム「ガーデンズホーム白百合」で過ごしている。
斉藤 - 前沢保美
春江が入所する老人ホームの職員。


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