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やノートページでの議論にご協力ください。モバイルSuica(モバイルスイカ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)が提供する、「おサイフケータイ」対応の携帯電話及びApple Pay・Google Pay対応機種を含んだスマートフォンにおいて、同社が発行するIC乗車カードであるSuicaの機能を搭載したアプリケーションソフトウェアおよびそのサービスである。かつてはおサイフケータイ対応PHSに向けてもサービス提供が行われていた。
本項では、iOS版モバイルデバイス向けに提供している「Apple PayのSuica」、ならびにAndroid版モバイルデバイス向けに提供している「Google PayのSuica」など「モバイルデバイスにおけるSuicaサービス」についても記す。 2006年1月28日にNTTドコモとau(KDDI、沖縄セルラー電話)の対応機種を初めにサービスを開始した。同年12月2日にSoftBank、2009年7月5日より旧ウィルコム(現・Y!mobile)のPHSでもサービスを開始した[1]。 また、2011年7月23日に、NTTドコモとau、SoftBankのAndroid搭載のスマートフォンでもサービス開始した[2]。2013年4月6日にはイー・モバイルのAndroid搭載のスマートフォンでもサービス開始した[3]。 なお、これまでおサイフケータイ搭載のSIMフリー端末については長らく非対応の状態が続いていたが、2015年12月2日の定例社長会見において、昨今利用者数を増やしているこれらSIMフリー端末についても、12月中旬を目処に対応させることを正式に発表した[4]。各キャリアのiOS端末については、2016年9月7日に行われたAppleのスペシャルイベントにおいて、10月下旬よりApple PayのSuicaの提供を開始することが発表されている(後述)。 2020年9月8日時点の現在の会員数は約1000万人である。2023年3月14日では会員数が2000万人を突破した[5]。 カード型のSuicaと同様に、Suicaに対応している自動改札機などを利用してJRや私鉄などの交通機関に乗車できる機能や、駅構内(駅ナカ)・街中(街ナカ)の店舗や自動販売機・コインロッカーでの支払いができるSuicaショッピングサービス機能がある。Suicaとしての基本機能については「Suica」を参照 モバイルSuicaでは、これに加えて、携帯電話の機能を利用したオンラインチャージ(入金)や利用履歴および残額の確認、定期券・新幹線特急券[注 1]・Suicaグリーン券[注 2] の購入・利用などの機能が提供されており、カード型より機能が付加されている。 モバイルSuicaを利用するためには、モバイルSuicaのアプリがインストール可能な携帯電話(スマートフォンまたはフィーチャーフォン)が必要である。対応機種でもモバイルSuicaがプリインストールされていない場合は、モバイルSuicaのウェブサイトから専用アプリをダウンロードできる。 モバイルSuicaには会員種別がある。
概要
基本機能
会員登録
モバイルSuica(通常会員)
オンライン決済のためのクレジットカード登録を要する会員。2020年2月25日までは年額1,050円(税込)の年会費を支払う必要があったが(Apple PayのSuicaはサービス開始当初より無料)、翌2月26日以降は年会費が全面無料化された[6]。
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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