モトクロス世界選手権(モトクロスせかいせんしゅけん、Motocross World Championship 略称MXGP)は、モーターサイクルによるモータースポーツ。国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が主催する、ヨーロッパを中心に世界を転戦するモトクロス世界選手権大会。1991年から1995年まで鈴鹿サーキットで、2005年からスポーツランドSUGOで日本グランプリ開催。 世界選手権創設当初から1990年ごろまでは名実ともに500ccクラスが最高峰であったが、1990年代に入ると250クラスに有力選手が集まりだしたため、250ccクラスが最も注目されるクラスとなった。 当初は各クラスが別日程で開催されていた(日本グランプリは例外的に2クラス開催された)が、1999年から2000年にかけて実験的に2クラスや3クラス同時開催が試みられ、2001年から全戦全クラス統一したイベントとなった。その後2004年からMX3クラスが別日程開催となり現在にいたる。 エンジン機構に関わらず500cc、250cc、125ccと名称の通りであったが、1990年代に4ストロークの排気量拡大が認められるようになった。 全日本モトクロス選手権最高峰ライセンスの国際A級では、IA1/IA2という名称でMX1/MX2クラスに該当するクラスが開催されている。 アメリカでもモトクロスは人気があり、ハイレベルな選手権が開催されているため、世界チャンピオンが全米選手権に挑戦する場合もある。 日本人では渡辺明がチャンピオンを獲得。 年250125500
目次
1 概要
2 現在のクラス
3 歴代チャンピオン
3.1 ライダー
3.2 マニファクチャラー
4 外部リンク
概要
現在のクラス
MX1(旧250クラス、旧MXGPクラス)2ストローク175cc以上・250cc以下または4ストローク290cc以上・450cc以下のエンジン搭載車。予選は20分+2周のレース方式。決勝は35分+2周の2レース制。モトクロス世界選手権最高峰クラス。
MX2(旧125クラス)2ストローク100cc以上・125cc以下または4ストローク175cc以上・250cc以下のエンジン搭載車。予選は20分+2周のレース方式。決勝は35分+2周の2レース制。
MX3(旧500クラス、旧650クラス)2ストローク290cc以上・500cc以下または4ストローク475cc以上・650cc以下のエンジン搭載車。MX1、MX2車両も出場可能。他の2クラスとは別日程開催。決勝は30分+2周の2レース制。
歴代チャンピオン
ライダー
1957年 ビル・ニルソン
1958年 ルネ・ベイテン
1959年 ステン・ルンディン