モテキ
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モテキ
ジャンル
青年漫画恋愛漫画
漫画:モテキ
作者久保ミツロウ
出版社講談社
掲載誌イブニング
レーベルイブニングKC
発表号2008年23号 - 2010年9号
発表期間2008年11月11日 - 2010年4月13日
巻数全5巻
話数31話
ドラマ:モテキ ドラマ24第20弾特別企画
演出大根仁
制作テレビ東京オフィスクレッシェンド
放送局テレビ東京系列
放送期間2010年7月16日 - 10月1日
話数12話
藤本幸世
土井亜紀
中柴いつか
小宮山夏樹
林田尚子森山未來
野波麻帆
満島ひかり
松本莉緒
菊地凛子
映画:モテキ
監督大根仁
制作テレビ東京東宝
配給東宝
封切日2011年9月23日
上映時間118分
藤本幸世
松尾みゆき
枡元るみ子

唐木素子森山未來
長澤まさみ
麻生久美子
仲里依紗
真木よう子
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『モテキ』は、久保ミツロウによる日本漫画。また、それを原作としたテレビドラマと、2011年の日本映画
概要

イブニング』(講談社)にて、2008年23号から2010年9号まで連載された。単行本は「全4.5巻」。本編は第4巻までで、第4.5巻は番外編と作者へのインタビュー・対談などが収録されたファンブックとなっている。キャッチコピーは『人類、必読。心に刺さる恋物語。』

第1巻には連載以前の『週刊ヤングマガジン』2003年35号に掲載された藤本幸世と林田尚子の中学時代を描いた読み切り漫画「リンダリンダ」が、第3巻には『マガジンSPECIAL』2009年No.09号に掲載された藤本の高校時代を描いた番外編「モテキ in school days」が、第4.5巻には連載終了後の『イブニング』2010年15号 - 16号に掲載された中柴いつかを主人公とした前後編の番外編「モテキ ガールズサイド」がそれぞれ収録された。「リンダリンダ」が「モテキ」の原点になっており、本作は「リンダ リンダ」の事実上の続編となっている。物語の時系列としては「リンダリンダ」→「モテキ in school days」→1巻 ・2巻 ・3巻→「モテキ ガールズサイド」→4巻という流れになる。

作者の久保ミツロウは当初は1巻で完結させるつもりだった。しかし、連載を続けるうちにアイデアがどんどん広がり、最終的に4巻まで続くことになった。人気絶頂中の連載終了だったため、読者のみならず編集部からも続編を打診されたが、久保は描きたいことは全部描ききったという理由で物語に潔く幕を下ろした[1]

テレビドラマ化された2010年の新語・流行語大賞では作品名“モテキ”が候補語60語にノミネートされた。連載中よりも連載終了後に発行部数を伸ばした、近年では稀有な漫画作品となっている[1]。2011年11月時点で累計発行部数は200万部を突破している[2]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2012年8月)(使い方

三十路間近のモテない草食系男子の派遣社員・藤本幸世は、ある日突然知り合いの女の子から次々と連絡が入り、いわゆる「モテ期」が始まる。これまでモテ期の来なかった藤本は、焦りながらも女の子とコンサートに行ったり水族館に行ったりと、無我夢中でデートやイベントをこなしていくが……。
登場人物
藤本幸世(ふじもと ゆきよ)
本作の主人公。29歳(作中で30歳の誕生日を迎える)。
派遣社員。九州出身。夢もなく金もなく、今までモテたことがない恋にへタレな草食系男子。人生初の「モテ期」到来に戸惑いながらも異性との交遊を重ねるが、自分に対する自信の無さと恋愛経験値の低さから、あと一歩のところで玉砕しまくる。亜紀や夏樹によるとモテるスペックはあり、高校3年生の時に人生で1度だけ後輩の文子から告白されたこともあるが、外見が好みではなかったため断っている。一応非童貞。都会暮らしが合わないらしく、作中で太ったり痩せたりを繰り返している。
土井亜紀(どい あき)
27歳。派遣社員。藤本の前の派遣先の同僚で、後にオム先生の会社のマネージャーとなる。千葉出身。会社では眼鏡をかけており地味で苦手なタイプと藤本は思っていたが、素顔は美人で社交的な素敵女子。だがその一方で素敵女子なりのコンプレックスも持ち合わせている。毎年夏の野外フェスに参加するほどの音楽好きで、物語より1年前にフジロックに藤本と一緒に行ったことで当時の彼氏に浮気していると誤解され、別れている。その1年後の彼女のメールから藤本の「モテ期」が始まった。「モテ期」が来る前から藤本に好意を抱きアプローチをする。しかし、藤本の優柔不断な性格故に上手くいかず衝突を繰り返すが、紆余曲折の末に藤本と交際を始める。4人のヒロインの中で唯一、藤本と肌を重ねた。その後仕事が忙しく、藤本に何もしてあげられないことに罪悪感を抱き、藤本の帰郷中に別れを一方的に切り出すが、物語のラストで再会する。喫煙者。
中柴いつか(なかしば いつか)
22歳(作中で23歳の誕生日を迎える)。照明助手。神奈川出身。女らしさを感じさせない元気な女の子。藤本とは2年前に飲み会で知り合って以来、音楽や漫画の趣味が合う気の置けない友達の一人で、恋愛遍歴も似通っている。藤本は作中で一緒にいるとすごく楽だと述べている。島田に片想いしており、そのことを引きずっていたが、藤本の後押しがきっかけで立ち直る。それをきっかけに藤本と友達以上恋人未満の関係となるが、藤本と亜紀のキスを目撃してショックを受け、交流が途絶えたまま物語は終了する。その後の顛末は連載終了後の番外編「モテキ ガールズサイド」に描かれている。
小宮山夏樹(こみやま なつき)
藤本より1歳年下のOL。静岡出身。藤本が25歳の時に出会った、人生で一番好きだった女性。美人な上に気さくな性格で「愛されゆるふわ」な雰囲気を持つが、真意の汲み取れないミステリアスな一面を持つ。酒に弱く酔うといろいろなことがどうでもよくなるために様々なトラブルを引き起こしている。それが原因で婚約を解消した経験がある。後に仕事を退職し、腰を痛めて九州に帰省していた藤本と、祖父の葬儀で帰省していた島田の前に現れる。島田を誘惑して寝た後、藤本の実家に泊まり藤本の両親とも打ち解けるが、自分の思ってもいない方向に進む人生が好きだと言って、藤本の前から去る。
林田尚子(はやしだ なおこ)
藤本の中学の同級生。中学時代は素行が悪く、藤本は彼女を「女ヤンキー」と呼んで避けていた。一方で祖母の面倒を見るなど家族思いな一面を持ち、藤本と林田の当時の馴れ初めが連載以前の読み切り漫画「リンダリンダ」で描かれている。その後も波瀾万丈な人生を送ったようだが、今はすっかり丸くなっており、娘の由真と二人で地元で暮らしている。藤本が実家に帰省した際に偶然再会し、その後藤本の相談相手として様々な助言を与える。原作者の久保ミツロウは林田はあくまでゲストキャラだと述べている。
島田雄一
藤本の中学・高校の同級生。会社員。藤本とは親友同士であり、上京してからも藤本とは度々遊んでいる。中学・高校時代は坊主頭で冴えない風貌をしており、藤本と同じ童貞だったが、大学進学後の桜子との再会を機に、急激に様々な女性と交際するようになる。特にイケメンではないが好漢であるため人に好かれやすく、何人もの女性と浮気をしており、数ヶ月前に結婚した妻のユリエとは実は離婚の危機にある。いつかの初恋の相手。
神崎桜子
藤本の高校の2年先輩。高校では生徒会で書記をしており、無線部だった藤本とは部室が隣同士でよく顔を合わせていた。藤本の初恋の人であり、告白したが振られている。実は隣の部室でいろんな男と関係を持っていたが、藤本は全く気づかなかったことが、番外編「モテキ in school days」に描かれている。後に東京の大学に進学し、同じく東京の大学に進学してきた童貞の島田を誘惑して関係を持った。
文子
27歳。通称「ブル子」。藤本の高校の2年後輩で、藤本に告白した唯一の女性。現在は結婚して子供を授かっており、夫のひろ君と居酒屋を経営している。常連客の尚子とは顔見知り。
小宮山基樹
夏樹の姉。保育士。外見は夏樹と似ても似つかないが、夏樹以上に毒舌家。藤本の初体験の相手である。後にできちゃった結婚をして、実家のあった静岡に移った。
林田由真
10歳。尚子の一人娘。小学生。小悪魔的な性格でクラスの男子にモテているが、全く相手にしていない。なぜか藤本にはよく懐いている。
墨田
40代。通称「墨さん」。バツイチで、藤本とそっくりの顔を持つが、藤本とは対照的に世慣れていてかなりのプレイボーイ。セクハラめいた発言が目立つが、友人や身の回りの相手に対しては面倒見のよい一面も見せ、偶然飲み会で会った藤本や、知人のオム先生のことを何かと気にかけている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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