この項目では、1964年に公開されたゴジラシリーズ第4作目の作品について説明しています。1992年に公開されたシリーズ第19作目の作品については「ゴジラvsモスラ」をご覧ください。
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モスラ対ゴジラ
GODZILLA vs. MOTHRA[出典 1]
Mothra vs. Godzilla[4][5]
GODZILLA VS. THE THING[出典 2]
監督
本多猪四郎(本編)
円谷英二(特撮)
脚本関沢新一
製作田中友幸
出演者
宝田明
星由里子
ザ・ピーナッツ
小泉博
藤木悠
佐原健二
田島義文
小杉義男
藤田進
田崎潤
音楽伊福部昭
撮影
小泉一(本編)
有川貞昌(特撮)
富岡素敬(特撮)
編集
藤井良平(本編)
石井清子(特撮)
製作会社東宝[出典 3]
配給
東宝[13][16]
アメリカン・インターナショナル・ピクチャー[7]
公開
1964年4月29日[出典 4]
1964年[7]9月17日[注釈 1]
上映時間
89分[出典 5][注釈 2]
91分(海外版)[31][注釈 3]
製作国 日本
言語日本語
配給収入15億5,000万円[34]
前作
モスラ(モスラ前作)
キングコング対ゴジラ(ゴジラ前作)
次作三大怪獣 地球最大の決戦
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『モスラ対ゴジラ』(モスラたいゴジラ)は、1964年(昭和39年)4月29日に公開された日本映画[19][21]。ゴジラシリーズの第4作であり[出典 6]、映画『モスラ』の続編でもある[33][29]。製作・配給は東宝。カラー、東宝スコープ[出典 7]。併映は『蟻地獄作戦
』[出典 8]。略称は『モスゴジ』[38][39]。初回興行時の観客動員数は351万人[出典 9][注釈 4]。主要襲撃地点は名古屋。 怪獣映画10周年を記念して東宝が制作し[46]、タイトルにもあるようにモスラとゴジラの闘いを初めて描き、その集大成を狙った作品[47][24]。明確に善・悪に分けた怪獣対決の図式を初めて導入した作品でもあり[出典 11]、本作品でのゴジラはモスラに対する悪役として描かれている[出典 12]。また、ゴジラとしては初めて操演怪獣との対決となった[8][53]。第1作『ゴジラ』および『モスラ』を踏襲した描写が多く取り入れられている[48][54]。 一見単純な娯楽作品の体裁をとりつつも、「観光開発ブーム」「背後の興行師による暗躍」「新聞の第三権力化」など、当時の世相への批判がさり気なく盛り込まれている[46][注釈 5]。また、主人公が新聞記者という設定には、当時の社会派推理小説ブームが反映されている[33][注釈 6]。 本作品の公開された1964年には『宇宙大怪獣ドゴラ』『三大怪獣 地球最大の決戦』と怪獣映画が3本公開されており、後の第一次怪獣ブームの土台を築いたとされる[出典 13][注釈 7]。本作品以降、ゴジラ映画は毎年製作されるようになった[2][24]。 1972年ごろには『モスラ』と『ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘』を編集した8ミリ映画と、ソノシートとセットの絵本「モスラ アタック東京!」が発売されており、本作品の国内盤DVDの特典に収録されている。
概要