メーキステウス(古希: Μηκιστε??, Mecisteus)は、ギリシア神話の人物。タラオスとリューシマケー
の子で、エウリュアロスの父親。兄弟のアドラストスと共にテーバイ攻めの七将に参加したとされるが、アイスキュロスの悲劇では彼は七将に数えられていない。アポロドーロスの『ビブリオテーケー』では、テューデウスの代わりに七将の一人として参加する説もある。ヘロドトスもメーキステウスをテーバイを攻めた戦士の一人として記しているが、七将の一人なのかは明らかではない。『イーリアス』では彼はテーバイでのオイディプスの葬礼競技に参加し、拳闘競技で全勝したとされる。
参考文献
アポロドーロス『ギリシア神話』高津春繁訳、岩波文庫(1953年)
更新日時:2015年7月6日(月)15:55
取得日時:2019/07/09 07:02