メン・イン・ブラック3
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メン・イン・ブラック3
Men in Black 3

監督バリー・ソネンフェルド
脚本デヴィッド・コープ
ジェフ・ナサンソン
イータン・コーエン
マイケル・ソッチョ
原作ローウェル・カニンガム
製作ウォルター・F・パークス
ローリー・マクドナルド
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
G・マック・ブラウン
出演者ウィル・スミス
トミー・リー・ジョーンズ
ジョシュ・ブローリン
ジェマイン・クレメント
マイケル・スタールバーグ
エマ・トンプソン
音楽ダニー・エルフマン
撮影ビル・ポープ
編集ウェイン・ウォーマン
ドン・ジマーマン
製作会社アンブリン・エンターテインメント
Hemisphere Media Capital
P+M Media Image Nation
配給 コロンビア ピクチャーズ
東宝東和
公開2012年5月25日
上映時間108分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$215,000,000[1]
興行収入$179,020,854[2]
$654,213,485[2]
31.3億円[3]
前作メン・イン・ブラック2
次作メン・イン・ブラック:インターナショナル
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『メン・イン・ブラック3』(メン・イン・ブラックスリー、Men in Black 3, MIB3, MIB3)は、2012年アメリカSFアクションコメディ映画
概要

メン・イン・ブラック映画シリーズ生誕15周年記念作品。ウィル・スミストミー・リー・ジョーンズジョシュ・ブローリン出演、バリー・ソネンフェルド監督、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮。同年5月25日、前作『メン・イン・ブラック2』から10年ぶりの続編としてアメリカ、ロシア、イギリス、中国など世界101の地域で同時公開された[4]。批評家から概ね高評価を受け[5]、そして世界で6億2400万ドル以上を稼ぎ[2]、インフレ調整前ではシリーズの中で最高の興行収入を記録した[6][7]
ストーリー

月面のルナマックス銀河系刑務所から、隻腕のボグロダイト星人である凶悪犯のボリスが脱獄した。ボリスは地球に降り立ち、かつて片腕を失い逮捕される原因となったエージェントKを過去に遡って殺害するため、タイム・マシーンを持つ電気店経営の男と接触を図った。

一方、エージェントJとKの二人は地球の平和を守るため日々奔走していた。ある日、エイリアンが人間の内臓を食っているとの通報を受け、現場の中華料理店に向かう。エイリアンの経営する店の厨房でボリスの好物であった宇宙エビを発見、ボリスが脱獄したことを知る。突然、二人は店内でエイリアンの襲撃を受ける。激しい攻防の中、Kはボリスと再会、ボリスは「お前は過去で死ぬ」という言葉を残し姿を消すのだった。一方的に突き放したKの態度が腑に落ちないJは本部に戻りデータベースで1969年に起こった出来事を調べ、「1969年7月16日、フロリダ州ケープ・カナベラルにてエージェントKがボリスを逮捕」「その際、ボグロダイト星人を殲滅する武器を入手した」という情報を得るものの、それ以上は機密扱いされていた。その晩Kは電話でJに『後悔』や『秘密』といった謎めいた事を話すが、それ以上何も語る気のないKに落胆したJは電話を切る。しかし、その電話を最後にKは一切の痕跡を残さずに忽然と消えてしまう。

翌日、MIB本部に出勤したJはKのことを誰も覚えていないことに混乱する。他界したエージェントZに代わり着任したエージェントOとJは、ボリスの歴史改変により、Kが40年前に死亡したことになっていることに気付く。しかも、1969年にボグロダイト対策にKが備え付けたアークネットも失われ、ボグロダイトは地球侵攻を開始していた。Jは歴史を修正するため、電気店経営の男を訪ね、ボリスと同じ装置でKが殺される前日の1969年7月15日にタイムトラベルする。

ボリスを探してコニーアイランドを訪れたJは、そこで29歳の若い時代のエージェントKに出会う。当初はまるで信用されなかったJであるが、やがてKからの信頼を得て、ともに手がかりを探すことに。ボウリング場、さらにアンディ・ウォーホルのスタジオ“The Factory”を訪れ、そこでアークネットと予知能力をもつ宇宙人・グリフィンと出会う。グリフィンの母星はボグロダイトに滅ぼされており、地球が同じ運命を辿らないよう警告される。JとKはシェイ・スタジアムでグリフィンからアークネットを手渡され、6時間後に発射されるアポロ11号に取り付けるよう指示を受ける。

ケープ・カナベラルに到着した3人は不審者として軍隊に拘束されるが、グリフィンの予知能力を垣間見たエドワーズ大佐によって解放される。JとKはロケット発射台で、それぞれ現在のボリスと1969年のボリスと格闘する。Jはタイムジャンプマシンを使った奇策によって結果的には無傷で現在のボリスを発射台から叩き落す。Kは1969年のボリスの片腕を打ち抜いて発射台から落とし、アークネットをロケットに取り付けることに成功する。アークネットは宇宙空間で展開され、現在のボリスは落下先でロケットの噴射に巻き込まれ焼死する。発射台から戻ってきたKを大佐が出迎えるが、1969年のボリスによる不意打ちで大佐は斃れてしまう。Kに銃口を向けられたボリスは自分を逮捕するよう挑発するが、今回の騒動を経たKは改変前と異なりボリスを撃ち殺した。

そして、車両から大佐の息子・ジェームズが父親を探して降りてくる。大佐の死を知らせたくないKはニューラライザーでジェームズの記憶を操作し、彼の父親は英雄だと伝える。元の時間に帰るタイミングを逸していたJは事の顛末を見届けていたが、その幼いジェームズこそがかつての自分である事に気付き、Kが消失した夜に彼が言い残した『後悔』と『秘密』の正体を知る。

元の時間に戻ってきたJはKと食堂で会い、宇宙が知らない秘密と遠い昔の昨日の話をして席を立つ。そこで別席にいたグリフィンが、Kがチップを払わないと地球が大変なことになると観客に警告するが、Kがチップを置きに戻ってくると、地球に向かっていた小惑星が間一髪、軌道周回中の人工衛星に衝突。グリフィン以外の誰も知らない所で地球は無事救われる。
キャスト

役名俳優日本語吹替
エージェントJ
(英語版)ウィル・スミス江原正士
エージェントK(英語版)トミー・リー・ジョーンズ谷口節[8]
ヤング・エージェントKジョシュ・ブローリン
エージェントOエマ・トンプソン高島雅羅
ヤング・エージェントOアリス・イヴ北西純子


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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