メリー・ジェーン・ワトソン
[Wikipedia|▼Menu]

メリー・ジェーン・ワトソン
出版の情報
出版者
マーベル・コミック
初登場アメイジング・スパイダーマン 25号(1965年6月)
クリエイタースタン・リー
作中の情報
フルネームMary Jane Watson
種族人間
著名な別名MJ
赤い ソーニャ[1]
能力幅広い演技のスキル

メリー・ジェーン・ワトソン(Mary Jane Watson)は『スパイダーマン』の登場人物。
経歴

通称はMJ。職業は女優モデル。様々な恋人と付き合った後にスパイダーマンであるピーター・パーカーの恋人になった。メイデイ・パーカーの母でもある。

脚本家を志すフィリップと演劇科の学生マデリーン・ワトソンの間に生まれる。後に夢に行き詰まったフィリップが家庭内で暴力をし始めたため、マデリーンは夫を置いて2人の娘とともに家を出た。その後も姉のゲイルが夫に捨てられ、生活に苦しんでメリー・ジェーンを頼ってくるなど苦労が絶えなかった。

このような人生を送ってきたことにより、本当の自分の感情を覆い隠すような幅広い演技のスキルを身に付けた。これが女優としての仕事に役立つことになる。
他のメディア
映画
サム・ライミ三部作

キルスティン・ダンストが演じる。吹き替えは岡寛恵が担当。

スパイダーマン』 - ハリー・オズボーンと付き合う。

スパイダーマン2』 - 舞台女優になって、ジョン・ジェイムソンと婚約する。

スパイダーマン3』 - ピーターと付き合う。(日本テレビ版放送の金曜ロードショーでの吹き替えは北乃きいが担当。)

MCU版

マーベル・シネマティック・ユニバース』(MCU)では、ゼンデイヤが演じる。吹き替えは真壁かずみが担当。ニックネームは原作コミックスと同様に“MJ”だが、フルネームが“ミシェル・ジョーンズ・ワトソン(Michelle Jones-Watson)”に変更されており、女優やモデルの職にもついていない。
キャラクター像

ピーター・パーカー/スパイダーマンのクラスメイトであり、“ミッドタウン高校”に通う褐色の肌とソバージュの髪型が特徴の女子高生。学力コンテスト・チームの一員でもある。良く表現すると博識且つ勉強熱心でクール、露骨に表現すると掴みどころがなく、少々根暗かつ、一匹狼にも見える変わり者で、ブラックジョークをよく織り交ぜた独特な口ぶりで話し相手を困惑させることも多い。友達はいないと自称していたが[注釈 1]、ピーターには関心を持っており、現在では彼がスパイダーマンであると知ると共に恋愛関係になった。同時にネッド・リーズを含むクラスメイトたちとも健全な友好関係を築いている。特技は似顔絵を描くこと。また、『ブラック・ダリア事件』を愛好している[注釈 2]
各作品での描写
スパイダーマン:ホームカミング
MCU初登場の本作における彼女は、ピーターとの仲は悪くないものの何かに付けて側に現れ皮肉を言うほか[注釈 3]、学力コンテストで自身の解答でチームを優勝に導き、ホームカミング・パーティでは彼の姿を見るなり中指を立てる様子も見せた。物語のラストでは、学力コンテスト・チームの新キャプテンに選ばれ、チームの皆を友と認めて、自身のニックネームが“MJ”であると明言する。
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
本作では、ピーターやブラッド・ディヴィスから想いを寄せられており、ブラッドとは親しげに接することもあったが、結局後述の結末となる。一方でピーターがスパイダーマンの正体であると薄々感づいており、彼との仲が進展していく。これに加え、ピーターがネッドたちを救おうと放ったウェブによって引っ張り出されたホロプロジェクターを拾って新ヒーローのクエンティン・ベック/ミステリオがペテンであるとピーターに確信させたり、ベックが自分たちが狙っているかも知れないと察して、友達全員を巻き込まないためにネッドやベティ・ブラントと共にその場を離れ、襲って来たドローンを展示物のモーニングスターで叩き落とすなど、見せ場も多い。科学史ツアーをピーターたちと楽しむ中、プラハではプラハ国立歌劇場から抜け出すピーターの後をつけて、“火のエレメンタル”が暴れる広場に直面すると、ホロプロジェクターを拾い、カレル橋をピーターと2人で歩くと彼がスパイダーマンであると気付いたことを話すと共に、プロジェクターを渡した。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:43 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef