「メリッサ」
ポルノグラフィティ の シングル
初出アルバム『PORNO GRAFFITTI BEST BLUE'S』
B面
見えない世界
月飼い
リリース2003年9月26日
規格
レーベルゲートCD
レーベルゲートCD2(再発盤)
マキシシングル(再々発盤)
ジャンルJ-POP、ロック
時間4分33秒
レーベルSME Records
作詞新藤晴一
作曲ak.homma
プロデュース田村充義、本間昭光
ゴールドディスク
日本レコード協会
プラチナ
プラチナ(PC配信)[1]
チャート最高順位
オリコン
週間2位[2]
2003年度年間34位[3]
2004年度年間66位[3]
ポルノグラフィティ シングル 年表
音のない森
(2003年)メリッサ
(2003年)愛が呼ぶほうへ
(2003年)
ミュージックビデオ
「メリッサ」 - YouTube
ライヴ映像
「メリッサ」(横浜・淡路ロマンスポルノ'08 ?10イヤーズ ギフト?) - YouTube
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「メリッサ」(英語: Melissa)は、ポルノグラフィティの楽曲。2003年9月26日にSME Recordsより12作目のシングルとしてリリースされた。 前作『音のない森』から約1か月ぶりのリリースとなる、リリースラッシュ第2弾シングル。 表題曲「メリッサ」はMBS・TBS系アニメ『鋼の錬金術師』オープニングテーマとして書き下ろされ、タイアップの兼ね合いから告知番組の放送前日である金曜日の発売となった。また、初回仕様(デジパック仕様)には「鋼の錬金術師オリジナルステッカー」が封入されている。 収録曲3曲の歌詞に登場する「月」が本作のテーマになっており[4][5]、歌詞カード・ディスク本体にはそれぞれ三日月(「メリッサ」)、半月(「見えない世界」)、満月(「月飼い」)のイラストが描かれている。ジャケット含めたこれらのイラストは「月」からインスピレーションして新藤晴一が2日かけて書き下ろしたものである[4][5]。なお、裏ジャケットのメンバーのイラストも新藤が勢いで描いたものである[6]。 2004年6月21日にレーベルゲートCD2規格で再リリースされたが、同年11月にSMEがコピーコントロールCDから撤退したため[7]、2006年1月25日にマキシシングル盤で再々リリースされた。 オリコン週間シングルランキングでは最高2位を獲得。同ランキングでの登場回数は自己最高の38週を記録し、それまでの最長記録であった『アゲハ蝶』を抜き、シングルでは自己最長のロングセラーを記録している。また、次作『愛が呼ぶほうへ』との同時トップ10入りを記録した他、年末年始には3週(合算週含む)返り咲きを果たしている。 アニメタイアップということもあり、文化放送『A&Gメディアステーション こむちゃっとカウントダウン』の楽曲ランキング「こむチャート」にもランクインを果たしている。初登場となった第52回(2003年10月4日放送分)では10位であったが[8]、週を追うごとに順位を上げ、第55回(2003年10月25日放送分)で首位を獲得すると[9]、第58回(2003年11月15日)まで4週連続で首位を獲得した[10]。また、2003年の年間トップ10(こむちゃ年間ベストヒット10)では7位[注釈 1]を獲得した[11]。 アニメ雑誌『アニメージュ』主催の『第26回アニメグランプリ』(2003年)ではアニメソング部門1位を獲得し、翌年の『第27回アニメグランプリ』でも6位にランクインを果たしている。
概要
チャート成績
収録曲全編曲: ak.homma, ポルノグラフィティ。
#タイトル作詞作曲時間
1.「メリッサ」新藤晴一ak.homma4:33
2.「見えない世界」岡野昭仁岡野昭仁4:38
3.「月飼い」新藤晴一Tama4:28
合計時間:13:39
楽曲解説
メリッサMBS・TBS系アニメ『鋼の錬金術師』第1期オープニングテーマ
第18回 日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー[12]
楽曲制作にあたり、曲に対する要望は特に受けておらず、新藤は「向こうの制作スタッフの人たちが『ポルノグラフィティとやりたい』って言ってくれたから、僕らも一生懸命作った」と語っている[4]。複数の候補曲の中から選ばれた本楽曲は明確に『鋼の錬金術師』のストーリーを意識し、「自己犠牲」をテーマに詞が書き上げられた[13]。
当初は「響きが良い」という理由から「メッセ」がタイトルの候補であったが[4]、意味が「見本市」だったためボツとなり、辞書で「メッセ」に近い言葉を探す中でたまたま見つけた「メリッサ[注釈 2]」がそのままタイトルに採用された[4]。
2007年頃を境にライヴ及び音楽番組で本楽曲を披露する際はシーケンスからサビの追いコーラスの音源が流されなくなっていたが[注釈 3]、2022年8月5日に出演したテレビ朝日系列『ミュージックステーション』[14]より復活している。
ギターソロのイメージは、新藤曰く「サンタナの『哀愁のヨーロッパ』を聴いたゲイリー・ムーアが『パリの散歩道』を作ったのを聴いた俺がギターを弾いた感じ[4]」。
MVは監督のセキ★リュウジから「異空間のイメージの中でメンバーに何かを演じてもらう」という構想を聞いた新藤が「わし、殺陣がやりたい!」と言い始めたことがきっかけで、岡野が「道化師」、新藤が「剣士」、Tamaが「科学者」を演じており、それぞれ「女神」「魔物」「サナギの樹」という対象が設定されている。