メディアタイプ
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「MIMEタイプ」はこの項目へ転送されています。MIMEについては「Multipurpose Internet Mail Extensions」をご覧ください。

メディアタイプ(日: メディア型[1]: Media Type(s))は、ファイルやインターネット上で転送されるコンテンツの形式を表現する識別子である。MIMEタイプや要素タイプ (Content type)とも表記される。text/plainのように、スラッシュで区切る表記が特徴的である。

公式には、IANAがメディア型を管理している。現在の形式のメディア型は、.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}RFC 1341のMIMEの仕様の一部として定義されたことに始まる。RFC 1341では、電子メールの本文や添付ファイルの種類の記述に用いている。その後、HTTP[2]などその他のインターネットプロトコルや、HTML[3]のようなファイル形式でも同様の目的に使用されるようになっていった。

RFC 2046やRFC 6838など、メディア型に関するRFCが複数存在するほか、WHATWGのMIME Sniffing Standardの4 MIME typesにもメディア型(MIMEタイプ)に関する規定が存在する。

RFC 2046の技術的内容及び構成を変更しない日本語訳が,日本産業規格JIS X 5810-2:2008「多目的インターネットメール拡張 (MIME) ―第2部: メディア型」として発行されている[1]
名称について

RFC 1341では、Content-Typeの値 (Content-Type Values)またはMIMEタイプ (MIME type)と表記されている。その後、RFC 1590でメディア型の名称が定められた[4]。一部のRFCではインターネットメディア型 (Internet Media Type)と表記する事例もある。

HTMLおよび関連する仕様では、このメディア型を指す用語としてMIMEタイプ(MIME type)を用いている。この理由は、CSSメディアクエリにおける「メディア種別」(media type)との混同を避けるためである[5]
命名規則

メディア型は、最上位メディア型[1] (: top level media type)と(メディア)下位型 (: sub-type)[1]、そして非必須のパラメーターの組み合わせで構成される。

たとえば、とあるHTMLファイルについてtext/html; charset=UTF-8というメディア型が付与されたとする。この例では、textが最上位メディア型、htmlがメディア下位型、charset=UTF-8が文字コードを表すパラメーターである。

下位型は「ツリー」または「ファセット」と呼ばれるさらなる分類がなされる。

構文:

最上位メディア型 / 下位型 [ ; パラメーター ]

最上位メディア型 / [ ツリー. ] 下位型 [ +接尾辞 ] [ ; パラメーター ]

パラメーターは複数付与する場合もある。例: text/plain; charset=iso-2022-jp; format=flowed; delsp=yes
最上位メディア型

最上位メディア型は、全般的な大分類を表す部分である。

最上位メディア型毎に未知のメディア下位型の扱いが規定されており、受信側は自分の扱えない下位型であっても最低限の取り扱いが可能となる。text の場合は text/plain、application/octet-stream・multipart の場合は multipart/mixed である。application・image・audio・videoなどは、未知のsubtypeについてapplication/octet-streamとして扱うよう規定している。
個別最上位メディア型

個別の最上位メディア型[1]は次のものが存在する。
text
テキスト情報。特にplainメディア下位型はどんな種類の指令(例えば「文字の大きさを変更する」とか「動画を埋め込む」とか)も含まないプレーンテキストを表す。
image
画像情報。その内容は画像処理機(典型的には表示装置印刷機など)を介して提示される。
audio
音声情報。その内容は音声出力機器(スピーカー)を介して提示される。
video
映像情報。その内容は映像を処理する機構を介して提示される。
application
典型的には、専用のアプリケーションを用いて処理される情報。
model
3次元コンピュータグラフィックスなどのモデルデータ。RFC 2011で新設。
font
フォントRFC 8081で新設。
複合最上位メディア型

複合の最上位メディア型[1]は次の2つである。
multipart
複数の独立したデータ型から成る情報。
message
カプセル化されたメッセージ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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