メタルコア
Metalcore
様式的起源ハードコア・パンク
ヘヴィメタル
ニュースクール・ハードコア
スラッシュメタル
メロディックデスメタル
デスメタル
文化的起源1990年代後期
アメリカ合衆国
マサチューセッツ州
使用楽器ボーカル
ギター
ベース
ドラム
派生ジャンルデスコア
メロディック・メタルコア
マスコア
ジェント
融合ジャンル
エレクトロニコア
ローカルシーン
関連項目
スクリーモ
ポスト・ハードコア
メロディック・ハードコア
ニューメタル
ラウドロック
デスヴォイス
テンプレートを表示
メタルコア(Metalcore)は、音楽のジャンルの一つ。 ハードコアから派生したという見解と、ヘヴィメタルから派生してできたという解釈がある。 メタルコアという呼称が一般化する以前には、アース・クライシスなどの一部のニュースクール・ハードコアバンドがメタルコアと呼ばれることがあった。 ハードコア・パンクおよびヘヴィメタル(とりわけスラッシュメタル、メロディック・デスメタル)の性質が混交した音楽性を持ち、スラッシュメタル的な刻みリフ、ツーバスを用いた激しいドラムビート、ブレイクダウン、ビートダウンなどによって特徴づけられる。歌唱法においては、ハードコア由来のドスを効かせた咆哮や、スクリーモにみられる金切り声のようなシャウト(スクリーム)、デスメタルなどで用いられるグロウル、ガテラルを軸とするスタイルが存在する。正統派ヘヴィメタルやエモなどと同様にクリーンヴォイスで歌い上げるパターンもある。 このジャンルはヘヴィメタルとハードコアの明確な線引きが難しく、シャドウズ・フォールやトリヴィアムなどのヘヴィメタルとしかいえない音楽性を備えたバンドも出現しており、単にハードコア出身でヘヴィメタルの要素を持っているバンドのことを指すこともある。 ブラック・フラッグ[1]、バッド・ブレインズなどをはじめとするオリジネイター達は[2]ブラック・サバスを尊敬し、彼らを追い抜こうと切磋琢磨していた。英国のディスチャージやエクスプロイテッドらもメタルから影響を受けた[3]。ミスフィッツは『Earth A.D.』をリリースし、スラッシュメタルに絶大な影響を与えた[4]。しかし、それでもパンクとメタルの両シーンは1980年代半ばまで断絶されたままであったといえる。1984年になると、メタルとハードコアの相互作用は最終的にはRuthie'sと呼ばれるカリフォルニア州バークリーのクラブでクロスオーバースラッシュシーンを作り出した[5]。メタルコアという言葉は元々このようなクロスオーバースラッシュのバンドを指すものであった[6]。コロージョン・オブ・コンフォーミティ
概要
音楽的特徴
歴史
黎明期詳細は「ハードコアパンク」および「クロスオーバー・スラッシュ」を参照
余談ではあるが、1980年代の日本のハードコア・パンク・シーンではG.I.S.M.や初期のGASTUNKがメタルコアと呼ばれた[15]。これは一時代の局所的な呼称であり、本記事で扱うメタルコアとは直接の関連性はない。 1984年から1995年にかけて新しいタイプのハードコアバンドが現れた[16]。代表的なバンドにはHogan's Heroes
1990年代(メタリックハードコア)