メタルギアソリッド_ピースウォーカー
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メタルギアソリッド
ピースウォーカー

ジャンルタクティカル・エスピオナージ・オペレーション
対応機種PlayStation Portable
PlayStation 3(HDエディション)
Xbox 360(HDエディション)
開発元小島プロダクション(PSP版・HDエディション)
元気(HDエディションのみ)
発売元コナミデジタルエンタテインメント
プロデューサー小島秀夫、今泉健一郎
ディレクター小島秀夫
シナリオ小島秀夫、村田周陽
音楽陣内一真本田晃弘戸田信子
美術新川洋司
人数協力プレイ 1 - 4人(通信時のみ)
対戦プレイ 1 - 6人(通信時のみ)
メディアUMD版:UMD1枚
DL版:ダウンロード
発売日 2010年4月29日
2010年6月8日
2010年6月17日
2010年6月18日
HD エディション
2011年11月10日
2011年11月8日
対象年齢CERO:C(15才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI:18
デバイスメモリースティックDuo対応 30MB以上
売上本数HD エディション
100,497本[1]
その他アドホック通信対応
データインストール対応(330MB以上)
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『METAL GEAR SOLID PEACE WALKER』(メタルギアソリッド ピースウォーカー、略称: MGSPW)は、2010年4月29日に日本で発売されたPlayStation Portable用ソフト。開発は小島プロダクション、販売はコナミ。メタルギアシリーズの作品。2011年11月10日にHD エディションPlayStation 3版、Xbox 360版)が発売された。
概要

評価

ゲームレビュー
評価者点数
All Game
[2][3]

1974年中米コスタリカを舞台に、主人公の「スネーク」 (BIG BOSS) が新型核搭載歩行戦車「ピースウォーカー」を巡る陰謀を阻止するために活躍するアクションアドベンチャーゲーム。本編は従来の『メタルギアソリッド』シリーズの流れを汲む正統派の潜入諜報アクション。

メタルギアソリッド4』(2014年が舞台)でソリッド・スネークの物語は完結を迎えたが、本作は『メタルギアソリッド3』(1964年が舞台)から『メタルギア』(1995年が舞台)までの間のミッシング・リンクの時代に当たる。シリーズの監督・小島秀夫はPSPで『メタルギアソリッド5』にあたるものを作るべく『メタルギアソリッド4』のスタッフを投入して本作を制作した。物語の時代は冷戦の最中であり、テーマは平和抑止力

『サブシスタンス』『ポータブル・オプス』『メタルギアソリッド4』でも多人数プレイは可能だったが、いずれも対戦プレイだった。本作ではシリーズで初めて『モンスターハンター ポータブル』シリーズのような4人協力プレイが導入された。後述のように『モンスターハンターシリーズ』のキャラクターもゲスト出演している。

『ポータブル・オプス』同様、イベントシーンはリアルタイムポリゴンデモではなく『バンドデシネ』のように絵イラストでストーリーが展開していく。ムービー中に操作を要求される事もあり、ステージ評価に影響する場合がある。今作のイラストは新川洋司を始めとする複数のイラストレーターによって描かれており、前作のイラストを担当したアシュレイ・ウッドもゲストとして参加している。また、数は多くはないがリアルタイムポリゴンデモも存在する。『ポータブル・オプス』の無線には声が付いていなかったが、本作ではフルボイスとなっている。

2009年9月に行われた東京ゲームショウ2009では、「未体験抑止版」と銘打たれた体験版が配信され、同年11月からは内容を更新した第2バージョンの体験版「未完成抑止版」が公式サイトで無料配信された。

敵兵士や敵の兵器を捕獲し自分の傭兵組織とその基地(マザーベース)を構築・発展させる要素があり小島は数百時間遊べるゲームだと話している。『週刊ファミ通』のクロスレビューではPSP用のゲームとしては史上初の40点満点を獲得した。

メタルギアシリーズで初めてパッケージ版とダウンロード版が同時発売された作品でもある。ダウンロード版を購入することでPlayStation Vitaでのプレイも可能。
イントロダクション
ピースウォーカー事件
1964年、かつて第二次世界大戦で活躍した英雄・ザ・ボスは核兵器を持ってソビエト連邦に亡命、世界に全面核戦争の危機が迫った。アメリカ合衆国はザ・ボスの弟子であったスネークをソ連に単独潜入させる「スネークイーター作戦」を展開。スネークは自分の師であるザ・ボスを倒すことで世界を核戦争の危機から救い、「BIGBOSS」の称号を与えられた。しかしその後、スネークは姿を消した。スネークイーター作戦から10年後の1974年11月4日南米コロンビアの地で「国境なき軍隊」(MSF; Militaires Sans Frontieres)を率いていたスネークは、ある日、コスタリカ国連平和大学の教授を名乗るラモン・ガルベス・メナの訪問を受ける。ガルベスは、常設軍を有していないはずのコスタリカで最近武装集団を見かけるようになったと話し、この武装集団にラ・シーア(CIA)が関与している可能性を指摘する。そしてガルベスは、コスタリカの平和を守るために、その武装集団を追い出してほしいとスネークに依頼する。「CIA(アメリカ)が関与しているようならば、政治で解決するしかない」と一蹴し依頼を拒否するスネークに、「国は動けない」とガルベスは食い下がった。そしてガルベスは、今回の依頼が政府からではなく一人の少女からのものであることを打ち明ける。パス・オルテガ・アンドラーデというその少女は、ガルベスの教え子で、以前行方不明の友人を探しに武装集団の施設に侵入したところを捕まり、暴行を受けたことがあると話す。しかし、あくまで断ろうとするスネークに、ガルベスは最後にこう言葉を添えた。「あなたを、ビッグ・ボスと知っての頼みだ」5時間後、追い討ちをかけるようにガルベスは1本のカセットテープを差し出す。パスの友人がCIAに囚われていた際に録音されたというその音声には、既に死んだはずのザ・ボスの声が含まれていた。


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