メタルギアソリッド4
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メタルギアソリッド4
ガンズ・オブ・ザ・パトリオットジャンル
タクティカル・エスピオナージ・アクション
対応機種PlayStation 3
開発元小島プロダクション
発売元コナミデジタルエンタテインメント
プロデューサー小島秀夫、今泉健一郎
ディレクター小島秀夫
デザイナー小島秀夫
シナリオ小島秀夫、村田周陽
音楽ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ本田晃弘戸田信子陣内一真
美術新川洋司
シリーズメタルギアシリーズ
人数1人(オフライン)
最大16人(オンライン)
メディアBD-ROM(片面2層)1枚組 or ダウンロード
発売日2008年6月12日
対象年齢BBFC:15
CERO:D(17才以上対象)
ESRBM(17歳以上)
OFLC(豪):MA15+
OFLC(新):R16
PEGI:18+
コンテンツ
アイコン暴力、犯罪
デバイスデュアルショック3対応
売上本数約600万本
約83万本[1]
その他対応音声出力
リニアPCM5.1ch
ドルビーデジタル5.1ch
トロフィー対応(2012年8月6日?)
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メタルギアソリッド4のロゴ

『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』(メタルギアソリッドフォー ガンズ・オブ・ザ・パトリオット、METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS、略称: MGS4)は、2008年6月12日発売のPlayStation 3用ソフト。メタルギアシリーズの6作目にあたる。開発は小島プロダクション
概要

2005年5月17日(米国時間)E3のコナミカンファレンスで製作を正式発表。以後様々なメディアにおいて本作監督・小島秀夫が「本作で、メタルギアシリーズ本編の謎はすべて解決し、ソリッド・スネークの物語は完結する」と明言し[2]、メタルギアソリッドシリーズは完結するが、メタルギアシリーズそのものはライフワークとして継続することを宣言した[3]。これは小島の作品としてではなく、小島プロダクションとしてシリーズを製作していくという意味で、本人はプロデュースに徹すると述べている。

2008年2月29日 、ゲーム業界では珍しい全世界同時発売を2008年6月12日に行うと正式発表。同時に3種類のパッケージによる販売も発表し、本編のみの通常版、通常版に特典映像ブルーレイディスクを同梱したスペシャルエディション、スペシャルエディションとPS3をセットにしたプレミアムパックを発売[4]。また、SCEからも『PLAYSTATION3 METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS WELCOME BOX with DUALSHOCK3』が発売された[5]

日本の『ファミ通』のクロスレビューでは史上8作目の40点満点を獲得、日本国外の大手ゲーム雑誌のGame Informer[6]、大手ゲームサイトのIGN、GameSpotでも満点を獲得[7][8]

ゲーム機関の1UP、GameSpot、PALGNで最優秀賞であるGame of the Yearを獲得、Joystiqでも2008年のナンバーワンゲームに選ばれるなど数々の賞を受賞。2009年時点で、合計94部門受賞したと『週刊ファミ通』誌上で発表された。また当誌で、エンターブレイン社長浜村弘一は、「ゲーマーなら、このゲームをプレイしなければ必ず後悔する」と称賛している。

物語のテーマは「SENSE」[9]で、劇中では感覚、意志、遺志など、台詞の中に様々な言葉のルビとして用いられている。

ゲームのジャンルはステルスアクションとされるが、「隠れるところはない (NO PLACE TO HIDE)」を基本コンセプトとし、敵に気取られずに進むことが重要となっている。そのため従来のように小部屋やロッカーなど身を隠せる場所は少ない。

ナンバリングタイトルとしては、シリーズで初めて完全版の発表がないタイトルとなっている。

2012年8月6日より、トロフィー機能およびデータの一括インストール機能対応パッチ(Ver.2.0)を配信[注 1]、パッケージ版も順次発売[10]

2014年12月17日より、ダウンロード版がPlayStation Storeで配信開始された[11]
ストーリー
ガンズ・オブ・ザ・パトリオット事件
武装集団「サンズ・オブ・リバティ」の引き起こしたビッグ・シェル占拠事件以降、世論の反発で正規軍の他国への派兵が困難となった
アメリカが、PMC(民間軍事会社)にこれを代替させるようになった。その結果、PMCが急速に台頭。無人兵器の発達やナノマシンによる兵士、武器、兵器、戦場の制御管理を行う「SOPシステム」の確立を背景として合理的な戦争経済が成立し、戦争はビジネスへと変わっていった。オタコン雷電と共にオルガの娘の捜索、愛国者達の調査を行っていたソリッド・スネークだったが、ビッグ・ボスからの遺伝子コピーにより生まれた因果により、肉体の急激な老化が進み、突然の発作に苦しめられるようになっていた。身分を隠す必要性と、老化による容姿により、オールド・スネークと呼ばれていた。ビッグ・シェル占拠事件から5年後の2014年。スネークのもとに国連職員となった元ハイテク特殊部隊・FOXHOUND司令官ロイ・キャンベルが訪れ、世界各国の大手PMCを運営するマザーカンパニー・「OUTER HEAVEN」を統率し、大規模な軍事蹶起を目論むリキッド・オセロットの暗殺を非公式に依頼する。残り僅かな余命をこの任務に賭けたオールド・スネークは、任務を遂行するためリキッドが潜伏する中東の戦場へと単独潜入を開始する。
ゲームシステム

主人公オールド・スネークを操作し、障害となる敵や仕掛けなどを攻略しながら目標地点に到達させるのが目的となる。
既存の機能と変更点
キャラクター操作
スネークは立ち、しゃがみ、ホフクの三姿勢で行動できる。立ち姿勢では走ることができ移動速度が速く、ローリングも使用できるが、カムフラージュ率が大きく減り、敵に発見されやすくなる。ホフク移動は見つかりにくいが移動速度は遅い。歩き移動で足音が敵に聞こえないようになり、前作『
メタルギアソリッド3』にあったストーキング移動はなくなったが、ホフク状態ではカムフラージュ率を低下させずに移動するスカウトホフクが可能になったほか、ホフクから仰向けの状態になることもできる(逆も可能)。本作では、しゃがみ姿勢から中腰のまま移動することが可能になったほか、ホフク・仰向けの状態から死んだふりをすることもできる。その他、横ローリング、バックステップ、転がるなどのアクションも追加。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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