メインフレーム
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「ホストコンピュータ」はこの項目へ転送されています。コンピュータネットワークの用語については「ホスト (ネットワーク)」をご覧ください。
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IBM System z9 メインフレーム1964年日本電信電話公社中央統計所へ導入されたIBM 7044

メインフレーム(: mainframe)は、主に企業など巨大な組織の基幹情報システムなどに使用される大型コンピュータを指す用語[1]。汎用コンピュータ、汎用機、大型汎用コンピュータ、ホストコンピュータ、大型汎用機 などとも称される[2][3]
概要1960年代後半、NASAに設置されたSystem/360モデル91のオペレータコンソール

メインフレームとは企業政府などの組織業務処理を行うコンピューターを指す用語で、主に科学技術計算用のスーパーコンピュータや、より小型のミニコンピュータオフィスコンピュータサーバーなどとは区別されている。また観点により大型汎用コンピューターなど複数の用語が使用されている。詳細は「メインフレーム#呼称」を参照

最初のメインフレームは1950年代UNIVAC Iと言われる。1964年のIBM System/360コンピュータ・アーキテクチャによる互換性を持ったコンピュータ・ファミリーを形成し、従来の専用コンピューター(専用機)との対比で汎用コンピューター(汎用機)とも呼ばれた。

1970年代から1980年代はメインフレームの全盛期となったが、1990年代により小型で安価な分散システムによるダウンサイジングが進み、また一部のメインフレームにオープン標準が採用された。現在は主にミッションクリティカルな基幹業務に求められる大量データ処理や継続的な互換性、高度な信頼性可用性保守性(RAS)を必要とされる用途などに使用されている。

メインフレームから生まれた技術や用語には、上述のコンピュータ・アーキテクチャの他、マルチタスク仮想記憶仮想機械オペレーティングシステムハードディスクフロッピーディスクデータベース管理システムオンラインシステムなどがある。
呼称

メインフレームは複数のアーキテクチャのコンピュータを世代・用途・規模などで分類した用語のため、趣旨や経緯により以下のように多数の呼称が用いられる。1990年代以降は一部のメインフレームでオープンシステム対応が進み、各呼称の表す内容も変化がみられる。
メインフレーム(英語: mainframe)
直訳は「主な枠」となる。由来は諸説あるが、周辺機器端末などを含めたシステム全体の中核を構成するためと言われる。当初は単に「コンピュータ」と称されたが、1960年代にミニコンピュータ分散システムの対比語として使用され始めた。メインフレームを製造・販売しているメーカーをメインフレーマーとも称する。
汎用コンピュータ、汎用機(英語: general purpose computer, all purpose machine)
System/360登場以前の、商用計算専用機や科学技術計算専用機など「専用機」の対比語である。厳密には、メインフレームで商用計算と科学技術計算を兼ねないものは汎用コンピュータとして扱わない。1990年代にUNIXサーバパーソナルコンピュータなどが普及すると、この語の使用頻度は減少した。
大型コンピュータ(英語: large computer)
筐体サイズ、金額、構築されるシステム規模などによる、コンピュータの分類である。対比語はミニコンピュータオフィスコンピュータなど中型のミッドレンジコンピュータや、ワークステーションパーソナルコンピュータなどの小型コンピュータなど。必ずしもアーキテクチャは意味しない。
ホストコンピュータ(英語: host computer)
本来は端末の、現在は分散システムなどの対比語として用いる。メーカーなどが公式に使用することは少ないが、日本の現場では伝統的に広く用いられ、メインフレーム系の技術者や営業など担当者を「ホスト系」、分散システムのそれを「オープン系」と称する場合も多いが、日本以外では必ずしも通用しない。
その他
1990年代のダウンサイジング全盛時代から、サーバ機能も兼ね備えるメインフレームを「メインフレームサーバ」、大企業向けサーバを「エンタープライズサーバ」、などと称するメーカーも見られる。

日本は従来、マスコミ・政府・通商産業省JISの文献などで、「汎用コンピュータ」や「汎用機」の語が広く使用されたが、2000年以降は「メインフレーム」の語が代替して増加しており、主要メーカーは現在、主に以下を使用している。

メインフレーム - IBM富士通日本電気

エンタープライズサーバ - 日立製作所ユニシスBull

歴史
誕生(1950年代 - )フランクリン生命保険会社に設置されたUNIVAC I

1950年に世界最初の商用コンピューターUNIVAC Iが登場した。UNIVAC Iは商用演算向けで従来のパンチカード市場と競合したが、1952年アメリカ合衆国大統領選挙の結果を予測した事で有名となった。シリーズ名のUNIVACはコンピューターの代名詞ともなり、エッカート・モークリー・コンピュータ・コーポレーション(EMCC)、レミントンランド、更にスペリーにより販売された。

1952年にIBMがIBM 701[4]で、そして1954年にはバローズがB205で商用コンピューター市場に参入した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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