メアリー
Princess Mary
ハーウッド伯爵夫人
Countess of Harewood
1926年
続柄ジョージ5世第1王女
全名Victoria Alexandra Alice Mary
ヴィクトリア・アレクサンドラ・アリス・メアリー
称号プリンセス・ロイヤル
ハーウッド伯爵夫人
身位Princess(王女)
敬称Her Royal Highness(殿下)
出生1897年4月25日
イギリス
イングランド、ノーフォーク、ヨーク・コテジ
死去 (1965-03-28) 1965年3月28日(67歳没)
イギリス
イングランド、ヨークシャー、ハーウッド・ハウス
配偶者ヘンリー・ラッセルズ
子女ジョージ
ジェラルド
プリンセス・ロイヤルおよびハーウッド伯爵夫人メアリー王女(英語: Princess Mary, Princess Royal and Countess of Harewood、全名: ヴィクトリア・アレクサンドラ・アリス・メアリー・ラッセルズ; Victoria Alexandra Alice Mary Lascelles、1897年4月25日 - 1965年3月28日)は、イギリスの第6代ハーウッド伯ヘンリー・ラッセルズの妻。当時ヨーク公だったジョージ王子(のちのイギリス王ジョージ5世)とメアリー・オブ・テックの長女(第3子)として、ノーフォークのヨーク・コテジで生まれた。兄にエドワード8世、ジョージ6世、弟にグロスター公ヘンリー、ケント公ジョージがいる。 幼少期、教育は家庭教師から受け、時には兄弟たちと机を並べた。ドイツ語とフランス語が流暢に話せ、生涯を通じて馬と競馬が好きだった。最初に出席した公的行事は、1911年6月11日にウェストミンスター寺院で行われた両親の戴冠式であった。 第一次世界大戦中、メアリーは母と一緒に病院訪問やイギリス軍兵士と家族への支援活動に従事した。活動の一つに、イギリス陸海軍兵士の全員にクリスマス・プレゼントとして贈った「メアリー王女のクリスマス・ギフト基金」があった。また、ガールスカウト運動を積極的に啓蒙した。1920年にイギリス・ガールスカウト協会の名誉総裁になり、亡くなるまで務めた。成婚時のラッセル子爵ヘンリーとメアリー 1922年2月28日、メアリーはラッセル子爵ヘンリー(第5代ハーウッド伯ヘンリーの嗣子)と結婚した。この時にブライズメイトを務めたのは、友人のエリザベス・ボーズ=ライアン(翌1923年に次兄アルバートと結婚する)だった。結婚と同時にヘンリーはガーター騎士となった。夫妻はヨークシャーに新居を構えた。メアリーはヘンリーとの結婚に乗り気でなく、両親が決めた結婚であると言われてきた。長兄エドワードは、可愛がっていた妹を好きでもない男と結婚させるのに反対した。しかし夫妻の長男である第7代ハーウッド伯ジョージは回顧録の中で、広く知られている不幸な結婚だったという噂をきっぱりと否定している。曰く、両親はいつも一緒に過ごし、たくさんの共通の友人と趣味があったという。 1929年10月、ラッセル子爵ヘンリーは父のあとを継いで第6代ハーウッド伯爵を襲爵。
生涯