メアリーズビル市
City of Marysville
メアリーズビル市中心部
愛称 : The Shaded City (木陰の街)
位置
オハイオ州におけるメアリーズビルの位置
座標 : 北緯40度14分2秒 西経83度21分59秒 / 北緯40.23389度 西経83.36639度 / 40.23389; -83.36639
メアリーズビル(Marysville)は、アメリカ合衆国オハイオ州中央部に位置する都市。同州ユニオン郡の郡庁所在地である。州都コロンバスの北西25マイル(約40km)に位置し[1]、180万人の人口を抱える同市都市圏内の郊外都市の1つとなっている。市の人口は22,094人(2010年国勢調査)で、2000年国勢調査時より38.6%増加している[2]。
メアリーズビルはコロンバス都市圏、ひいてはオハイオ州中央部における産業の中心地としての役割を担っている。本田技研工業のアメリカ法人、ホンダ・オブ・アメリカはメアリーズビルに二輪車および四輪車の大規模な工場を有している。この工場の存在は、1970年代から1980年代にかけてアメリカ合衆国東部・中西部の他都市が軒並み衰退し、その地位を下げていく中にあっても、コロンバスおよびその都市圏が高い成長を続ける要因となった。また、ネスレのアメリカ法人が研究開発センターを置き、世界的な芝生・園芸用品メーカーであるスコッツ・ミラクル・グローが本社を置くなど、メアリーズビルには全米規模、世界規模で事業を展開している企業が集まっている。
目次
1 歴史
2 地理
3 政治
4 経済
5 交通
6 教育
7 人口推移
8 姉妹都市
9 註
10 外部リンク
歴史 メアリーズビル・スクエア(1846年)
1805年、ジェームズ・ギャロウェイらはこの地を初めて探索した[3]。その後1816年に、サミュエル・W・カスバートソンはこの地に町を創設し、娘のメアリーの名を冠してメアリーズビルと名付けた[4]。翌1817年には、スイス系のエイブラハム・アムリンが現代のメアリーズビルの中心部から北へ約2マイルの地点に移入し、この地における最初の定住者となった[5]。