ムービング・ピクチャー・カンパニー
Moving Picture Company種類非公開企業[1]
略称MPC
本社所在地 イギリス
ロンドン
設立1970年[2]
業種視覚効果
CGIアニメーション
従業員数1001-5000名[1]
所有者テクニカラー (親会社)
関係する人物ステファン・セレッティ
アダム・ヴァルデス
ギョーム・ロシェロン
(※いずれも同社のVFXスーパーバイザー)
外部リンク ⇒http://www.mpcvfx.com/
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ムービング・ピクチャー・カンパニー(Moving Picture Company)は、フランスのメディア企業テクニカラーの子会社であるイギリスのVFX制作会社。MPCの略称で知られる。
ロサンゼルス、モントリオール、トロント、パリ、リエージュ、ベルリン、バンガロール、ムンバイ、アデレードにオフィスを構えており[資料 1][資料 2]、主に映画およびテレビドラマのVFXを手掛けている。 1970年、ロンドンのソーホーにてテレビCMの制作会社として設立[2]。2004年にテクニカラー(当時はトムソン・マルチメディア)に買収されるまでは、イギリスの放送局ITVの傘下にあった[3]。 映画関連の業務を請け負うMPCフィルム(MPC Film)と、テレビドラマ関連の業務を請け負うMPCエピソディック(MPC Episodic)[4][5]という2つの部門に分かれており、2013年の『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』および2016年の『ジャングル・ブック』においてアカデミー視覚効果賞を受賞している。また、同賞以外にも英国アカデミー賞、クリティクス・チョイス・アワード、視覚効果協会賞などで多数の受賞・ノミネートを受けている。 企業活動においては、2016年2月に日本のポストプロダクション会社デジタルガーデンとカラーグレーディングに関する業務提携を行っており[6][7]、2017年9月にフランスのVFX会社ミクロス・イマージュ(Mikros Image 2021年9月、MPCとミクロス社との業務提携により、ミクロス社の映画・テレビドラマ部門がMPCエピソディックに統合された[12][13][14]。翌2022年1月には同じくテクニカラー傘下であったVFX会社Mr. Xと統合することが発表された他、広告部門のMPCアドバタイジング(MPC Advertising)がイギリスのザ・ミル社(The Mill MPCは『ターミネーター:新起動/ジェニシス』や『ブレードランナー 2049』においてバーチャルヒューマンの制作を手掛けている。前者では1984年公開の『ターミネーター』に出演した当時のアーノルド・シュワルツェネッガーが再現され、後者では前作にてショーン・ヤングが演じたキャラクターであるレイチェルが、実際に演じた俳優にCGの頭部を合成するという形で登場している。これらバーチャルヒューマンの生成技術は、Shadow Lab(シャドウラボ)と呼ばれる同社の研究開発スタジオにて開発されたものである[17][18]。 また、2019年にはテクニカラーの専門チームと共同でバーチャルプロダクションプラットフォームGenesis(ジェネシス)の構築も行っている[19]。 ※インターネット・ムービー・データベースの情報[20]および会社サイト[資料 3][資料 4]より引用。 公開年日本語題/原題
概要
統合
著名なプロジェクト
主な参加作品
映画
1999年まで
1995年リチャード三世
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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