ムービル
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ムービル


ムービルの外観(幸橋と五番街側入口 2009年6月撮影)
情報
正式名称ムービル
旧名称相鉄ムービル1・2・3・4・5
完成1988年
開館1988年11月12日
収容人員(5館合計)1,956人
延床面積4,770m²
設備ドルビーデジタル(サラウンドEX)、DTSMasterImage 3D
用途映画上映
運営東急レクリエーション
所在地220-0005
横浜市西区南幸2丁目1-22 相鉄ムービル(相鉄南幸第2ビル)
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度27分49.3秒 東経139度37分8.3秒 / 北緯35.463694度 東経139.618972度 / 35.463694; 139.618972 (ムービル)座標: 北緯35度27分49.3秒 東経139度37分8.3秒 / 北緯35.463694度 東経139.618972度 / 35.463694; 139.618972 (ムービル)
アクセス相模鉄道横浜駅(みなみ西口)・横浜市営地下鉄ブルーライン横浜駅(3番出口)より徒歩約3分
JR横浜駅(みなみ西口)より徒歩約5分
外部リンク ⇒http://109cinemas.net/movil/
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相鉄ムービル

店舗概要
所在地220-0005
神奈川県横浜市西区南幸2丁目1-22
開業日1988年11月12日
正式名称相鉄第2南幸ビル[1]
施設管理者相鉄ビルマネジメント
敷地面積3,572 m²[1]
延床面積13,858 m²[1] 
中核店舗映画館(ムービル)、飲食施設ほか
店舗数16店舗(2015年1月現在)[1]
営業時間各フロアによって異なる
最寄駅横浜駅

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正面入口(西側)

ムービル(MOVIL)は、神奈川県横浜市西区横浜駅西口付近にある映画館。 相鉄ムービル(そうてつムービル、正式名称:相鉄南幸第2ビル[1])内の2階と4階に位置する。109シネマズを全国で展開する東急レクリエーションが運営・管理する。
概要
前身

1956年4月2日相鉄不動産[注 1]によって横浜駅名品街(現在の相鉄ジョイナスの通路付近)内に第1劇場・第2劇場の2館体制で映画館を開業し、1958年9月19日に第3劇場を開業。1962年8月に相鉄興業(現・相鉄ローゼン)に譲渡された。第3劇場は1969年9月30日閉館。第1劇場・第2劇場は、初代 相鉄ムービル開業に伴い1971年3月5日に閉館[2]

一方、これとは別に1957年9月21日、相鉄不動産によって相鉄文化会館(現在は相鉄ジョイナスの敷地の一部、横浜駅西口郵便局付近)に第1劇場、地下劇場、相鉄演芸場(寄席)の3館体制で開業。こちらも1962年8月に相鉄興業に譲渡。初代 相鉄ムービル開業に伴い1971年3月5日に閉館[2]

上記の劇場名は相鉄ホールディングス社史の記述によるものであり、実際の劇場名は下記の通りに変遷を重ねた。


横浜駅名品街第1劇場 1956年4月2日相鉄映画劇場(松竹洋画系→東宝洋画系)→1962年12月10日相鉄東宝劇場(東宝封切)

横浜駅名品街第2劇場 1956年4月2日相鉄地下劇場(邦画名画→邦画名画・一部大映系)

横浜駅名品街第3劇場 1958年9月19日相鉄大映劇場(大映封切)→1961年9月29日[3]相鉄東宝劇場(東宝封切)→1962年12月10日相鉄松竹(松竹傍系の相模興行に賃貸。松竹封切)→1964年12月20日相鉄日活劇場(日活封切)

相鉄文化会館第1劇場 1957年9月21日相模松竹(松竹傍系の相模興行に賃貸。松竹封切)→1962年12月10日相鉄映画劇場(直営化。東宝洋画系)

相鉄文化会館地下劇場 1957年9月21日相鉄名画座(洋画名画)→1957年12月28日相鉄日活劇場(日活封切)→1959年1月22日相鉄東映劇場(東映封切)

相鉄文化会館相鉄演芸場 1957年9月21日相鉄演芸場・相鉄こども劇場(昼間は漫画映画などを上映。夜間は落語定席)→1959年9月1日劇場名を相鉄演芸場に統一。昼間は邦画名画→1961年4月29日相鉄東宝劇場(東宝封切)→1961年9月29日相鉄大映劇場(大映封切)→1962年4月29日相鉄文化劇場(ATG封切→1963年8月3日日活封切→洋画名画)

初代

相鉄ジョイナス(新相鉄ビル)の建設に伴い横浜駅名店街・相鉄文化会館の取り壊しが決定したため、1971年3月5日、相模鉄道本社(相鉄ビル)北側に初代「相鉄ムービル」(相鉄映画館ビル[4] 相鉄ビル・相鉄映画館ビルのいずれも、現在は横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの敷地の一部[5])を開館し、2か所に分かれていた映画館を集約。相鉄映画劇場(東宝洋画系)、相鉄文化劇場(松竹・東急系)、相鉄東宝劇場(東宝邦画系)、相鉄東映劇場(後の相鉄国際劇場、東宝洋画系)、相鉄名作劇場(後の相鉄中央劇場、東映→松竹邦画系)の5館体制で数々のヒット作を上映。2代目相鉄ムービルへの移転に伴い、1988年11月7日に閉鎖[2]
2代

横浜駅西口駅前再開発事業により、相模鉄道本社・初代相鉄ムービル・高島屋駐車場ビル用地に横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズを建設することが決定したため[6]1988年11月12日に現在地へ移転。移転を機に映画館名自体を相鉄ムービル1?5に改称し、本多劇場グループの経営による小劇場演劇専用の相鉄本多劇場(2014年11月30日閉館)も開設。ライブハウスやジャズバー、相鉄不動産・相鉄エージェンシー(現 横浜メディアアド)も入居した[7]

しかし2000年代になり、ワーナー・マイカル・シネマズみなとみらい(1999年9月10日開業、現・イオンシネマみなとみらい)などのシネマコンプレックスが同市内に台頭した影響で、徐々に客足を奪われると共に営業損失の計上が続くようになる。このため2005年11月17日、相鉄は映画館5館を2006年5月31日で閉館することを発表した[8]
東急傘下へ

2006年4月26日、オーナーの相鉄ビルマネジメントは、映画館部分の後継テナントとして6月1日より東急レクリエーションが出店することを発表、劇場名はムービルとなった[9][10]。同年12月9日に内装を一新[11]2011年3月12日、3DデジタルシステムMasterImage 3D」を導入しリニューアル。また、109シネマズとの提携により、109シネマズポイントカードの各種サービスが受けられるようになった。
データ
初代ムービル

所在地:神奈川県横浜市西区北幸1丁目3番23号 相鉄映画館ビル

運営:相鉄興業(現 相鉄ローゼン、1971年3月5日 - 1988年11月7日)

2代目ムービルに移転するため閉館した。
1F
相鉄東宝劇場相鉄東映劇場 → 相鉄国際劇場(1977年4月29日より)相鉄名作劇場 → 相鉄中央劇場(1977年4月29日より)
3F
相鉄映画劇場相鉄文化劇場
2代目ムービル

所在地:神奈川県横浜市西区南幸2丁目1番22号 相鉄第2南幸ビル

運営:相鉄ローゼン(1988年11月12日 - 2006年5月31日)→東急レクリエーション(2006年6月1日 - 現在)

支配人:近沢善孝(2005年)→板倉竜也(2006年
[11]


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