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議論はノートを参照してください。(2008年11月)
ムンバイ同時多発テロ
発生場所
場所 インド マハーラーシュトラ州ムンバイ
日付2008年11月26日、午後9時20分 pm[1] – 2008年11月29日 (IST, UTC +5:30)
攻撃手段爆破、銃撃、人質立てこもり[2]
兵器RDX、カラシニコフ自動小銃AK-47と類似品AK-56、手榴弾
死亡者172人(12月1日オーストラリアン)[3] もしくは174人(11月30日AP)[4]
負傷者239人(11月30日AP)[4]
容疑者意見が分かれているが、パキスタン系のテロリスト集団、事件発生まで無名であった「デカン・ムジャーヒディーン」[5]、インディアン・ムジャーヒディーン[6]、ラシュカレトイバ[7]、ダーウード・イブラーヒーム
ムンバイ同時多発テロ(ムンバイどうじたはつテロ)は、2008年11月26日夜から11月29日朝にかけて、インドのムンバイで外国人向けのホテルや鉄道駅など複数の場所が、イスラーム過激派と見られる勢力に襲撃され、多数の犠牲者を出したテロ事件。
概要インド西海岸沿いに位置するムンバイ
2008年11月26日夜、インド最大の都市であり商業の中心地でもあるムンバイ(旧名ボンベイ)で、同時多発的に発生した[14][15] 10件のテロ立てこもり事件は、11月29日朝、陸軍部隊がすべての立てこもり拠点を制圧して終結した[9][16]。少なくとも172人ないし174人[3][4](うち34人は外国人)が死亡、負傷者は239人[4] にのぼることが確認されている[17][18][19]。
テロ攻撃のうち8件が南ムンバイで起こった。標的となったのは、混雑したチャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、二カ所の五つ星ホテル(ナリーマン・ポイントにあるオベロイ・トライデントとインド門近くのタージマハル・ホテル)、コラバ地区にある旅行者に人気のレストラン(レオポルド・カフェ)、カマ病院、ユダヤ教正統派のナリーマン・ハウス(ムンバイ・ハバド・ハウス)、メトロ・アドラブ映画館である。ムンバイ警察の本部ではマハーラーシュトラ州対テロ特殊部隊の隊長を含む、少なくとも3人の警察幹部が銃撃戦によって死亡した。
ムンバイ港湾地区のマズガーオン造船所では爆発があった。10件目の事件として、空港に近い北ムンバイのヴィレー・パールレー郊外におけるタクシーの爆発があげられるが、南ムンバイの同時テロとの関連性は不明である[20]。
デカン・ムジャーヒディーンと名乗る組織から、事件の犯行声明を主張する電子メールが報道機関に送られた[21]。
捜査によりこの電子メールの発信元はパキスタンであることがつきとめられた[22]。
しかし、テロ実行犯たちの所属組織は特定されていない。インドのマンモハン・シン首相は、このテロ事件は単独では実行不可能であったろうから、おそらく「外部とのつながり」があるだろうと述べた[23]。
警察の発表によると、逮捕したテロリストのうち一人が、自分たち実行犯はパキスタンに本拠を置くイスラーム主義組織ラシュカレトイバ(Lashkar-e-Taiba)に所属していると供述したとのことである[24][25][25][26] が、このことはインド・パキスタン両国の関係に深刻な影響をもたらす可能性がある。