ムラサキウマゴヤシ
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ムラサキウマゴヤシ
Medicago sativa
分類APG III

:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 angiosperms
階級なし:真正双子葉類 eudicots
階級なし:コア真正双子葉類 core eudicots
階級なし:バラ類 rosids
階級なし:マメ類 fabids
:マメ目 Fabales
:マメ科 Fabaceae
亜科:マメ亜科 Faboideae
:シャジクソウ連 Trifolieae
:ウマゴヤシ属 Medicago
:ムラサキウマゴヤシ
M. sativa [1]

学名
Medicago sativa
L. [1]
和名
ムラサキウマゴヤシ[1]
英名
Alfalfa
亜種


M. s. subsp. caerulea

コガネウマゴヤシ M. s. subsp. falcata

M. s. subsp. glomerata

ムラサキウマゴヤシ(紫苜蓿、Medicago sativa)は、マメ科ウマゴヤシ属多年草中央アジア原産。アルファルファ(: Alfalfa)、ルーサン(英: lucerne)とも呼ばれる。
特徴

頑丈な根株から多数のを叢生し、伸びると1m程になる。に濃紫色から白色の蝶形花を付ける。

種子は硬実種子で、螺旋状に巻いた果実の中にある。

根が地中5?10mにも達するため、干害に強い。





果実

種子(バーは1mm)

利用

主にに与える牧草として使われる。ウサギの餌としてアルファルファの呼称でペットショップで販売されていることが多い。スプラウトの状態でサラダなどに使う。モヤシとしての名前は「糸もやし」。

日本では、牧草として明治時代に導入された。アルファルファは高栄養のマメ科飼料であり[2]、乾草やキューブとして、海外から毎年約30万トンが輸入されている[2]。栽培面積は、1980年頃には約6000ヘクタール、2000年頃までは8000?12000ヘクタール程度だったが[2]、除草剤に対する強さや越冬性の高い品種の誕生により、2017年時点で栽培面積が50000ヘクタールに達したと推定される[2]

生食用としては、播種後3?7日目のものが、アルファルファ・スプラウトとして利用される[3]。加工食品としては、茎や葉を粉砕して固めたものがサプリメントなどに用いられる[3]。健康食品として「食欲を増進する」「利尿作用がある」「強壮作用がある」などと謳われるが、人に対する効果については信頼できる十分な情報はない[4]。ただし、通常の食事で摂取する場合の安全性は示唆されている[4]
ギャラリー

スプラウトとしてのアルファルファ(糸もやし)

収穫された牧草

脚注[脚注の使い方]^ a b c 米倉浩司; 梶田忠 (2003-). “「BG Plants 和名?学名インデックス」(YList)”. 2012年6月15日時点の ⇒オリジナルよりアーカイブ。2011年5月17日閲覧。
^ a b c d “アルファルファ新品種「ウシモスキー」の特性と普及に向けた取り組み”. 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構. 2017年12月閲覧。


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