ムスカウ公園/ムジャコフスキ公園
(ドイツ・ポーランド)
新城(Neues Schloss)
英名Muskauer Park /
Park Mu?akowski
仏名Parc de Muskau /
Parc Muzakowski
面積348 ha
(緩衝地域 1204.650024ha)
登録区分文化遺産
登録基準(1),(4)
登録年2004年
公式サイト世界遺産センター
ムスカウ公園(ムスカウこうえん、ドイツ語: 通称 Muskauer Park, 正式名称 Furst-Puckler-Park Bad Muskau, ポーランド語: Park Mu?akowski)はドイツとポーランドの間を流れるナイセ川にまたがるイギリス式庭園。560ヘクタールもの広さをもつ。ドイツ側はバート・ムスカウ(英語版)、ポーランド側はウェンクニツァ(英語版)の町に接する。 この地を所有していたドイツのヘルマン・フォン・ピュックラー=ムスカウ侯爵は、その頃イギリスで流行していた風景式庭園の手法に基づいて1815年に造園に着手した。彼は木や水流などの自然物を風景画のように配置する一方、それらと調和するような建物の建築・改築を行った。こうして彼は30年間、この庭園の整備に関わり続けた。 1845年に彼は経済的な理由から自身の所有地を手放さざるを得なくなるが、この地を買い受けたオランダの侯爵が、ピュックラー侯爵から造園を学んだエドゥアルト・ペツォルト
歴史
第二次世界大戦末期のベルリンの戦いにおいてはこの地も戦場となり、庭園内の城や橋は被害を受けた。終戦後にはナイセ川が新たな国境線(オーダー・ナイセ線)となり、庭園は二つの国に分割された。
破壊された建造物のうち、旧城 (Altes Schloss) は東ドイツ時代の1972年に修復され、新城 (Neues Schloss) は現在修復が進められている。また、橋の修復も行われつつある。
2004年には景観デザインの傑作としてユネスコの世界遺産に登録された。
登録基準からの翻訳、引用である)。
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
外部リンク
⇒Stiftung Furst Puckler Park Bad Muskau
表
話
編
歴
ドイツの世界遺産
文化遺産
アーヘン大聖堂
シュパイアー大聖堂
ヴュルツブルク司教館、その庭園群と広場
ヴィースの巡礼教会
ブリュールのアウグストゥスブルク城と別邸ファルケンルスト
ヒルデスハイムの聖マリア大聖堂と聖ミカエル聖堂
トリーアのローマ遺跡群、聖ペテロ大聖堂、聖母聖堂
ハンザ同盟都市リューベック
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群
ロルシュの修道院とアルテンミュンスター
ランメルスベルク鉱山、歴史都市ゴスラーとオーバーハルツ水利管理システム
バンベルク市街
マウルブロン修道院の建造物群
クヴェードリンブルクの聖堂参事会教会、城と旧市街
フェルクリンゲン製鉄所
ケルン大聖堂
ヴァイマル、デッサウ及びベルナウのバウハウスとその関連遺産群
アイスレーベンとヴィッテンベルクにあるルター記念建造物群
古典主義の都ヴァイマル
ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)
ヴァルトブルク城
デッサウ・ヴェルリッツの庭園王国
僧院の島ライヒェナウ
エッセンのツォルフェアアイン炭鉱業遺産群
ライン渓谷中流上部
シュトラールズント歴史地区とヴィスマール歴史地区
ブレーメンのマルクト広場の市庁舎とローラント像
ドレスデン・エルベ渓谷
レーゲンスブルクの旧市街とシュタットアムホーフ
ベルリンのモダニズム集合住宅群
ムスカウアー公園/ムジャコフスキ公園(ポーランドと共有)
ローマ帝国の国境線(イギリスと共有)
アルプス山脈周辺の先史時代の杭上住居群(ほか5か国と共有)
アルフェルトのファグス工場
バイロイト辺境伯歌劇場
ベルクパルク・ヴィルヘルムスヘーエ
コルヴァイのカロリング期ヴェストヴェルクとキウィタス
ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街
ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(ほか6か国と共有)
シュヴァーベンジュラにある洞窟群と氷河期の芸術
ヘーゼビューとダーネヴィアケの考古学的境界線群
ナウムブルク大聖堂