ミュケナイ
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ミケーネとティリンスの古代遺跡群
ギリシャ

ミケーネとティリンスの古代遺跡群
英名Archaeological Sites of Mycenae and Tiryns
仏名Sites archeologiques de Mycenes et de Tirynthe
登録区分文化遺産
登録基準(1),(2),(3),(4),(6)
登録年1999年
公式サイト世界遺産センター(英語)
地図

使用方法表示

ミケーネ(古代ギリシア語:Μυκ?ναι;ミュケーナイ、現代ギリシア語:Μυκ?νε?;ミキネス)は、ギリシャペロポネソス地方アルゴリダ県アルゴス=ミキネス(英語版)市の古代都市。ペロポネソス半島東部に位置し、ミキネス(英語版)の2km西に位置する。1872年に、ハインリヒ・シュリーマンによって遺跡が発掘され、古代ギリシア以前の文明が発見された。これは、この地の名をとってミケーネ文明と呼ばれる。

近隣の都市としては、約30キロ北東にコリント、10キロ南にアルゴスが位置している。

ミケーネの遺跡は、獅子門、円形墳墓A、王室、アトレウス墳墓が有名で、そのいずれも巨大な切り石を用いた建築である。ミノア文明のものに比べ、これらは非開放的で求心的、かつ重装備である。
世界遺産
登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。

(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。

(3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

(6) 顕著で普遍的な意義を有する出来事、現存する伝統、思想、信仰または芸術的、文学的作品と直接にまたは明白に関連するもの(この基準は他の基準と組み合わせて用いるのが望ましいと世界遺産委員会は考えている)。

関連項目

古代ギリシア

アガメムノンのマスク

ウィキメディア・コモンズには、ミケーネに関連するメディアがあります。

座標: 北緯37度43分51秒 東経22度45分22秒 / 北緯37.730833333333度 東経22.756111111111度 / 37.730833333333; 22.756111111111

更新日時:2019年4月3日(水)17:04
取得日時:2019/07/15 17:05


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