ミニ四駆
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ミニ四駆REV エアロアバンテ(画像は「ミニ四駆スターターパックAR スピードタイプ」版)。レーサーミニ四駆 ダッシュ3号 流星(シューティングスター)。ウイングはじめ各部に改造が施されており、オリジナルの状態とは異なる。韓国語における表記方法の比較。ヒュンダイ・アヴァンテスポーツ(上)では「ミニ四駆(ミニサク、????)」、同・i20クーペWRC(下)では「ミニカー(???)」と表記されている。

ミニ四駆(ミニよんく)は、タミヤが発売している小型の動力付き自動車模型である。小型電動機(モーター)を搭載した四輪駆動の模型で、単3型乾電池2本を動力源として走行する。モーターと電池はスイッチで直結されており、スイッチを入れると全開出力で前進し、2レーンや3レーン、または大会などで使用される5レーンのコースを走行させる物である。レースをする場合、軌道が固定されているのはスロットカーと共通であるが、走行中の出力調整は出来ないため、走行したら技能介入は全く出来ない。

タミヤ登録商標であり(日本第2168392号ほか)、一般名称では無い。韓国では「ミニカー(???)」の名称で発売されているが、実際には「ミニ自動車(ミニチャドンチャ、?????)」、「ミニ四駆(ミニサク、????)」という表記が混在している[注釈 1]
概説

2度のブームにより日本で一番売れた自動車模型のシリーズである。発売30周年を迎えた2012年平成24年)時点で、累計約420種以上の車種を発売し、販売台数は1億7000万台[1][2]
構造および機構

実車が存在しないオリジナルモデルは一部を除きタミヤが1/32スケールと称する大きさである。実在の車両がモデル化される場合は1/32スケールで作られることが多い。これは単3形乾電池2本が入りやすいようにしたサイズである。動力は単3形乾電池2本とFA-130サイズのモーター1個で、ギアシャフトの組み合わせにより動力を前後の車軸に伝達し、4輪を駆動する。
駆動方式

いずれも四輪駆動方式である。

初期に発売されたミニ四駆シリーズ、コミカルミニ四駆シリーズでは、縦置きモーターからプロペラシャフト、ウォームギアを介して前後の各車軸に動力を伝達する。

レーサーミニ四駆シリーズでは、横置きモーターからカウンターギヤ、スパーギヤを介して前後輪いずれかに動力を伝達し、クラウンギヤとプロペラシャフトで前後の車軸を直結し、四輪を駆動する構造を取り、高速走行に対応している。

プロペラシャフト両端の二つのピニオン及び二つのクラウンギア、モーターのピニオン及びスパーギアとカウンターギアと呼ばれる2段ギアがそれぞれ一つで、計7個の歯車で減速、駆動している。減速比は種類によるが11.2 - 3.5程度で、ギア比を二つ選べる製品も多い。モーターに近い側の車軸を2段減速とし、そこからシャフトで分岐する形でクラウンギアを2段階してもう一方の車軸を駆動している。

ミニ四駆PROで採用されたMSシャーシ、MAシャーシでは、車体中央部に両軸モーターを縦置きに配置し、モーターの出力軸をプロペラシャフトとして前後輪を独立して駆動する。

MS、MA以外のシャーシではプロペラシャフトを取り外すだけで容易に二輪駆動(FM/スーパーFMではFF、その他ではMR)にする事もできる。なお、MS、MAの2WD化も在来機種用モーターを利用する(この場合MRとなる)、あるいは駆動させたくない側のギヤを抜き取る事により容易に可能である。ストック状態ではディファレンシャルを持たない、いわゆる「直結四駆」状態であるため、低速コーナーの多いコースでは敢えて二輪駆動にする者もいた。ただし、公式レギュレーションでは二輪駆動化およびプロペラシャフトのピニオン交換とワンウェイホイールの組み合わせによるパートタイム4WD化は禁止されている。ホイール側でディファレンシャル機構とするワンウェイホイールも販売されていたが、レースによってはレギュレーションで二輪駆動禁止、ワンウェイホイール禁止とするレースもあった。
組み立て

いずれの製品も基本的には組み立てに接着剤は一切不要であり、はめ込みまたはビス止めで組み立てることのできるスナップフィットキットになっている。ただし、タイヤなど一部に接着した方が好ましい部品、ブレーキスポンジやスタイリングメッシュのように接着が前提となる部品がある。特にスポンジタイヤの場合、大抵は両面テープが添付されている。改造・補修する際も接着剤が多用されるが、シアノアクリレート系(瞬間接着剤)やFRP接着用のエポキシ樹脂系接着剤、スタイリングメッシュ用のゴム系接着剤[3]などが利用される。
機構

ミニ四駆を構成する各部分について説明する。
シャーシ

ミニ四駆の土台となる部分。各シリーズとも、電池ボックスとスイッチ、モーターマウント、ギヤボックスが一体形成される。モーターやギアといった走行に必要な各種パーツを組み込むとともに、中央には電池を入れる空間がある。当初より、電池とモーターを繋ぐ配線を付属のターミナルで行う方式を取った。子どもでも容易に組み立てることができたほか、誤配線、故障の軽減にも繋がっている。

レーサーミニ四駆以降のモデルでは、前側に同社のRCカーを模したバンパーが一体成型された。極初期のモデルを除き両端にガイドローラーを設置することができるネジ穴がある。ゼロシャーシからは後側に別売りのリアバンパーパーツを付けられるように穴が空いており、スーパーFMからはバンパーが付属。MS、MA、AR、FM-Aシャーシは標準装備となる。モーターの位置は、最も一般的な後方に置くもの、FMシャーシのように前方に置くもの、ミニ四駆PROシリーズの中央に置くものがある。

技術力のあるヘビーユーザーは「井桁」「鳥居」と呼ばれる、まるで自作シャーシのような様相を呈した改造シャーシを使用する場合が多い。また、近年では

2012年頃の「ヘルクライム」(数十cmほどの高さを一気に上り、ブリッジを経由して急下降。その落差ゆえ地面に追随して走るのは困難である)

2014年ジャパンカップより登場した「フジヤマチェンジャー」(高低差+チェンジャー故の左右の動きでコースアウトを誘発する)

2015年Jカップ「プラウドマウンテン」(ストレートで加速したところに、まるでジャンプ台の如く「山」となったスロープが設けられている)

2016年Jカップ「ジ・アルプス」(「ヘルクライム」のバージョンアップ版といえるモノで、下り坂の一部が凹んだ形状になっている)

……などアップダウンが強烈な立体セクションが度々登場しており、スピード制御が適切でないとジャンプしすぎたり着地時の衝撃で跳ね返り、コースアウトが発生する。対策として、トレーリングアーム式サスペンションを搭載するマシンも一部には存在する。なお、井桁・鳥居やサスペンション搭載マシンはタミヤ純正パーツ群のみを使用している限りレギュレーション違反にはならない。だが、完全な自作シャーシ、シャーシの換装によるもの以外のホイールベースの変更は、公式レギュレーションで違反となる。

シャーシにはタイプ1シャーシ、タイプ2シャーシ、タイプ3シャーシタイプ4シャーシ、タイプ5シャーシ、ゼロシャーシ、スーパー1シャーシ、スーパー2シャーシ、スーパーTZシャーシ、スーパーTZ-Xシャーシ、スーパーXXシャーシ、スーパーXシャーシ、FMシャーシ、スーパーFMシャーシ、FM-Aシャーシ、MSシャーシ、MAシャーシ、ARシャーシ、VSシャーシ、VZシャーシがある。
ボディ

ミニ四駆の外装となる部分。シャーシの上に被せる内部機構を覆う蓋(カバー)で、車体の剛性にも大きく寄与する。当初は実車を模したものが使われたが、タミヤRCバギーを小型化したものもあり、それらはRCカーの名称に「Jr(ジュニア)」が付く。素材はABS樹脂製のものが大半だが、主に交換用パーツとしてポリカーボネート製のものも存在する(キットに入っている場合もある)。ミニ四駆用にデザインされたボディは空力性能(エアロダイナミクス)を謳っている商品も多いが、スケールの関係や、空力性能を謳う部分以外の場所に小さな凹凸が存在し、総合的に見ると空力の完成度は低い。モーターや電池の冷却用エアインテークのため、または軽量化のために、軽め穴を開けるいわゆる肉抜きの改造を行う者も多かった。また、かつては様々な自作ボディを使用するユーザーもいたが、現在はタミヤ公式大会での公式レースでの使用は禁じられている(例えば3Dプリンターなどの宣伝目的のイベントなどでは、それらを使用する場合などがある。また、公式大会でも競技以外のコース等で見かける場合はある)。
パワーソース
モーター

キット添付のモーターはマブチFA-130で、構造上、寸法が全く同じモーターしか使用できない。


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