ミナミシビレタケ
メキシコ・ベラクルスにて。
分類
シビレタケモドキ
和名
ミナミシビレタケ
ニライタケ
およその分布範囲。(含まれないが日本も自生)
ミナミシビレタケ
float 菌類学的特性
子実層にひだあり
子実層は固着形 もしくは上生形
柄にはリングあり
胞子紋は紫
生態は腐生植物
食用: 向精神性
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ミナミシビレタケ(Psilocybe cubensis)は、幻覚作用を持った化合物として知られるシロシビン、シロシンを含んだ菌類の1種である。子実体としてキノコを形成することから、幻覚キノコと説明されることもある。栽培は容易であり、マジックマッシュルームとしてよく販売されていた種の1つでもある。菌類のヒメノガステル科(英語版)に属し、以前はStropharia cubensisとされていた。英語圏での俗名はgolden tops、cubes、gold capsなど。南米ではスペイン語でCucumelo。 本種は、1906年に、キューバのフランクリン・サムナー・アール
分類と命名
Psilocybe(シビレタケ)は、ギリシャ語の psilos (ψιλο?) と kube (κυβη) に由来し[7]、はげ頭 (bald head) ということである。Cubensisは、アールによって発見されたキューバを指す。 Dirk Hoffmeisterらの研究チームは、2017年に、本種とシロシベ・キアネセンス
ゲノム
特徴
傘:
ひだ:
柄: 長さ4–15 cm、幅.5–1.5 cmで、成熟につれ白から黄味がかっていき傷つけると青変あるいは青緑変する。
味: でんぷん質。
匂い: 同上。
胞子紋: 青紫系の茶。
顕微鏡的特徴: 胞子は、11.5–17 x 8–11 μmで楕円形に近く、担子器に4つの胞子があり、胞子は時に2、3個であり、側シスチジアと縁シスチジア(キノコの部位#シスチジア) が存在する[9]。
ミナミシビレタケ。
ひだ。
柄。
胞子、拡大1000倍。
キューバで発見された。
日本では沖縄に自生している[10]。
近縁種に、同じく糞を好むナンヨウシビレタケ (Psilocybe capitulata) は、沖縄県石垣島の糞に生育し2011年に新種登録されている[6]。 ミナミシビレタケは、シロシビン含有のキノコとしておそらく最も広く使われた。主な向精神性の化合物は以下である。
毒
シロシビン (4-ホスホリルオキシ-N,N-ジメチルトリプタミン)
シロシン (4-ヒドロキシ-N,N-ジメチルトリプタミン)
ベオシスチン (4-ホスホリルオキシ-N-メチルトリプタミン)