ミッション:インポッシブル3
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M:i:III
Mission: Impossible III

監督J・J・エイブラムス
脚本アレックス・カーツマン
ロベルト・オーチー
J・J・エイブラムス
製作トム・クルーズ
ポーラ・ワグナー
製作総指揮ストラットン・レオポルド
出演者トム・クルーズ
フィリップ・シーモア・ホフマン
ヴィング・レイムス
ビリー・クラダップ
ミシェル・モナハン
サイモン・ペッグ
ジョナサン・リース=マイヤーズ
ケリー・ラッセル
マギー・Q
ローレンス・フィッシュバーン
音楽マイケル・ジアッキーノ
撮影ダニエル・ミンデル
編集メリアン・ブランドン
メアリー・ジョー・マーキー
製作会社

パラマウント映画

クルーズ/ワグナー・プロダクションズ

バッド・ロボット・プロダクションズ

配給 パラマウント映画
UIP
公開 2006年5月5日
2006年7月8日
上映時間126分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$150,000,000[1]
興行収入$398,479,497[1]
$134,029,801[1]
51億5000万円[2]
前作M:I-2
次作ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
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『ミッション:インポッシブル3』(M:i:III、原題: Mission: Impossible III)は、2006年アメリカ映画J・J・エイブラムスが監督、アレックス・カーツマンロベルト・オーチーとエイブラムスが脚本を務め、トム・クルーズが主人公イーサン・ハントを演じる。2000年の『M:I-2』に続く、「ミッション: インポッシブル」シリーズの3作目。
ストーリー

IMF(不可能作戦部隊)のエージェントであるイーサン・ハントは、現在は現場第一線を退き、訓練教官を務めるかたわら本業を秘密にして婚約者のジュリア・ミードと幸せな生活を送っていた。ある日、イーサンの元に教え子の女エージェントのリンジー・ファリスが、ブラックマーケットの商人であるオーウェン・デイヴィアンの監視任務中に拉致され、ベルリンの廃工場に捕らえられているとの情報が上司のジョン・マスグレイブから伝えられる。イーサンは再び危険な現場に戻ることに迷いながらも最終的にリンジー救出作戦への参加を決め、ルーサー・スティッケル、ゼーン・リー、デクラン・ゴームリーらとチームを組みリンジー救出を成功させるが、彼女は頭の中に仕掛けられていた小型爆弾により死亡してしまう。

しかし、廃工場より持ち帰った端末からデイヴィアンに関する情報を得たイーサンらはバチカンでデイヴィアンを拉致し、彼が取引しようとしていた「ラビットフット」なる物品の情報をも得る。それとは別にリンジーが密かにイーサンに託していたファイルにより、IMF局長のセオドア・ブラッセルが裏でデイヴィアンと連絡を取り合っていたことを知る。戸惑うイーサンだったが、そんな中デイヴィアンを護送していた車列が謎の武装集団に襲撃され、彼の逃亡を許してしまう。逃亡したデイヴィアンは手下にジュリアを拉致させると、彼女と引き換えに48時間以内にラビットフットを入手するようイーサンに要求する。

早速ラビットフット入手に動こうとするイーサンだったが、突如IMFのエージェントにより拘束され、IMF本部でブラッセルにバチカンでの作戦を無断で実行していたことなどを咎められる。一方マスグレイブは、イーサンに上海のとあるアパートに向かうよう暗に指示した上で、逃走するよう仕向ける。IMF本部から逃走したイーサンが指示されたアパートに向かうと、マスグレイブから連絡を受けていたルーサーらが合流し、ラビットフットがアパートからほど近いビルに保管されていることを告げられる。イーサンは3人の手を借りビルに侵入しラビットフットを奪うとデイヴィアンに連絡。指示された場所に向かい、現れたデイヴィアンの手下に示された薬を飲み眠りに落ちる。

眠りから覚めたイーサンは、デイヴィアンの手下にリンジーが仕込まれたのと同様の小型爆弾を頭に仕込まれる。次にマスグレイブが現れ、自分がブラッセルの仕業に見せかけてデイヴィアンと連絡を取り合い結託していたことと、中東のバイヤーにラビットフットを売り渡し、それをきっかけにして国による軍事介入と内政干渉が行われる計画を明かす。更に彼はリンジーが密かに託していた情報について話す代わりにジュリアを解放することを提案するが、イーサンは一瞬の隙をついて逃走。ラビットフットに取り付けておいた発信機の情報を頼りにその保管場所に向かうと、そこにいたデイヴィアンを倒しジュリアを救出、更に彼女の手を借り電気ショックにより頭の爆弾を無効化する。イーサンが電気ショックで気絶している間にジュリアが後からやってきたマスグレイブを射殺し、息を吹き返したイーサンがラビットフットを無事確保する。

任務終了後、イーサンは全てを知ることになったジュリアとともにIMFの面々の祝福を受け、ハネムーンに出かける。
登場人物
イーサン・ハント
(英語版)
シリーズを通しての主人公。IMFの諜報員。現場第一線を退き、後輩を指導する訓練教官を務めていたが、マスグレイブから連絡を受けて現場での任務に復帰。ジュリアやその親族には交通局の職員だと偽っていた。ジュリアとはバチカンでの作戦に出掛ける直前に結婚した。
ジュリア・ミード
イーサンの婚約者。医師または看護師。出張と称して度々任務に出掛けるイーサンに対して少なからず不信感を持っていたが、イーサンを信じ結婚。事件に巻き込まれたことでイーサンの正体を知る。
オーウェン・デイヴィアン
ブラックマーケットの商人。兵器やそれに関する情報、技術を諸国に売り渡している要注意人物だが、IMFが得られている情報は少なく、その正体を掴めずにいた。イーサンらに拘束された際にイーサンの名を知るとジュリアの存在を突き止めて拉致、彼女の命と引き換えにラビットフットを引き渡すことを要求する。最後はイーサンとの格闘戦の末にトラックに轢かれて死亡。
ジョン・マスグレイブ
イーサンの上司で作戦責任者。実はデイヴィアンと結託しており、それをブラッセルの仕業に見えるよう偽装していた。ラビットフットを中東のバイヤーに届くよう仕向け、それをきっけに軍を動かし、内政干渉することを「民主主義の勝ち」と称し、それが軍のため政府のためだと語る。また、ブラッセルのことは快く思っていなかった。リンジーは彼の偽装工作に騙され、ブラッセルはIMFの裏切り者だとのメッセージをイーサンに託したが、彼はリンジーが自分とデイヴィアンの関係に気付いていたか、それをイーサンに伝えたかを気にしていた。
セオドア・ブラッセル
IMF局長。リンジーに対するイーサンの評価に懐疑的だったり、無断で作戦を実行したイーサンに怒りを向けたり、あたかもIMF内の悪役かのように描かれるが、ミッション終了後はイーサンに感謝の気持ちを伝える。
ルーサー・スティッケル(英語版)
第1作から登場するイーサンの相棒的存在。イーサンが婚約を考えていることについて、スパイを続けながらでは結婚生活を長く送るのは難しいと忠告する。
ゼーン・リー
今作でイーサンとチームを組む女エージェント。
デクラン・ゴームリー
今作でイーサンとチームを組むエージェント。
キャスト

役名俳優日本語吹替
劇場公開版
フジテレビ
イーサン・ハントトム・クルーズ森川智之
オーウェン・デイヴィアンフィリップ・シーモア・ホフマン山路和弘江原正士
ルーサー・スティッケルヴィング・レイムス手塚秀彰銀河万丈
ジュリア・ミードミシェル・モナハン岡寛恵甲斐田裕子


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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