ミッキーズ・モンキー
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「ミッキーズ・モンキー」
ザ・ミラクルズシングル
初出アルバム『The Miracles Doin' Mickey's Monkey』
B面Whatever Makes You Happy
リリース1963年7月26日[1]
規格7インチ・シングル
録音デトロイトヒッツヴィルUSA(1963年7月9日、10日)
ジャンルソウル
時間2分48秒
レーベルモータウン/タムラ
作詞・作曲ホーランド=ドジャー=ホーランド
プロデュースブライアン・ホーランド
ラモント・ドジャー
チャート最高順位


8位(Billboard Hot 100

3位(Hot Rhythm & Blues Singles)

ザ・ミラクルズ シングル 年表

A Love She Can Count On
(1963年3月)ミッキーズ・モンキー
(1963年7月)I Gotta Dance to Keep from Crying
(1963年10月)

ミュージックビデオ
「Mickey's Monkey」 - YouTube


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「ミッキーズ・モンキー」(Mickey's Monkey)は、ザ・ミラクルズ1963年に発表した楽曲。
概要

ラモント・ドジャーがモータウンのスタジオ(ヒッツヴィルUSA)でピアノをつま弾いているときだった。ボ・ディドリー風のビートを効かせたピアノのラインが近くにいたザ・ミラクルズのスモーキー・ロビンソンの耳をとらえた。ドジャーはそのまま弾きながら「ラン・デ・ラン・デ・ラーアイ」と口ずさんだ。ロビンソンはそれを元に曲を書いてくれないかとドジャーに頼み、ホーランド=ドジャー=ホーランドのチームによって本作品は書かれた[2]

「みんな用意はいいかい?」というロビンソンの掛け声があり、「ミッキーという名の男がよその町からやって来た/やつはこの新しいダンスをそこら中で広めているらしい/ほんの一日やそこらで/若い10代の連中はこのダンスのとりこになった」と歌われる。新しいダンスとはタイトルにあるとおり1960年代に大流行した「モンキーダンス」であり、「ミッキー」とは、「ダンシング・イン・ザ・ストリート」やマーヴィン・ゲイのヒット曲などを書いたウィリアム "ミッキー" スティーヴンソンを指していると言われている。

ライブ・パーティーの雰囲気を出すために、スプリームスのメアリー・ウィルソン、マーサ&ザ・ヴァンデラステンプテーションズマーヴェレッツのメンバー、ディスクジョッキーのジョッキー・ジャック・ギブソンらがスタジオに集められた。レコーディングは1963年7月9日、10日に行われ、同年7月26日にシングルとして発売された[1]

ビルボード・Hot 100で8位、R&Bチャートで3位を記録するなど大ヒットした。

1964年に発売されたコンピレーション・ライブ・アルバム『Recorded Live The Motortown Revue Vol. 2』にライブ・バージョンが収録されている[3]

1964年の自主映画『Nothing But a Man』、1998年の映画『サイモン・バーチ』、2006年の映画『ボビー』などに使用された。
カバー・バージョン

ジャッキー・モリエール - 1963年のEP。フランス語詞。タイトルは「Lam'di lam'」。

マーサ&ザ・ヴァンデラス - 1965年のアルバム『Dance Party』に収録。

ホリーズ - 1965年のアルバム『Hollies』に収録。

ザ・ヤング・ラスカルズ - 1967年のアルバム『Collections』に収録。「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」とのメドレー。

ルー・クリスティ - 1969年のアルバム『I'm Gonna Make You Mine』に収録。

マザーズ・ファイネスト - 1977年のアルバム『Another Mother Further』に収録。

脚注^ a b45cat - The Miracles - Mickey's Monkey / Whatever Makes You Happy - Tamla - USA - T-54083
^ DVD "Smokey Robinson & The Miracles: The Definitive Performances".
^ Recorded Live The Motortown Revue Vol. 2 (1964, Vinyl) 。Discogs


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