「ミッキーズ・モンキー」
ザ・ミラクルズ の シングル
初出アルバム『The Miracles Doin' Mickey's Monkey
A Love She Can Count On
(1963年3月)ミッキーズ・モンキー
(1963年7月)I Gotta Dance to Keep from Crying
(1963年10月)
ミュージックビデオ
「Mickey's Monkey」 - YouTube
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「ミッキーズ・モンキー」(Mickey's Monkey)は、ザ・ミラクルズが1963年に発表した楽曲。 ラモント・ドジャーがモータウンのスタジオ(ヒッツヴィルUSA)でピアノをつま弾いているときだった。ボ・ディドリー風のビートを効かせたピアノのラインが近くにいたザ・ミラクルズのスモーキー・ロビンソンの耳をとらえた。ドジャーはそのまま弾きながら「ラン・デ・ラン・デ・ラーアイ」と口ずさんだ。ロビンソンはそれを元に曲を書いてくれないかとドジャーに頼み、ホーランド=ドジャー=ホーランドのチームによって本作品は書かれた[2]。 「みんな用意はいいかい?」というロビンソンの掛け声があり、「ミッキーという名の男がよその町からやって来た/やつはこの新しいダンスをそこら中で広めているらしい/ほんの一日やそこらで/若い10代の連中はこのダンスのとりこになった」と歌われる。新しいダンスとはタイトルにあるとおり1960年代に大流行した「モンキーダンス」であり、「ミッキー」とは、「ダンシング・イン・ザ・ストリート」やマーヴィン・ゲイのヒット曲などを書いたウィリアム "ミッキー" スティーヴンソンを指していると言われている。 ライブ・パーティーの雰囲気を出すために、スプリームスのメアリー・ウィルソン、マーサ&ザ・ヴァンデラス、テンプテーションズとマーヴェレッツのメンバー、ディスクジョッキーのジョッキー・ジャック・ギブソンらがスタジオに集められた。レコーディングは1963年7月9日、10日に行われ、同年7月26日にシングルとして発売された[1]。 ビルボード・Hot 100で8位、R&Bチャートで3位を記録するなど大ヒットした。 1964年に発売されたコンピレーション・ライブ・アルバム『Recorded Live The Motortown Revue Vol. 2』にライブ・バージョンが収録されている[3]。 1964年の自主映画『Nothing But a Man
概要
カバー・バージョン
ジャッキー・モリエール - 1963年のEP。フランス語詞。タイトルは「Lam'di lam'」。
マーサ&ザ・ヴァンデラス - 1965年のアルバム『Dance Party』に収録。
ホリーズ - 1965年のアルバム『Hollies』に収録。
ザ・ヤング・ラスカルズ - 1967年のアルバム『Collections』に収録。「ターン・オン・ユア・ラヴ・ライト」とのメドレー。
ルー・クリスティ - 1969年のアルバム『I'm Gonna Make You Mine』に収録。
マザーズ・ファイネスト - 1977年のアルバム『Another Mother Further』に収録。
脚注^ a b ⇒45cat - The Miracles - Mickey's Monkey / Whatever Makes You Happy - Tamla - USA - T-54083
^ DVD "Smokey Robinson & The Miracles: The Definitive Performances".
^ Recorded Live The Motortown Revue Vol. 2 (1964, Vinyl) 。Discogs