ミスiD
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ミスiD
MISS iD
受賞対象
モデルアイドルタレント俳優ミュージシャンAV女優クリエイター、スポーツ選手、その他表現者全般
日本
主催ミスiD実行委員会
講談社第一事業局第一戦略部内)
初回2012年(ミスiD2013)
最新回2021年(ミスiD2022)
初代受賞者玉城ティナ
(ミスiD2013グランプリ)
最新受賞者金井球
(ミスiD2022グランプリ)
公式サイトhttps://web.archive.org/web/20160403053653/https://miss-id.jp/

ミスiD
YouTube
チャンネル

ミスiD公式

活動期間2017年5月18日(登録日)-
ジャンルオーディション
登録者数17,800人
総再生回数16,867,013回
チャンネル登録者数・総再生回数は
000000002024-01-23-00002024年1月23日時点。
テンプレートを表示

ミスiD(ミスアイディー、miss iD)は、講談社が主催する、見た目やジャンル、ジェンダーロールに捉われず、新しい時代をサバイブする多様な女性のロールモデルを見つけるオーディション・プロジェクト。
概要

講談社は1982年からおよそ30年(休止期間を含む)の間、『週刊少年マガジン』と『週刊ヤングマガジン』が主催するミスコンテストグラビアアイドルの「ミスマガジン」を選出しているが、2012年から新企画出版部[注 1]が主催するオーディション形式のコンテストを開始する。ミスマガジンの休止は2012年7月7日放送『開運音楽堂』(TBSテレビ)で伝えられた。このような経緯もあり当初はミスマガジンに代わるオーディションとして位置付けられたが[1]、実際はまったくの新しいオーディションであり、2018年にミスマガジンが復活して以降も開催を継続している[2]

2014年に行われたミスiD2015まで「ミスiD(アイドル)」と表記されていたが、ミスiD2016以降は、「iD」は「アイディー」という呼び方で統一され、「アイデンティティ」と「アイドル」[3]、「i」(私)と「Diversity」(多様性[2]を表すと再定義している。ミスiDを立ち上げ実行委員長を務めるのは、編集者で、『妄撮』シリーズのプロデューサー「妄撮P」でもあった小林司で、選考委員も兼務する[1]。書類とカメラテストによる一次、二次選考のあと「セミファイナリスト」として公式ホームページにて公開され、そのあとは、初年度からミスiD2015まではプロジェクト・アマテラス上の掲示板、ミスiD2016以降ではCHEERZおよびTwitter上でのアピールなどで応募者の個性を一定期間観た上で評価し、ファイナリストの中から、選考委員全員による協議により、「ミスiDグランプリ」、毎年10名程度の「ミスiD」本賞(ミスiD2014以降は一般投票で1位を獲得した者は協議を経ずに受賞)、そのほか複数の個性的な賞や各選考委員による個人賞などを決定する。「ミスiDグランプリ」はミスiD2013では当初設けられていなかったが、玉城ティナが「ほかの入選者と圧倒的な差があり『グランプリ』とするにふさわしい」とする選考委員の意見により選出、以降常設されている。グランプリが複数(ミスiD2015の金子理江水野しずなど)選出されたり、準グランプリ(ミスiD2016の菅本裕子など)が選出される年もある。

ミスiD2020までは概ね毎年、前年春からエントリー開始、前年夏?秋にグランプリが発表されていたが、ミスiD2021からは前年夏にエントリー開始、当年春にグランプリが発表されるようになった。

他のコンテスト、ミスコンなどとの違いを小林は「ジャンルやルックス、古い女の子らしさに囚われず、ネガティブでも多少のコンプラからはみ出してても、時代をこじ開けるかもしれない新しさやとんでもないプラス要素が一点あればそれを断固評価する」と述べている[4]。小林によるミスiD初期の定義文は「歌って踊れなくても、金髪でも、引きこもりでも、誰かの明日を元気にできれば、それはもう誰かのアイドル」だった。
歴代受賞者・選考委員
ミスiD2013

キャッチコピー:明日のアイドルの話をしよう。

応募資格:
1987年4月2日 - 1999年4月1日生まれの未婚女性で、プロかアマかは問わない。

応募期間:2012年3月1日 - 2012年5月13日

受賞者発表:2012年7月13日

選考委員:宇野常寛大郷剛草野絵美、小林司、島田陽一[注 2]丹羽多聞アンドリウBS-TBS)、中村貞裕もふくちゃん山崎まどか吉木りさ

応募者数526名、一次審査通過者39名、ファイナリスト20名(応援ウェブサイト投票上位7名、選考委員選出13名)

主な受賞者ミスiD2013グランプリ玉城ティナ
ミスiD2013大場はるかかえひろみ(受賞時は「夏江紘実」)、木下綾菜、塚本波彩、西田藍

セミファイナリスト39名→ファイナリスト20名
#セミファイナリスト選出時点での名義受賞備考
22玉城ティナaa022ミスiD2013グランプリ
7大場はるかab007ミスiD2013元ジュニアアイドル dropナナランド(2014年8月 - )
9夏江紘実ab009ミスiD20132017年4月、「かえひろみ」に改名
12木下綾菜ab012ミスiD2013さんみゅ?β→さんみゅ?(2012年7月 - 2020年3月)
23塚本波彩ab023ミスiD20132015年9月、THE OUTSIDER第37戦に参戦[5]
25西田藍ab025ミスiD2013
3安藤遥F003ファイナリスト
5入矢麻衣F005ファイナリスト
8乙川郁F008ファイナリスト
10笠原美香F010ファイナリスト
13小池花瑠奈F013ファイナリスト「松宮なつ」に改名
18杉山志穂F018ファイナリスト受賞後「小鳥遊しほ」に改名
19ソニアF019ファイナリスト
21谷一歩F021ファイナリスト
27星名里香F027ファイナリスト
29松尾和F029ファイナリスト
30松雪ななF030ファイナリスト
37ゆづか姫F037ファイナリスト
39脇山愛F039ファイナリスト
1青山亜美SF001セミファイナリスト
2天野麻菜SF002セミファイナリスト
4井澤愛巴SF004セミファイナリスト
6内野未来SF006セミファイナリスト
11奏さやかSF011セミファイナリストclipclip(2012年9月 - 2018年3月)
14小森未彩SF014セミファイナリストA応P(2012年9月 - 2015年7月)
15小林由莉SF015セミファイナリスト
16里美黎SF016セミファイナリスト
17下田ありさSF017セミファイナリスト
20竹田早織SF020セミファイナリスト
24寺口智香SF024セミファイナリスト
26桃瀬あゆみSF026セミファイナリスト
28松尾朱莉紗SF028セミファイナリスト
31丸山夏鈴SF031セミファイナリスト2015年5月死去
32水城るなSF032セミファイナリスト
33宮下ゆりかSF033セミファイナリスト
34村瀬綾里子SF034セミファイナリスト
35山本愛SF035セミファイナリスト
36有香SF036セミファイナリスト
38吉田愛理SF038セミファイナリスト

ミスiD2014ミスiD2代目グランプリの蒼波純

本年から応援ウェブサイト投票の1位候補者は無条件でミスiD選出とされる。小林が副編集長[6]に就いた雑誌『FRIDAY』誌上で受賞者が発表されている。

キャッチコピー:明日のアイドルの話をしよう。

応募資格:1981年4月1日 - 2001年4月1日生まれの未婚女性で、プロかアマかは問わない。

中村インディアは既婚を隠した応募で資格未満だが最終選考で是非[7]を問うている。


応募期間:2013年3月22日 - 2013年5月13日

受賞者発表:2013年9月20日発売『FRIDAY』で発表する。

選考委員:青柳文子安藤美冬今泉力哉、大郷剛、草野絵美、小林司、佐武宇綺[注 3]、島田陽一、少年アヤちゃん[注 4]竹中夏海、玉城ティナ、丹羽多聞アンドリウ、中村貞裕、夏野元嗣[注 5]、ヒャクタロウ、もふくちゃん、山崎まどか、柚木麻子吉田豪レナ

応募者数2714人、セミファイナリスト51名、ファイナリスト35名(応援ウェブサイト上位10名、選考委員選出20名)

主な受賞者ミスiD2014グランプリ蒼波純(受賞時は「青波純」)
ミスiD2014稲村亜美、児山さくら、寺嶋由芙(応援ウェブサイト投票1位)、Momona(受賞時は「マチルダ」)、本宮初芽、レイチェル/MC RACHEL(chelmico。受賞時は「レイチェル」)
明日のアイドルの話をしよう賞中村インディア、ひのあゆみ(ひめむすひ)、細川唯

セミファイナリスト51名→ファイナリスト35名
#セミファイナリスト選出時点での名義受賞備考
1青波純aa001ミスiD2014グランプリ2013年10月「蒼波純」に改名
5稲村亜美ab005ミスiD2014
21児山さくらab021ミスiD2014
29寺嶋由芙ab029ミスiD2014※
(アマテラス特別賞)※応援ウェブサイト投票1位
BiS(2011年7月 - 2013年5月、「テラシマユフ」名義)
40マチルダab040ミスiD2014「Momona」に改名
47本宮初芽ab047ミスiD2014
51レイチェルab051ミスiD2014chelmico(2014年 - 、「MC RACHEL」名義)。
31中村インディアac031明日のアイドルの話をしよう賞
35ひのあゆみac035明日のアイドルの話をしよう賞ひめみすひ(2013年10月 - )
39細川唯ac039明日のアイドルの話をしよう賞
(アマテラス特別賞)
15木村仁美ba015安藤美冬賞カラーポワント(2016年 - 、「Chami」名義)
16京佳bb016今泉力哉賞夢みるアドレセンス(2012年6月 - 2019年4月)
34新田藍奈bc034大郷剛賞
12河内美里bd012佐武宇綺賞
30傳谷英里香be030 少年アヤちゃん賞ベイビーレイズ→ベイビーレイズJAPAN(2012年5月 - 2018年9月)
3石崎日梨bf003竹中夏海賞
36藤井さやかbg036ヒャクタロウ賞「寺田御子」に改名
45水尻ユキbh045山崎まどか賞※※真山朔とともに「ユキサク」として受賞
43真山朔bi043山崎まどか賞※※水尻ユキとともに「ユキサク」として受賞
37文月悠光bj037柚木麻子賞
11金子織江bk011吉田豪賞
49山崎春佳bl049レナ賞
2新垣こづ枝F002ファイナリスト
(アマテラス特別賞)「梢」に改名
8小野紗也香F008ファイナリスト
(アマテラス特別賞)
10加藤一華F010ファイナリスト
(アマテラス特別賞)
14木村葉月F014ファイナリスト
18荒野もゆF018ファイナリスト
(アマテラス特別賞)主に「こうやもゆ」名義で活動
19小瀬田麻由F019ファイナリスト
20小林リズムF020ファイナリスト
22静麻波F022ファイナリスト
24末永唯子F024ファイナリスト
25宗香里F025ファイナリスト「宗本花音里」に改名、Maison book girl(2014年11月 - 2015年3月)
32奈々瀬F032ファイナリスト
46宮澤咲希F046ファイナリスト
4石塚理奈SF004セミファイナリスト
6井元真帆SF006セミファイナリスト「井元まほ」に改名
7エミリィSF007セミファイナリスト
9小野口真央SF009セミファイナリスト
13喜多陽子SF013セミファイナリストサンミニ(2015年7月 - 2016年7月)
17黒坂麻衣SF017セミファイナリスト
23白石アヤSF023セミファイナリスト
26高橋ジェミニーSF026セミファイナリスト
27田中知啓SF027セミファイナリスト
28鶴巻星奈SF028セミファイナリスト
33西山穂SF033セミファイナリスト
38ペタス ケイトSF038セミファイナリスト「ケイト」名で活動、ニコラス・ペタスの娘[8]
41松嶋七星SF041セミファイナリスト
42松本妃代SF042セミファイナリスト
44丸鈴SF044セミファイナリスト
48諸橋沙夏SF048セミファイナリストBaby Tiara(2014年4月 - 2015年3月、「日向心愛」名義)、=LOVE(2017年4月 - )
50莉子SF050セミファイナリスト

ミスiD2015

2014年8月1日発売の『FRIDAY』誌上で2015セミファイナリスト60名が発表[9]、8月2日TOKYO IDOL FESTIVAL 2014「ミスiD2013-2015」ステージで披露[10]

受賞者発表は当初2014年9月19日[11]を予定していたが、最多得票を得た金子理江のグランプリ選出に一部の女性選考委員から強硬な反対があり[12]、議論が紛糾したため追加審議[13]が行われ、翌週へ延期。水野しずとのWグランプリという形になった。

キャッチコピー:すべての女の子はアイドルである

応募資格:1982年4月2日 - 2002年4月1日生まれの未婚女性で、プロかアマかは問わない。

ファンタジスタさくらだは既婚者で応募資格未満だが、小林と合議して参加[14]している。


応募期間:2014年4月22日 - 6月9日

受賞者発表:2014年9月26日発売『FRIDAY』にて発表する。

選考委員:青山裕企、安藤美冬、うしじまいい肉、大郷剛、大森靖子加藤一華岸田メル木村ミサ、草野絵美、小林司、佐久間宣行、竹中夏海、tomad[注 6]、中田クルミ、中村貞裕、東佳苗、もふくちゃん、山戸結希、吉田豪

選考協力:『FRIDAY』編集部、『ViVi』編集部

応募者数約4000名、セミファイナリスト60名、ファイナリスト41名(うち応援サイトWeb上位10名)

主な受賞者ミスiD2015グランプリ金子理江水野しず
ミスiD2015黒宮れい、近藤那央、篠崎こころ都丸紗也華、緑川百々子(応援ウエブサイト投票1位)、山田愛奈多屋来夢(受賞時は「来夢」)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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