ミステリーサラ
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『ミステリーサラ』(Mystery sara)は、青泉社(旧Bbmfマガジン)が発行する日本女性向け月刊漫画雑誌2007年10月13日創刊。発売日は前月13日。

1989年スコラが創刊したレディースコミック誌『Sakura mystery』が起源。主にミステリーホラーの漫画作品を掲載。連載作品は長編よりも短篇の連作が中心で、前身の月刊誌『サクラミステリー』から引き継がれたものが多い。姉妹誌として月刊『ミステリーブラン』(Mystery Blanc)がある。掲載された作品の単行本は、LGAコミックス(エル・グリーンアロー・コミックス)のレーベルでBbmfマガジンより刊行されている。
年表

1989年 - スコラより『Lady's Comic Sakura』の増刊号として、『Sakura mystery』Vol.1(12月20日号)発行[1]

1992年 - 『Lady's Comic Sakura』が7月号より『Sakura』へと誌名変更したため、増刊元雑誌が移行する[1][2][3]

1997年 - Vol.70(1月増刊号)を最後に増刊枠での発行を終了し、独立創刊する[1]。また7月号より発行所:スコラ、発売元:青葉出版の体制へと移行する(この体制は1999年3月号まで続く)[1]

1999年 - スコラの倒産に伴い3月号を以って休刊するが、7月号より復刊しあおば出版へと発行元が移行する[1]。また9月号より『サクラミステリー』に誌名を変更[4]

2007年 - あおば出版の破産に伴い7月20日発売の8月号を以って休刊するが[4]10月13日発売の11月号より『ミステリーサラ』へと誌名を変更した上でグリーンアロー出版社が復刊し新創刊[5]

2009年 - 5月号よりグリーンアロー出版社の合併吸収先Bbmfマガジンからの発行となる[5]

2013年 - 2月号よりBbmfマガジンの合併・社名変更に伴い青泉社の発行となる。

主な掲載作品

あかりとシロの心霊夜話西尚美

横濱幻影写真館(市川ジュン

鬼談(櫂広海)

霊感動物探偵社(山内規子)

コンシェルジュ江口鉄平の事件簿(大政喜美子)

ネロ - Noir -(宮脇明子

百物語(大橋薫

闇だまり(成毛厚子

死者の花嫁(小林薫)

ミステリーショッパー市子の報告書(川崎ひろこ)

コキュートスは嗤う(高口里純 原作:江上剛『腐蝕の王国』)

霊感少年の事件簿(はざまもり

Nite - 闇に幸あれ -(小野弥夢

鬼に染まる(鈴木雅子

昼月(原田梨花

文鳥様と私今市子

ミステリーブラン

『ミステリーブラン』(Mystery Blanc)は、青泉社が発行する日本の女性向け月刊漫画雑誌。2007年10月22日にグリーンアロー出版社によって『ミステリーサラ』増刊扱いにて刊行を開始。2008年9月3日発売の10月号にて独立創刊する[6][7]。2009年5月号から2013年1月号までの発行元はグリーンアロー出版社の合併吸収先Bbmfマガジン[7]、2013年2月号からはBbmfマガジンの合併・社名変更に伴い青泉社となっている。発売日は前月3日。

前身はあおば出版が2007年8月号まで発行していた『サクラミステリーデラックス』だが、メディアックスによって現在も同じ誌名で発行されているため、本誌のみが後継誌というわけではない。読み切りの短篇や連載の他に、『ミステリーサラ』で連載されている短篇連作から単行本未収録の2 - 3篇を総集編として随時再録。他の出版社で単行本が絶版または重版未定となっているミステリーの長編や短篇連作もしばしば再録連載され、それらの作品の番外編や新作が掲載されるケースもある。こういった再録方式については、あおば出版の『サクラミステリーデラックス』の編集方針が踏襲されている。また、あおば出版が2007年8月号まで発行した『サクラミステリー』に連載されて『サクラミステリーデラックス』で随時総集編が掲載されていた作品については、いずれも『ミステリーサラ』の連載と『ミステリーブラン』の総集編に引き継がれている。
主な掲載作品

あかりとシロの心霊夜話総集編(西尚美

鬼談総集編(櫂広海)

愛しすぎる女たち総集編(ありさか邦

逢魔が時に会いましょう総集編(小野弥夢[8]


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