ミスター・サタン
Mr. Satan
ドラゴンボールのキャラクター
登場(最初)其之三百九十三「新しい神様」
ドラゴンボールZ・第173話「デンデの初仕事!!ドラゴンボール復活だ」
作者鳥山明
声優郷里大輔(初代)
石塚運昇(二代目)
江原正士(三代目)
プロフィール
別名マーク(本名)
性別男
種類地球人
親戚ミゲル(妻)[1]
ビーデル(娘)
パン(孫)
孫悟飯(義理の息子)
孫悟空Jr.(昆孫)
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ミスター・サタンは、鳥山明の漫画『ドラゴンボール』および、それを原作とするテレビアニメ『ドラゴンボールZ』『ドラゴンボールGT』『ドラゴンボール改』『ドラゴンボール超』に登場する架空の人物。
原作では其之三百九十三「新しい神様」、アニメでは『ドラゴンボールZ』第173話「デンデの初仕事!!ドラゴンボール復活だ」で初登場。 エイジ736生まれで身長188cm、体重94kg。趣味はゴルフ、オークション。好きな食べ物は高級ステーキ。好きな乗り物は高級車(サタンモデル)[2]。 作品後期における主要キャラクターの1人。人造人間編の終盤(セルゲーム)から登場し、魔人ブウ編でも全体にわたり活躍した。カーリーヘアーに割れた顎に黒い道着で、アクションスターのような風貌をしている[3]。「ミスター・サタン」の名は格闘家としてのリングネームであり[4]、本名は「マーク」(鳥山によると由来は「悪魔」をもじったものであるとのこと[5])。サタンの住む地域は苗字と名前に分かれていないので、名前はマークのみになる[6]。英語圏で翻訳された『ドラゴンボール』では、サタン(悪魔)という名は不穏当という理由で、"Hercule" (ギリシャ神話のヘラクレス)というファーストネームが使われている。 孫悟空らと比較するとコメディ要素の強いキャラクターで、作品自体としても戦闘シーンが増えて殺伐としがちだった展開の中で、ムードメーカー的なキャラクターになっていった。鳥山明はサタンについて「個人的に最も好きなキャラクター[7]」「個人的に一番描いていて楽しかった。僕は昔から、「威張っているけど、せこい」というキャラクターが好き[8]」と発言している。また、鳥山は好きな5人の戦士として、悟空、ベジータ、ピッコロ、クリリンと共にサタンの名を挙げており「無口とは正反対のキャラで、こんなせこいヤツではあるけれど、悪いヤツじゃない的なキャラは、描いていて楽しかったから好き」[9]と語っている。本来はセルゲーム開幕前の単なるお笑いキャラクターで終わる予定だったが、担当編集者の武田冬門の「このキャラは面白いですね?」という一言で鳥山も乗り気になり、その後も続けて登場することになった[10][11]。 格闘技の世界チャンピオンであり、孫悟空など常人の域を超えた達人が出場しなくなり、武術界のレベルが大幅に低下した第24回天下一武道会で優勝している。間接的とはいえ、セルや魔人ブウを倒すきっかけを与えたキーパーソンでもあり、事の真実を知らない大多数の地球人からは、セルを直接倒した英雄だと思われている。魔人ブウについては、ドラゴンボールによって地球人の魔人ブウに関する記憶は消されたが、ただ漠然と何かから地球の危機を救ったという認識だけは残っている。
概要