ミシェル・アザナヴィシウス
Michel Hazanavicius
2011年、『アーティスト』のパリでのプレミア上映にて。
生年月日 (1967-03-29) 1967年3月29日(57歳)
出生地 フランス パリ
職業映画監督、脚本家
ジャンル映画、テレビ映画
活動期間1988年 - 活動中
配偶者ベレニス・ベジョ
著名な家族セルジュ・アザナヴィシウス
受賞
アカデミー賞
監督賞
2011年『アーティスト』
東京国際映画祭
東京グランプリ
2006年『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』
ニューヨーク映画批評家協会賞
監督賞
2011年『アーティスト』
放送映画批評家協会賞
監督賞
2011年『アーティスト』
英国アカデミー賞
監督賞
2011年『アーティスト』
オリジナル脚本賞
2011年『アーティスト』
ゴヤ賞
ヨーロッパ映画賞
2011年『アーティスト』
セザール賞
監督賞
2011年『アーティスト』
その他の賞
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ミシェル・アザナヴィシウス(Michel Hazanavicius, 1967年3月29日 - )は、フランス人の映画監督、脚本家である。俳優のセルジュ・アザナヴィシウス(フランス語版)は兄[1]。 ジャン・デュジャルダンを主演としたスパイ映画のパロディ作品『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』、『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし』で知られる。2011年には『アーティスト』が第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映された[2]。パルム・ドールは『ツリー・オブ・ライフ』に譲ったものの、主演のデュジャルダンが男優賞を受賞した[3]。また同作は第84回アカデミー賞で10部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門で受賞した。 ユダヤ系リトアニア人の家庭に生まれた。映画を監督する以前、彼はテレビ界で働いており、Canal+チャンネルでキャリアをスタートさせ、1988年に監督を始めた[4]。彼はその後リーボックやブイグテレコムといった企業のコマーシャルを監督したり、1993年に初めてのフィーチャー映画『La Classe americaine 2006年、1960年代のスパイ映画のパロディである監督・脚本作『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』が公開され、全世界で約2300万ドルの興行収入を得た[5]。2009年には続編の『OSS 117 リオデジャネイロ応答なし』が公開された。 2011年には、トーキー以前のハリウッドを舞台とした白黒無声映画『アーティスト』がカンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、主演のジャン・デュジャルダンが男優賞を受賞した[3]。『アーティスト』はアメリカ合衆国でも高く評価され、第84回アカデミー賞では作品賞を含む10部門でノミネートされた。アザナヴィシウス個人としては監督賞、脚本賞、編集賞にノミネートされ、監督賞を受賞した(作品としての受賞は作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門)。 事実婚をしていた女性映画監督との間に娘2人をもうけ、彼女と別離した数年後には自身の映画『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』、『アーティスト』に出演したベレニス・ベジョと結婚し[6]、彼女との間にも息子と娘を1人ずつもうけている。
概要
人物・来歴
私生活
監督作品
Ca detourne (1992年)※テレビ映画
La Classe americaine
Mes amis
OSS 117 私を愛したカフェオーレ OSS 117: Le Caire, nid d'espions (2006年)
OSS 117 リオデジャネイロ応答なし OSS 117: Rio ne repond plus (2009年)
アーティスト The Artist (2011年)
プレイヤー Les Infideles (2012年)
あの日の声を探して(フランス語版) The Search (2014年)
グッバイ・ゴダール! Le Redoutable (2017年)
キャメラを止めるな! Coupez ! (2022年)※『カメラを止めるな!』のリメイク
出典^ a b “セルジュ・アザナヴィシウス(Serge Hazanavicius)について”. allcinema. 2022年8月23日閲覧。