ミゲル・モンテロ
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はモンテロ、第二姓(母方の)はフェルナンデスです。この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。

ミゲル・モンテーロ

ミゲル・モンテロ
Miguel Monteroワシントン・ナショナルズでの現役時代
(2018年4月5日)
基本情報
国籍 ベネズエラ
出身地首都地区ミランダ州カラカス
生年月日 (1983-07-09) 1983年7月9日(40歳)
身長
体重5' 11" =約180.3 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席右投左打
ポジション捕手
プロ入り2001年 アマチュアFA
初出場2006年9月6日 フロリダ・マーリンズ
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)


ニューストラ・セノーラ・ラ・エスパナザ高等学校

アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2006 - 2014)

シカゴ・カブス (2015 - 2017)

トロント・ブルージェイズ (2017)

ワシントン・ナショナルズ (2018)

国際大会
代表チーム ベネズエラ代表
WBC2013年
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ミゲル・アンヘル・モンテロ・フェルナンデス(Miguel Angel Montero Fernandez, 1983年7月9日 - )は、ベネズエラミランダ州カラカス出身の元プロ野球選手捕手)。右投左打。愛称はミギー、モンティー[1]
経歴
プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2001年4月23日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスと契約を結び、ニューストラ・セノーラ・ラ・エスパナザ高等学校からプロ入りを果たした[2]。同校出身者としては、初の大リーグ選手である[3]

2002年パイオニアリーグのルーキー級ミズーラ・オスプレイ(英語版)でプロデビューを果たした。50試合の出場で、打率.263、3本塁打、14打点、2盗塁という成績をマークした。守備面では、捕手として6失策、守備率.980、盗塁阻止率19%という成績を残したほか、三塁手及び一塁手でも試合に出場した。また、この時のチームメイトには山口鉄也がいた[4]

2003年はルーキー級ミズーラでプレー。59試合に出場して打率.301、4本塁打、32打点、2盗塁という成績をマークし、打撃面で成長の跡を残した。守備面では盗塁阻止率を25%まで上げ、肩の強さを発揮した。

2004年はA級サウスベンド・シルバーホークス(英語版)で115試合に出場して打率.263、11本塁打、59打点という打撃成績をマーク、プロ入り後では自身初となる二桁本塁打を放った。また8盗塁を決め、スピード面での進歩を示した。守備面では、捕手としての85試合で12失策、パスボール9個を犯し、進歩の感がなかった。

2005年はA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、85試合に出場して打率.349、24本塁打、82打点、1盗塁、OPS1.028を記録した。また守備面でも、失策こそ多かったものの盗塁阻止率33%を記録し、強肩捕手として開花し始めた。途中、AA級テネシー・スモーキーズへ昇格し、30試合に出場した。昇格後の打撃成績は、打率.250、2本塁打、13打点と並みのレベルだったが、守備面では引き続き3割超えの盗塁阻止率(31%)を記録し、A+級ランカスターでの数字がまぐれでない事を証明した。2つのランクでの通算成績は、打率.326、26本塁打、95打点、2盗塁、OPS0.943、盗塁阻止率32%(許盗塁:57、盗塁刺:27)というものだった。

2006年は開幕からAA級テネシーでプレーし、81試合に出場して打率.270、10本塁打、46打点という打撃成績を残した。また守備力も大幅に向上し、75試合のキャッチャー守備でエラー2個に留め、守備率.997をマークした。また、盗塁阻止率は39%という高率を誇った。その後、AAA級ツーソン・サイドワインダーズに昇格し、36試合で打率.321、7本塁打、29打点、1盗塁という成績を残して強打を発揮した。AA級テネシーとAAA級ツーソンでの通算成績は、117試合の出場で、打率.286、17本塁打、75打点、1盗塁、盗塁阻止率38%というもの。出場試合数は、マイナーでの年間で自己最多であり、3年連続で二桁本塁打を放った。9月6日のフロリダ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たした。この試合では3打数ノーヒットに終わり、1三振を喫した[5]。メジャー1年目のシーズンは6試合に出場して打率.250、3打点という成績を残した。

2007年のダイヤモンドバックスではクリス・スナイダーが正捕手を務めていたが、モンテロも多くの試合に起用された。スタメン出場した4月14日のコロラド・ロッキーズ戦では、8回裏にラトロイ・ホーキンスからメジャー初本塁打を放った[6]。また、9月5日のサンディエゴ・パドレス戦ではソロホーマーを2発放ち、メジャー自身初となる1試合でのマルチ本塁打を記録した[7]。最終的には84試合に出場し、打率こそ.224と低かったものの10本塁打を放ち、37打点をマークした。守備面では、6失策を犯して守備率.984、DRS-6という成績で、自慢の強肩でも盗塁阻止率22%に終わるなど、芳しくない結果だった。

2008年は前年に引き続き、スナイダーが正捕手だったが、モンテロも70試合に出場した。打撃面では、打率.255、5本塁打、18打点という成績を残し、ホームランと打点こそ前年から半減したものの、打率の水準を引き上げた。また、出塁率.300・長打率.400のラインをクリアし、メジャー3年目でOPSが初めて0.700を超えた(0.765)。一方の守備面では、エラーを4個に減らして守備率を.989まで上げたものの、DRSと盗塁阻止率は更に悪化し、2年連続で結果を残せなかった。アリゾナ・ダイヤモンドバックスでの現役時代
(2009年10月4日)

2009年は3年連続で、スナイダーのバックアップ捕手としてシーズン開幕を迎えたが、スナイダーが6月下旬に故障者リスト入りした為、モンテロに正捕手の座が巡ってきた[8]。最終的には128試合に出場し、高い打撃力が開眼。規定打席には届かなかったものの、打率.294、16本塁打、59打点、OPS0.832という好成績をマーク。また、メジャー初盗塁も決めた。守備面でも多少の進歩を見せ、DRSは自身初の平均以上となる+2を記録したほか、盗塁阻止率もメジャーでは自己最高の26%を記録した。更にパスボールは、2007年は73試合にマスクを被って5個だったが、2009年は111試合で4個に留め、ボールブロック技術の向上も成績で証明した。

2010年、前年は2008年まで正捕手だったスナイダーの故障によりレギュラーの座を射止めたが、この年は、逆にモンテロが開幕直後に故障してしまい、約2ヵ月間戦線離脱した[9]。結局、故障の影響もあって85試合の出場に留まり、打率.266、9本塁打、43打点というやや物足りない打撃成績に終わった。一方、守備面では守備率.996、盗塁阻止率がメジャーでは自身初の3割超えとなる31%を記録するなど、更なるステップアップが見られた。

2011年4月1日に行われたロッキーズとの開幕戦では、5打数3安打(二塁打と本塁打が各1) 2打点[10]の活躍を見せる幸先の良いスタートを切り、ダイヤモンドバックスの正捕手を務めた。7月には監督推薦によりオールスターのメンバーに選出された[11]


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