ミゲル・コバルビアス
Miguel Covarrubias
誕生日1904年11月22日
出生地メキシコシティ
死没年1957年1月19日
死没地メキシコシティ
テンプレートを表示
ホセ・ミゲル・コバルビアス・デュクラウド(Jose Miguel Covarrubias Duclaud, 1904年11月22日 - 1957年1月19日)は、メキシコの画家、戯画作家。ニューヨークを拠点として活躍するとともに、1930年代以降はバリ島での民俗学的研究やメキシコの古代文明を対象とした考古学的研究に没頭した。 1904年、メキシコシティ生まれ。父ホセ・コバルビアスは歴代内閣で大臣を務める名家で育つ。早くからメキシコの新聞に風刺画を載せるなどの活躍をみせ、1923年にメキシコ政府の奨学金によりニューヨークに渡る。ニューヨークでは各新聞や『ニューヨーカー』などの雑誌の紙面を飾るようになり、たちまち有名人となった。1925年には早くも最初の画集を出版。また、メルヴィルの『タイピー』、ストウの『アンクル・トムの小屋』などの挿絵を担当したり、ニューヨーク、シカゴで個展を開いたりもした。 1930年にアメリカ人の写真家ローズモンド・コーワンと結婚。グレゴール・クラウゼ
人物・来歴
1933年に再びバリに戻り、長期滞在する。この間には、ジャワ島、インド、ベトナムなども旅した。1936年に、バリ島での体験・見聞を『バリ島(Island of Bali)』にまとめ出版。同書は、ニューヨークにおけるバリ島ブームを一層高めるものとなった。
その後、メキシコに戻ると、コバルビアスはメキシコ・インディオの遺跡を訪ねる旅を繰り返し、1946年に『メキシコ南部(Mexico South)』を、1954年には『鷲、ジャガー、蛇(The Eagle, the Jaguar, and the Serpent)』を著わした。
著書・作品集
1925, The Prince of Wales and Other Famous Americans
1927, Negro Drawings
1937, Island of Bali
関本紀美子訳『バリ島』(平凡社、1991年)
1946, Mexico South
1954, The Eagle, the Jaguar, and the Serpent - Indian Art of the Americas; North America: Alaska, Canada, the United States
1956, Mezcala, Ancient Mexican Sculpture, with William Spratling & Andre Emmerich
1957, Indian Art of Mexico and Central America
全般
⇒FAST
ISNI
VIAF
WorldCat
国立図書館
ノルウェー
⇒スペイン
フランス
BnF data
カタルーニャ
ドイツ
⇒イスラエル
ベルギー
アメリカ
ラトビア
日本
チェコ
オーストラリア
⇒オランダ
⇒2
⇒ポルトガル
学術データベース
CiNii Books
CiNii Research
芸術家
⇒Scientific Illustrators
⇒KulturNav
ニューヨーク近代美術館
オランダ美術史研究所データベース
ULAN
人物
Trove(オーストラリア)
1
その他
SNAC
IdRef
2