マーベル・シネマティック・ユニバース
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マーベル・シネマティック・ユニバース
Marvel Cinematic Universe
マーベル・シネマティック・ユニバースのインタータイトル(マーベル・スタジオ: アセンブリング・ア・ユニバース(2014年)より
創作者マーベル・スタジオ
初作品アイアンマン (2008年)
所有者ウォルト・ディズニー・カンパニー
期間2008年?現在
映画・テレビ
映画マーベル・シネマティック・ユニバースの映画
短編映画マーベル・ワンショット
テレビシリーズマーベル・シネマティック・ユニバースのテレビシリーズ
その他
アトラクションマーベルをテーマにしたディズニーのエリアとアトラクション

「マーベル・シネマティック・ユニバース」(: Marvel Cinematic Universe、MCU)は、マーベル・スタジオが製作するスーパーヒーロー映画を中心としたアメリカ合衆国メディア・フランチャイズおよびシェアード・ユニバースである。この映画は、マーベル・コミックのキャラクターをベースにしている。また、テレビシリーズ、短編映画なども含まれている。現在、映画シリーズにおける世界興行収入ランキング第1位を記録している。
概要

アメリカン・コミックの「マーベル・コミック」を原作としたスーパーヒーローの実写映画化作品を、同一の世界観のクロスオーバー作品として扱う作品群。現在では短編映画、テレビシリーズなどに拡大している。

MCU初の公開作品は『アイアンマン』(2008年公開)であり、時系列の纏まりである「フェーズ」の第一段階をスタートさせ、このフェーズ1は2012年公開の『アベンジャーズ』で終了する。それに続いたフェーズ2は『アイアンマン3』(2013年公開)から始まり、『アントマン』(2015年公開)で終了する。フェーズ3は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)で始まり『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開)で終了する。これらのフェーズ1から3の23作品をまとめて、「インフィニティ・サーガ」と呼称する[1]

フェーズ4は2021年1月配信の『ワンダヴィジョン』から2022年11月25日にDisney+にて配信の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』までの映画7作品、ドラマ7作品とアニメ2作品の計16作で構成される[2][3][4]

2013年以降、マーベルはテレビドラマでもMCUを拡大していく。2013年にはスピンオフ作品である『エージェント・オブ・シールド』をABCのネットワーク放送で初めて開始し、2015年には『デアデビル』をNetflixで、2017年に『ランナウェイズ』をhuluストリーミングし、2018年には米ケーブルテレビフリーフォームで『クローク&ダガー』を放送した。また、ウォルト・ディズニー・カンパニー2019年11月12日(日本では2020年6月)に全米でサービスを開始する動画ストリーミングサービス「Disney+」でMCUシリーズのドラマの製作・配信が発表されている。これまでのテレビドラマシリーズは映画シリーズと世界観や出演者は共有しているものの、映画シリーズの外伝にあたるため、ストーリー上の直接の繋がりは薄く、映画のストーリーがドラマに与える影響はあっても、ドラマのストーリーが映画に与える影響はほとんど無かった。しかし、この「Disney+」のテレビドラマシリーズは映画と同じマーベル・スタジオ(これまではマーベル・テレビジョン)が製作し、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「(Disney+のドラマは)現在のMCU、過去のMCU、そして未来のMCUへと完全に織り込まれる」、「(映画とドラマ)それぞれの作品はお互いに絡み合っていくことになります」と明言している。

映画やテレビシリーズのサウンドトラック・アルバムは、劇中で使用された音楽を含め、全てのシリーズ毎にコンピレーション・アルバムとしてリリースされている。

また、MCUにはマーベル・コミックスが発行した提携作品も含まれており、マーベル・スタジオは偽のニュース番組『WHIH Newsfront』を使用して、一連のビデオ短編映画シリーズ「マーベル・ワンショット」とその作品群における世界のためのバイラル・マーケティングキャンペーンを制作した。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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