マーティン・ギャリックス
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マーティン・ギャリックス
ライブにてDJ機材を用いて楽曲を流す様子
2016年撮影
基本情報
出生名マルタイン・ヘーラルト・ハリツェン(Martijn Gerard Garritsen)
別名GRX、AREA21(w/Maejor)、YTRAM
生誕 (1996-05-14) 1996年5月14日(28歳)
出身地 オランダ
北ホラント州アムステルフェーン
学歴Herman Brood Academie
ジャンルエレクトロ・ハウスプログレッシブ・ハウストラップ、ビッグルーム、ダッチハウス
職業音楽プロデューサー作曲家編曲家作詞家DJ
活動期間2011年 -
レーベルSTMPD RCRDSSpinnin' Records、Musical Freedom、DOORN、Tomorrowland Music、What A Music、Columbia Records、Crowd Control
共同作業者AfrojackJay Hardwayアーマンド・ヴァン・ヘルデンTiestoクリスティーナ・アギレラ、Dimitri Vegas&Like Mike、Sander Van Doorn、MestoBrooks、Dillon Francis、 TV Noise、Daddy's Groove、 Bassjackers、 Julian Jordan、DVBBS、FireBeatz、DubVision、Matisse & Sadko、MOTi、Justin Mylo、Blinders、Pierce Fulton、Dyro、Third Party、Florian Picasso、LOOPERS、Vluarr、Alesso
公式サイト ⇒http://www.martingarrix.com

マーティン・ギャリックス(Martin Garrix、1996年5月14日 - )は、オランダ出身のプロデューサートラックメイカー(ビートメイカー)作曲家編曲家音楽アーティストDJである。

自身が19歳の時に設立したSTMPD RCRDSに所属している。

その前は2012年(16歳)からSpinnin' Recordsに所属していた[1]

17歳の時に「Animals」をリリースすると、当時EDMシーンで最先端のトレンドだったハードキック、シンセリフを備えたビッグルーム・ハウス・サウンドが話題を呼び、大ヒットに(最終的に全英1位/全米21位を記録)。一躍トップ・アーティストとなった。

その後、2013年?2014年にかけては「Tremor (w/ ディミトリ・ヴェガス&ライク・マイク)」「Turn Up The Speakers (w/ Afrojack)」など、ビッグルーム系のヒット・トラックを連発。その人気を不動なものとした。

2015年に「Don’t Look Down (ft. Usher)」(全英9位)をリリースすると、Spinnin’を離れ、メジャーを軸に新たなサウンドと活動を展開。

2016年以降は「Now That I’ve Found You (ft. John & Michel)」「Byte (w/ Brooks)」「High on Life (ft. Bonn)」といったダンス系トラックと並行して、「In the Name of Love (w/ ビービー・レクサ)」「Scared to Be Lonely (w/ Dua Lipa)」「There for You (w/ Troye Sivan)」「Ocean (ft. Khalid)」などポップ路線の楽曲もリリースし、成功を収めている。

2018年には、第23回冬季オリンピック・平昌大会の閉会式でパフォーマンスも行った。

英DJ MAGの“Top 100 DJs”ランキングにおいて、2016年、2017年、2018年と三年連続で1位をキープ。2022年に再び1位に返り咲いた。

Martin Garrixとしての活動の他、GRX名義やAREA21名義での曲のリリース、さらにステージネームYTRAMとしての活動も知られる。
経歴

4歳の時、ギターを習い始め、音楽への関心を持つようになった。

8歳の時には、2004年のアテネオリンピックで演奏を行うティエストの姿を見て、DJになる夢を強く描くようになった。 特にティエストのシングル曲「トラフィック"Traffic"」にインスピレーションをうけた彼は、専門ソフトをダウンロードし、作曲活動を始めた。 ユトレヒトにある音楽プロデューサー養成学校であるザ・ハーマン・ブラッド・アカデミーに在学していた。
2012年

2012年に、ギャリックスは「BFAM」の曲作りに取り掛かり、ジュリアン・ジョーダンと共同リリースした[2]。その年の才能あるDJを称える賞(the SLAM! FM DJ Talent of the Year Award)を受賞した[3]。同年、彼の手掛けたリミックス曲 「ユア・ボディ"Your Body」[4]クリスティーナ・アギレラのアルバム「ロータス"Lotus"」に収録された。 作詞はマックス・マーティン、 Shellback 、Savan Kotecha。
2013年

2013年、シドニー・サイモンと共同で「トレント Torrent」をリリースした [2]。ギャリックスは、6月16日にオランダのレコードレーベル会社スピニンレコードからソロアルバムとして「アニマルズ"Animals」[5]を発売した。このシングル曲は、ヨーロッパにおいて大きなヒットソングとなり、瞬く間に若者を魅了してBeatportで一位を獲得した。これにより、彼は少なからぬ名声を手に入れた[6][7]。 この曲は、ハードウェルのアルバムHardwell presents 'Revealed Volume 4にも収録されている。2013年9月30日、 サンダー・バン・ドーンとディミトリ・ヴェガス&ライク・マイクの共同制作であるProject Tのリミックスがリリースされ、すぐさまにBeatportのチャート一位を獲得した[8]。一方で、2013年世界人気DJランキング100にニューエントリーし第40位にランクインを果たした[9]。 2013年12月 、ジェイ・ハードウェイと共にリリースした「ウィザード "Wizard "」は、オランダで最高17位を、ベルギーで最高6位を記録した。また、ファイアービーツとコラボレーションを行った「ヘリコプター "Helicopter"」は、Beatportで二週連続第一位を記録した。最も権威のあるDJ専門誌による「DJ MAG TOP 100 DJs 」40位で、初ランクインを果たした[10]
2014年

「Ultra Music Festival2014」にて、Dillon Francisやハードウェル、そして、アフロジャックらとコラボレーションを行い、いくつかの新曲や未発売曲のパフォーマンスを行った。また、ファンに昨年の功績への感謝として「プロキシー"Proxy"」をSoundCloudにて無料ダウンロードで提供した。

「DJ MAG TOP 100 DJs」に4位でランクインした[11]
2015年

「DJ MAG TOP 100 DJs 」に3位でランクインした[12]。スピニンレコードを脱退するが、契約時に彼の音楽の著作権は全てレーベルが持つことになっていたため、訴訟を起こした。スピニンレコードが著作権の譲渡に合意したため、訴えは取り下げられた[13]
2016年

自身のレーベル スタンプ レコード(STMPD RCRDS)を設立した[14]。この記念として"Poison"をサイト上で無料ダウンロードで提供し、3月に、このレーベルから初となるシングル"Now That I've Found You"がリリースされた。また、 E3 2016(Electronic Entertainment Expo 2016)のために作ったOopsをサイト上で無料ダウンロードで提供した[15]。そして「DJ MAG TOP 100 DJs」に自身最高位となる1位でランクインした[16]。そして1位記念として7日間連続のトラックリリースをした(Seven - EP)。
2017年

自身のレーベルからDua Lipaを起用した曲"Scared To Be Lonely"、さらにTroye Sivanを起用した曲"There For You"を発売し、各国々でヒットした。そして3年ぶりに「GRX」名義で"Byte"でコラボレーションしたBrooksとコラボレーションした"Boomerang"を発売した。

また、「DJ MAG TOP 100 DJs」で昨年度に続き1位でランクインした[17]


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