マーク・ノップラー
OBE
2015年(65歳時)撮影
基本情報
出生名Mark Freuder Knopfler
生誕 (1949-08-12) 1949年8月12日(74歳)
イギリス スコットランド グラスゴー
出身地 イギリス イングランド ニューカッスル・アポン・タイン
ジャンルロック、ロックンロール、ケルティックロック
マーク・ノップラー OBE(Mark Freuder Knopfler OBE、1949年8月12日[1] - )は、イギリス、スコットランドのグラスゴーに生まれたミュージシャン、ギタリスト、ソングライター、音楽プロデューサー。
音楽的には、ボブ・ディラン、J・J・ケイル、ハンク・マーヴィン等から強い影響を受けている[2]。
ポップカルチャー情報誌『ローリング・ストーン』の2003年8月号のカバーストーリー「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」において第27位となった[3][4]。2011年の改訂版では第44位[5][3][6]。 父は、ユダヤ系ハンガリー人のエルヴィーン・クノップフラー (Erwin Knopfler. 1908-1993)。建築家であり、チェスプレーヤーとしても名を知られていた[注 1][7]。「#サーネーム」と「#父」も参照のこと。母はルイーザ・マリー (Louisa Mary Laidler Knopfler [9][10][注 2])。イギリス人[10](あるいはアイルランド人)である。 1939年、故郷ミシュコルツで暮らしていたエルヴィーンの家族は、ナチスの弾圧から逃れるため、ハンガリーからオランダを経てスコットランドのグラスゴーに移住した。第1子の長女ルース・セルマ (Ruth Selma. 1947?2020) [9][10]、第2子で長男のマーク・フロイダー (Mark Freuder. 1949- )、そして第3子で次男のデヴィッド
来歴
マークが7歳か8歳の時[10]、家族はグラスゴーからイングランド北東部の都市ニューカッスル・アポン・タインへと転居した[10]。それからしばらく経って、マークはギターを独学で学び始めた。
リーズ大学卒業後は新聞記者や教師をしつつ複数のバンドを掛け持ちしてパブに出入りするようになる。なお、生来左利きであるが、ギターを弾く時は右手で爪弾く。1970年代半ばにロックバンド「ダイアー・ストレイツ」を結成。その後、リーダーとして活動休止までバンドを牽引し、スターダムに押し上げる。
ダイアー・ストレイツでの活動を通して、その独特のフィンガー・ピッキング奏法によるギタープレイや、トータルな楽曲プロデュース能力が、他の多くのミュージシャンの目にとまることとなり、数多くのセッションに参加。ボブ・ディランを筆頭に、スティーリー・ダン、エルトン・ジョン、スティング、エリック・クラプトン、ブライアン・フェリー、ジュールズ・ホランド(英語版)など、数多くのミュージシャンと親交を深める。また、ほぼ同時期に映画音楽にも参入し、『ローカル・ヒーロー』『CAL』『プリンセス・ブライド』『ワグ・ザ・ドッグ』などを手がける。
1988年からはダイアー・ストレイツとしての活動を一度停止し、1990年には、ノッティング・ヒルビリーズ名義のアルバム『ミッシング』や、チェット・アトキンスと連名のアルバム『ネック&ネック』を発表した。