マークスマン
The Marksman
監督ロバート・ロレンツ
脚本
ロバート・ロレンツ
クリス・チャールズ
ダニー・クラビッツ
製作
タイ・ダンカン
マーク・ウィリアムズ
ウォーレン・ゴズ
エリック・ゴールド
ロバート・ロレンツ
製作総指揮
マーク・D・カッチャー
ジェームズ・マシェッロ
マシュー・シダリ
ニコラス・シャルティエ
ジョナサン・デクター
出演者
リーアム・ニーソン
ジェイコブ・ペレス
キャサリン・ウィニック
フアン・パブロ・ラバ
『マークスマン』(The Marksman)は、2021年のアメリカ合衆国のアクションスリラー映画。監督はロバート・ロレンツ、出演はリーアム・ニーソンとジェイコブ・ペレスなど。アリゾナ州の国境の町に住む牧場主で元海兵隊員の初老の男性が、メキシコの麻薬カルテルに追われる少年を遠いシカゴの親戚のもとに送り届けようとする逃避行を描いている[3]。 元海兵隊員のジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)は、アリゾナ州のメキシコ国境沿いで牧場を営んでいた。愛妻が病死し、高額の医療費で牧場も手放さざるを得なくなるジム。金策に走り回るある日、ジムは不法に国境を超える11才のメキシコ人少年ミゲルと、母親のローサに出会った。見逃してくれたら大金を渡すと頼むローサ。だが、ローサは追って来たマウリシロの一味に撃たれてしまった。応戦し、マウリシロの弟を射殺するジム。ローサはジムに、シカゴに住む親戚の家までミゲルを送って欲しいと言い残し、息を引き取った。 ジムの車に残っていたローサのバッグには、大金が詰まっていた。それは、ローサの兄がメキシコの麻薬カルテルから奪ったものだった。カルテルはローサの兄を無残に殺し、配下のマウリシロにローサ母子を追わせていたのだ。ミゲルがメキシコに強制送還されたら、報復と見せしめでカルテルに殺される。ジムは、金のことは誰にも言わずに、自分一人でミゲルをシカゴまで送り届けると決め、おんぼろトラックで出発した。 国境でジムが母子を見逃していたら、逃げ切れたかも知れない。そう考えてジムに反撥するミゲル。だが、孤独な者同士、旅が続くうちに、ジムとミゲルは打ち解けて行った。一方、弟を殺されたマウリシロは、執拗に追跡を続けた。資金と人員が豊富なカルテルは、クレジットカードの使用履歴を簡単に追跡し、警察官も買収してジムとミゲルを追い詰めた。 車を失い、無人の農場に逃げ込むジムとミゲル。マウリシロと一味を殺したジムは、重傷を負ったことを隠したまま、シカゴの町に辿り着いた。親戚一家に暖かく迎え入れられるミゲル。それを見届けたジムは、黙って立ち去り、病院にも寄らずに、アリゾナ行きのバスに乗り込んだ。 ※括弧内は日本語吹替。
ストーリー
キャスト
ジム・ハンソン: リーアム・ニーソン(山路和弘)