マークスマン_(映画)
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マークスマン
The Marksman
監督
ロバート・ロレンツ
脚本

ロバート・ロレンツ

クリス・チャールズ

ダニー・クラビッツ

製作

タイ・ダンカン

マーク・ウィリアムズ

ウォーレン・ゴズ

エリック・ゴールド

ロバート・ロレンツ

製作総指揮

マーク・D・カッチャー

ジェームズ・マシェッロ

マシュー・シダリ

ニコラス・シャルティエ

ジョナサン・デクター

出演者

リーアム・ニーソン

ジェイコブ・ペレス

キャサリン・ウィニック

フアン・パブロ・ラバ(英語版)

テレサ・ルイス(英語版)

音楽ショーン・キャラリー(英語版)
撮影マーク・パッテン
編集ルイス・カルバリャール
製作会社

スカルプチャー・メディア

ゼロ・グラビティ・マネジメント

ストーンハウス・モーション・ピクチャーズ

配給

オープン・ロード・フィルムズ/ブライアクリフ・エンターテインメント

キノフィルムズ

公開

2021年1月15日

2022年1月7日

上映時間108分
製作国 アメリカ合衆国
言語

英語

スペイン語

製作費$23,000,000[1]
興行収入

$15,566,093[2]

$23,076,711[2]

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『マークスマン』(The Marksman)は、2021年アメリカ合衆国アクションスリラー映画。監督はロバート・ロレンツ、出演はリーアム・ニーソンとジェイコブ・ペレスなど。アリゾナ州の国境の町に住む牧場主で元海兵隊員の初老の男性が、メキシコ麻薬カルテルに追われる少年を遠いシカゴの親戚のもとに送り届けようとする逃避行を描いている[3]
ストーリー

元海兵隊員のジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)は、アリゾナ州のメキシコ国境沿いで牧場を営んでいた。愛妻が病死し、高額の医療費で牧場も手放さざるを得なくなるジム。金策に走り回るある日、ジムは不法に国境を超える11才のメキシコ人少年ミゲルと、母親のローサに出会った。見逃してくれたら大金を渡すと頼むローサ。だが、ローサは追って来たマウリシロの一味に撃たれてしまった。応戦し、マウリシロの弟を射殺するジム。ローサはジムに、シカゴに住む親戚の家までミゲルを送って欲しいと言い残し、息を引き取った。

ジムの車に残っていたローサのバッグには、大金が詰まっていた。それは、ローサの兄がメキシコの麻薬カルテルから奪ったものだった。カルテルはローサの兄を無残に殺し、配下のマウリシロにローサ母子を追わせていたのだ。ミゲルがメキシコに強制送還されたら、報復と見せしめでカルテルに殺される。ジムは、金のことは誰にも言わずに、自分一人でミゲルをシカゴまで送り届けると決め、おんぼろトラックで出発した。

国境でジムが母子を見逃していたら、逃げ切れたかも知れない。そう考えてジムに反撥するミゲル。だが、孤独な者同士、旅が続くうちに、ジムとミゲルは打ち解けて行った。一方、弟を殺されたマウリシロは、執拗に追跡を続けた。資金と人員が豊富なカルテルは、クレジットカードの使用履歴を簡単に追跡し、警察官も買収してジムとミゲルを追い詰めた。

車を失い、無人の農場に逃げ込むジムとミゲル。マウリシロと一味を殺したジムは、重傷を負ったことを隠したまま、シカゴの町に辿り着いた。親戚一家に暖かく迎え入れられるミゲル。それを見届けたジムは、黙って立ち去り、病院にも寄らずに、アリゾナ行きのバスに乗り込んだ。
キャスト

※括弧内は日本語吹替。

ジム・ハンソン:
リーアム・ニーソン山路和弘

ミゲル: ジェイコブ・ペレス(亜利美里

サラ・ペニントン: キャサリン・ウィニック斎藤楓子

マウリシオ: フアン・パブロ・ラバ(英語版)(濱野大輝

ローサ: テレサ・ルイス(英語版)(山口立花子

ランドール・ブレナン: ディラン・ケニン

エベレット・クローフォード: ルース・レインズ

製作

もともと『The Minuteman』というタイトルであった本作は、2019年5月に、リーアム・ニーソンが主演することとともに発表された[4][5][6][7] 。2019年9月、ウィニックとラバが映画のキャストに加わったことが発表された[8][9][10]

主な撮影は、ロレイン郡[11]ポーテージ郡[12][13]、およびオハイオ州チャードン[14]で行われた。またニューメキシコ州でも行われ[15][16]、2019年10月に撮影は終了した[17]
公開

『マークスマン』は2021年1月15日に米国で劇場公開された[18]
評価

Rotten Tomatoesによれば、108件の評論のうち高評価は39%にあたる42件で、平均点は10点満点中5.3点、批評家の一致した見解は「『マークスマン』はリーアム・ニーソンを主役に据えたことで恩恵を受けているが、この定型的なアクションスリラーはもっと上を目指すべきものであった。」となっている[19]Metacriticによれば、22件の評論のうち、高評価は2件、賛否混在は19件、低評価は1件で、平均点は100点満点中44点となっている[20]
出典^ “The Marksman” (英語). The Numbers. 2022年9月27日閲覧。
^ a b “The Marksman” (英語). Box Office Mojo. 2022年11月26日閲覧。
^ “マークスマン”. WOWOW. 2022年9月28日閲覧。
^ McNary, Dave (2019年5月9日). “Liam Neeson to Star in Action-Thriller ‘The Minuteman’” (英語). Variety. https://variety.com/2019/film/news/liam-neeson-the-minuteman-1203210381/ 2020年11月14日閲覧。 
^ Grate, Jake (2019年5月10日). “Liam Neeson to star in new action-thriller 'The Minuteman,' months after racism controversy” (英語). Fox News. https://www.foxnews.com/entertainment/liam-neeson-to-star-in-new-action-thriller-movie-the-minuteman 2020年11月14日閲覧。


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