マン・オン・ザ・ムーン
Man on the Moon
監督ミロス・フォアマン
脚本スコット・アレクサンダー
ラリー・カラゼウスキー
製作ダニー・デヴィート
ステイシー・シェア
マイケル・シャンバーグ
『マン・オン・ザ・ムーン』(Man on the Moon)は、1999年のアメリカ映画。若くして癌で亡くなった実在のコメディアン、アンディ・カウフマンの伝記映画。生前のカウフマンと交流のあったダニー・デヴィートが製作にも関わり、カウフマンのマネジャーのジョージ・シャピロ役で出演している。
映画のタイトルはバンドR.E.M.が1992年に発表した、カウフマンのことを歌った曲「マン・オン・ザ・ムーン」から。
なお、カウフマンのブレインだったボブ・ズムダが執筆したノンフィクション作品が日本では『マン・オン・ザ・ムーン』の題名で翻訳刊行されているが、これは映画の原作ではなく、映画製作とほぼ同時刊行された「Andy Kaufman Revealed!」(1999年)という題名の著書である。 アンディ・カウフマンは、風変わりなコメディアンとして人気を博していた。持ちネタは『グレート・ギャツビー』の朗読、プレスリーのものまねであった。 ある日、彼は、あからさまに女性蔑視発言をして全米の女性を挑発し、本気で女性チャレンジャーとレスリングするという、おかしな企画の番組を始めた。その企画のきっかけとなった女性リンと結婚。男性プロレスラージェリー・ローラーとも戦い、首を損傷した。 アンディはまた、デブで毒舌の中年男のラウンジ歌手「トニー・クリフトン」も登場させ、「トニーは自分でなく別人だと」として混乱を広げる。 そんなある日、彼は自分が病魔に冒されていることに気づく。 ※括弧内は日本語吹替 本映画の撮影中に撮られていたメイキング映像を元にしたNetflixオリジナル・ドキュメンタリー映画『ジム&アンディ』(en:Jim & Andy: The Great Beyond 本作の撮影中のジム・キャリーは、アンディや「トニー・クリフトン」になりきっており、生前のアンディを知っていた関係者たちも、どこまでが真実でどこまでが虚構か、わからなくなっていたことが明かされる。
ストーリー
キャスト
アンディ・カウフマン - ジム・キャリー(山寺宏一)
ジョージ・シャピロ(アンディのマネージャー) - ダニー・デヴィート(富田耕生)
リン・マーグリーズ(アンディのガールフレンド) - コートニー・ラブ(相沢恵子)
ボブ・ズムダ(アンディのブレイン役) - ポール・ジアマッティ(桐本琢也)
ジェリー・ローラー - 本人が出演 (秋元羊介)
メイナード・スミス(ABCの重役) - ヴィンセント・スキャヴェリ(名取幸政)
クリスタル・ヒーラー - シドニー・ラシック
スタンレー・カウフマン(アンディの父) - ジェリー・ベーカー
ジャニス・カウフマン - レスリー・ライルズ(さとうあい)
ジャック・バーンズ - ボブ・ズムダ
クラブの経営者 - ジョージ・シャピロ(後藤哲夫)
クレジットなし
クリストファー・ロイド
ジャド・ハーシュ
キャロル・ケイン(落合るみ)
マリル・ヘナー
ローン・マイケルズ
デイヴィッド・レターマン
受賞
第50回ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)
ゴールデングローブ賞 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門)
ドキュメンタリー
参考文献^ a b “Man on the Moon
外部リンク
マン・オン・ザ・ムーン - allcinema
⇒マン・オン・ザ・ムーン - KINENOTE
Man on the Moon
Man on the Moon - IMDb(英語)
表
話
編
歴
ミロス・フォアマン監督作品
1960年代
?erny Petr (1964)
ブロンドの恋 (1965)
火事だよ!カワイ子ちゃん (1967)
1970年代
パパ/ずれてるゥ! (1971)
カッコーの巣の上で (1975)
ヘアー (1979)
1980年代
ラグタイム (1981)
アマデウス (1984)
恋の掟 (1989)
1990年代
ラリー・フリント (1996)
マン・オン・ザ・ムーン (1999)
2000年代
宮廷画家ゴヤは見た (2006)
短編・オムニバス
時よとまれ、君は美しい/ミュンヘンの17日・二日間の苦闘 (1973)