マンモス_(漫画)
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出典検索?: "マンモス" 漫画 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2015年9月)

このフィクションに関する記事は、ほとんどがあらすじ・登場人物のエピソードといった物語内容の紹介だけで成り立っています。製作過程や社会的影響、専門家による批評や分析など、作品外部の情報の加筆を行い、現実世界の観点を説明してください。(2015年9月) (使い方)

『マンモス』は、原作:武論尊、作画:小成たか紀による日本漫画作品。『月刊少年ジャンプ』(集英社)にて1984年から1988年まで連載された。単行本は全9巻。
あらすじ

刑事・兵頭一平は巨体と怪力を持ちながらも穏和な性格から“ゾウさん”とあだ名されていた。政財界のみならず暴力団をも牛耳る堂崎グループの御曹司・堂崎峻児に、最愛の妹由紀と親友木島を惨殺された兵頭はその罪を着せられ、逃亡生活を余儀なくされる。2年後、東京に舞い戻った兵頭は苛酷な傭兵生活を経て、巨大な牙を持つ“マンモス”に変貌を遂げていた。「復讐」の2文字を胸に、兵頭は堂崎グループに単身戦いを挑む。[JC 第1巻?]

堂崎グループとの戦いを終え、かつての恋人・三田と傭兵時代の恩師の娘・ジェシカと穏やかな生活を送る兵頭の前に現れたのは米国情報部のルイスだった。米軍の機密情報を握るロジャー博士が武装ゲリラに誘拐され、その奪還作戦の中でかつての戦友ボブが命を落としたことを知る兵頭。人質救出の特命を受け、眠れる巨獣が再び目覚める。[JC 第3巻?]

任務を終えた兵頭を待っていたのは戦友エンジェルの娘が誘拐されたという知らせだった。友人の窮地を救うため、兵頭はかつての傭兵チーム“W”の一員として再び作戦に赴く。[JC 第4巻?]

再び訪れた安息の日々。兵頭はかつて逃亡生活の窮地に自らを助けてくれた恩人・日高を訪ねていた。来訪中に日高の店を襲ったアジアンマフィアに対し、反撃に出る兵頭。しかしその前に立ちふさがったのは記憶を失い、マフィアの殺人マシーンとして操られる日高の息子・タツヤだった。[JC 第5巻]

麻薬犯罪を追うかつての同僚・海津は麻薬犯罪組織の罠にかかり、銃弾に倒れる。組織の黒幕はかつて倒した堂崎峻児の異母弟・剛士だった。堂崎グループを完全に叩き潰し、復讐に決着を付けるべく、兵頭の最後の戦いが幕を開ける。[JC 第6巻?]
登場人物
兵頭一平(ひょうどう いっぺい)/マンモス
主人公。警視庁捜査一課所属の刑事だったが後にフリーの傭兵となる。妹・由紀とともに児童養護施設(孤児院)で育ち、養護施設を出てからは由紀との2人暮らし。養護施設で人の善意によって生かされてきたことを感じ、自分もまた人の役に立つために警察官になった。刑事時代は2メートルを超える巨体と怪力の持ち主でありながら、穏和で涙もろい性格から「ゾウさん」と呼ばれていた。新人婦警の三田を職務中に助けたことをきっかけに、相思相愛の仲となる。同じく刑事の木島とは新人時代からの付き合い。堂崎グループの犯罪を木島と共に追うが、それを疎ましく思った堂崎によって由紀と木島の殺害の罪を着せられ、日本国内で指名手配されてしまう。逃亡先のアメリカで傭兵学校に入学、教官であるクルーガー少佐の下で心身を鍛え上げ、優しい「ゾウさん」から牙持つ巨獣「マンモス」に生まれ変わる。傭兵時代の通称は「マンモス」で、以降刑事時代の兵頭を知る一部の人間を除き、「マンモス」と呼ばれている。傭兵としての1年半足らずの間に中南米を中心とした世界中で活躍し、傭兵たちの間でも伝説的な存在となっている。格闘能力は極めて高く、5人の傭兵を相手に格闘戦で圧勝し、また人間離れした怪力を使って、撲殺や全身の骨を砕くシーンが度々登場している。銃火器の知識も豊富であり、小銃やスナイパーライフル、手榴弾からロケットランチャーまであらゆる武器を使いこなしている。さらにはビル爆破の経験もあり、米国情報部からは師であるクルーガーと同等以上の評価を受けている。堂崎峻児を倒した後はロサンゼルスに移住し、三田とクルーガーの娘・ジェシカとの生活を始めているが、その後も戦い続けることになる。敵を容赦なく叩き潰す一面はかつてのゾウさんとは別人のようだと評されるが、基本的に自分の闘いには誰一人巻き込みたくは無いと考えており、また三田やジェシカとの生活を大事にしようとするなど、優しい面は失っていない。
兵頭由紀(ひょうどう ゆき)
兵頭一平の妹。一平と同じく養護施設育ち。後に自らの出身の養護施設で教員となっている。兄の穏和で涙もろい性格について苦言を呈しつつも、それが長所であると好ましく思っている。三田枝里子と一平がいい雰囲気になったときには気を利かせて2人きりにするなど、兄の恋愛を応援していた。兵頭を疎ましく思った堂崎峻児により拉致され、射殺される。
木島(きじま)
兵頭と同僚の刑事。新米時代に先輩刑事・武田とともに堂崎の絡む殺人事件を追うが、証拠をつかみながらも堂崎に武田を殺害され、法の通用しない存在が居ることを思い知る。そのため、法の通用しない悪には犯罪者となろうとも自ら手を下すべき、と兵頭に主張し続けていた。結果、警察官としては逸脱した発言や、容疑者への必要以上の暴行など、問題となる行動も多く、(木島を疎ましく思った堂崎が裏で糸を引いたためではあるが)ついには木島自身が逮捕されてしまう。拘禁中に堂崎に拉致され、堂崎峻児に兵頭の目の前で射殺される。
三田枝里子(みた えりこ)
兵頭の元同僚であり、恋人。婦警としての新人時代に兵頭に助けられたことがきっかけで知り合い、その後相思相愛の仲となる。兵頭が指名手配後もずっと無実を信じ続け、またそれを証明するために刑事課に転属する。射撃の腕は高く、また剣道ないし居合道の心得もある模様。堂崎と通じていた刑事局長の倉島に騙され、事故を装って殺害されそうになるも、兵頭によって救出される。兵頭が堂崎峻児への復讐を果たした後は刑事を辞め、兵頭とその恩師の娘・ジェシカとロサンゼルスで生活しており、その後も戦いを続ける兵頭の帰りを待っている。
海津(かいづ)
警視庁刑事一課の刑事。堂崎グループ構成員の殺害犯として兵頭を追っている。三田に惚れており、兵頭は恋敵でもあるが、三田を悲しませたくない、という思いから窮地の兵頭を何度も救う。元ボクサーで、3階級上の相手を右ストレート一発で再起不能にし、練習中にサンドバッグの鎖が引きちぎれるほどの強打の持ち主。しかしその強打も堂崎の傭兵・八尾には通用しなかったことから、強いとはいえ並の人間の範囲にとどまる模様。堂崎に一人戦いを挑んだ兵頭に影響され、堂崎をバックに持つ麻薬犯罪グループを単身追い詰めていくが、罠にはめられ、全身に銃弾を浴びて倒れる。
武田(たけだ)
新米だった頃の木島と組んでいた刑事。兵頭や木島からは「武田のオヤッサン」と呼ばれていた。堂崎峻児の絡む殺人事件を執念深く追い続け、決定的な証拠を握った矢先に殺害された。
倉島健一(くらしま けんいち)
刑事局長。三田には兵頭の無実を証明するための協力を申し出ているが、裏では堂崎と通じており、真相に近づく三田を事故を装って殺害しようとした。木島を暴行罪で逮捕するよう命令を出し、堂崎に引き渡すことで間接的に死に追いやり、また口封じのために重傷の部下の呼吸器のスイッチを切って殺害するなどの非道を行う。車の運転中に兵頭に車ごと雪の坂道に押し出され、坂の下で壁に激突して死亡(復讐私刑法 第三条 潰殺刑)。
牛山(うしやま)
刑事課長。出世のために倉島に従い、その命を受けて木島を逮捕した。堂崎系暴力団幹部・矢村との交友を三田に気づかれて焦り、倉島に相談するが、倉島は自身と堂崎との関係が明るみに出ることを恐れ、とりあわなかった。路上で兵頭に襲われ、重傷を負って運び込まれた病院で、牛山が邪魔になった倉島により呼吸器のスイッチを切られる。
堂崎峻児(どうざき しゅんじ)
堂崎グループの御曹司。堂崎剛士の腹違いの兄。武田や木島、また自らの犯罪の証人となる少年など、邪魔になる者はことごとく殺害し、また恐怖によってグループをまとめるために、パーティー会場で裏切り者(実際は冤罪)を公開処刑してみせるなど、その性格は冷酷非情。復讐を開始した兵頭に対して罠を張って迎え撃ち、さらには傭兵を送り込んで始末しようとするも全て失敗。結果実父である堂崎グループの会長に組織にとって不要であると判断され、堂崎グループから切り捨てられてしまう。身一つとなってアメリカに渡った後、兵頭の恩師の娘・ジェシカを誘拐し、人質にとって兵頭を追い詰めるが、いくら銃弾を受けても倒れない兵頭の不死身の前に弾切れを起こし、全身の骨を砕かれた上、スタジアムの照明に叩きつけられて死亡した。
谷岡昌樹(たにおか まさき)
堂崎グループの側近で、天道組幹部。木島、由紀を殺害した実行犯の1人。ニューヨークを観光中に兵頭に襲われ、撲殺される(復讐私刑法 第一条 撲殺刑)。
矢村英一(やむら えいいち)
堂崎グループの側近で、天道組大幹部。木島、由紀を殺害した実行犯の1人。兵頭に対して当初強気であったが、相次ぐ部下の死により次第に恐怖するようになる。天道組の事務所に逃げ込み、やや落ち着きを取り戻したが、組事務所ビルのエレベーター内で兵頭に襲われる。命乞いも聞き入れられないまま自らの拳銃を握らされ、強制的に自殺させられた(復讐私刑法 第二条 自銃殺刑)。
シンジ
矢村英一のボディーガード。矢村の命令で、矢村が車で轢き殺した少年の姉に暴行を加えた。1人で歩いているところを兵頭に襲われて殺害され、切断された右手は矢村宛の小包として天道組の玄関に届けられる。
河野洋(こうの ひろし)
堂崎系の会社員。堂崎グループのパーティーでグループ内の極秘情報を外部へ流したとされ、堂崎峻児に東京湾の水が入った水槽に沈められて殺害された。しかし情報を外へ流したというのは嘘で、実際には堂崎峻児が力を示し、組織を固めるためであった。
吉良冷一(きら れいいち)
堂崎グループ内に存在する中央電算室の室長で、堂崎峻児の頭脳(ブレーン)。堂崎グループの関係者が連続で殺害される事件の犯人が兵頭であることを割り出した。兵頭の行動パターンを読んで誘い出したり、傭兵時代の恩師を傭兵として雇い入れ、兵頭に差し向けたりするなど、策略を駆使する。帰宅中に兵頭の襲撃を受け、殴り飛ばされて電線に引っかかり、死亡する。
八尾(やお)
堂崎の傭兵。登場時には元ボクサーの海津と戦い、攻撃を敢えて受けて見せた上で一蹴する。堂崎との戦いで負傷した兵頭を介抱していた老婆を殺害したため、怒った兵頭に急所を攻撃されて倒される。
クルーガー
傭兵。部隊内での階級は少佐。元軍人であるが、生まれつき体の弱いひとり娘のジェシカの入院費用を稼ぐため傭兵となった。兵頭を傭兵として鍛え上げた教官。傭兵学校への入学希望者の一人であった兵頭の眼を見て採用を決め、その際補佐官には太った体の兵頭の採用を反対されたものの、半年間の厳しい教育により補佐官が驚愕するほどの傭兵として生まれ変わらせた。率いている傭兵部隊(クルーガーチーム)はゲリラの間で恐れられている。また米国情報部も困難な作戦の実行者として、クルーガーの名を真っ先に挙げる程に評価している。ただし作中では戦場で窮地を兵頭に助けられたり、作戦中に何度となく捕虜になっていることがわかるなど、個人としては必ずしも華々しい活躍だけではない。数々の戦場をくぐり抜けてきたプロ中のプロだが、仕事を離れた時には娘のジェシカを可愛がり、兵頭からは「別人のよう」と言われるほどの優しい父親でもある。ジェシカの治療費を稼ぐため、堂崎に傭兵として雇われる。得意とするサイレントダック(目隠しでのナイフ戦)で兵頭と戦うも敗れ、堂崎が潜ませていた刺客の銃弾から兵頭を庇い、死亡する。
ジェシカ/ジェシカ・クルーガー
クルーガーの娘。生まれつき心臓に疾患を持っており、ずっと入院暮らしをしていたが、手術を行い、以降は順調に回復しているようである。


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