マンボNo.5
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「マンボNo.5」
ペレス・プラード楽曲
リリース1949年
ジャンルマンボ
時間2分10秒
作曲者ペレス・プラード

「マンボNo.5」(Mambo No.5)は、キューバペレス・プラードが1949年に制作・発表した楽曲であり、マンボのインストゥメンタル曲では最も知られている曲の1つである。50年後にドイツ人ルー・ベガがカバーしたバージョンも世界中でヒットした。
オリジナル

この曲の歴史はマンボのバンドリーダーであるペレス・プラードが1949年に制作したことから始まる。プラードはこの曲よりBMIアメリカ合衆国の音楽著作権管理団体)に登録され、BMI Awardを受賞した[1]。プラードはこれを含め433作品の作品を発表している。

「マンボの王様」ことプラードがRCAレコードの子会社であるメキシコのレコードレーベルと契約し、このインストゥメンタル・マンボを作曲した。この曲は北米にマンボ・ブームを巻き起こし、プラードは1951年4月のアメリカツアーを成功させた。また、1950年9月にデイヴ・バーバーがカバーしたバージョンはポップチャートで27位を記録した。

「マンボNo.5」は、日本では学校教育でも使用されており、例えば教育芸術社の小学5年生の音楽の教科書に掲載されている[2]
高中正義のバージョン

「MAMBO NO.5 (DISCO DANGO)」
高中正義シングル
初出アルバム『TAKANAKA』
B面OH! TENGO SUERTE
リリース1977年2月1日
規格7インチレコード
ジャンルロック
フュージョン
レーベルKitty Records
作詞Chris Mosdell
作曲Perez Prado
プロデュース安室克也
高中正義 シングル 年表

SWEET AGNES
1976年)MAMBO NO.5 (DISCO DANGO)
1977年)STAR WARS SAMBA
(1978年)


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1977年に日本ギタリスト高中正義が、「マンボ No.5」をディスコ風にアレンジしたバージョンを発表。そのバージョンでは新たに歌詞が追加されており、YMOの「中国女」や「BEHIND THE MASK」などの楽曲を作詞したChris Mosdellが担当した。
収録曲全編曲: 高中正義
#タイトル作詞作曲唄時間
1.「MAMBO NO.5 (DISCO DANGO)」Chris MosdellPerez Prado高中正義4:00
2.「OH! TENGO SUERTE」高橋ユキヒロ高中正義Tan Tan4:13

収録アルバム

楽曲アルバム発売日備考
MAMBO NO.5 (DISCO DANGO)『TAKANAKA』
1977年3月5日2ndオリジナルアルバム
OH! TENGO SUERTE『SEYCHELLES』1976年7月1日1stオリジナルアルバム

ルー・ベガのバージョン

「マンボ No.5」
ルー・ベガシングル
初出アルバム『恋のマンボ天国』
リリース1999年
ジャンルポップス
時間5分14秒(エクステンデッド・ミックス)
3分39秒(ラジオ・エディット)
作詞・作曲ペレス・プラード、ルー・ベガ、ジッピー・ダビッツ
チャート最高順位


3位(アメリカ

1位(イギリス


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1999年にドイツ人の歌手ルー・ベガが、「マンボ No.5」をダンス・ポップ風にアレンジしたバージョンを発表した。そのバージョンでは、ベガの元ガールフレンドたちがコーラスを歌っている[3]。彼の本国ドイツやイギリスなどヨーロッパ大陸のほとんどの国のチャートで1位を記録し、フランスでは20週間1位を記録した[4]。オーストラリアでは年間1位を記録するヒットとなった[5]。アメリカでもヒットし、Billboard Hot 100で3位を記録した[6]

先代
「Mi Chico Latino」 by ジェリ・ハリウェル全英シングルチャート ナンバー1 シングル


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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