「マンハイム」のその他の用法については「マンハイム (曖昧さ回避)」をご覧ください。
紋章地図
基本情報
連邦州:バーデン=ヴュルテンベルク州
行政管区:カールスルーエ行政管区
郡:郡独立市
311,831人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:2,151 人/km2
郵便番号:68159?68309
市外局番:0621
自治体コード:
08 2 22 000
行政庁舎の住所:E 5
68159 Mannheim
ウェブサイト:www.mannheim.de
首長:ペーター・クルツ (Peter Kurz)
州内の位置
地図
1886年から1889年の間に建てられた給水塔
マンハイム (ドイツ語: Mannheim, ドイツ語発音: [?manha?im] ( 音声ファイル)[2]) は、ドイツ連邦共和国バーデン=ヴュルテンベルク州最北端に属する郡独立市。
人口約31万人を擁する大学都市で、シュトゥットガルトに次ぐ同州第2の都市である。かつてプファルツ選帝侯の宮廷所在地であったこの街は、現在ヨーロッパ有数の大都市圏であるライン=ネッカー広域連合の経済的・文化的中心都市となっている。ラインラント=プファルツ州に属す隣町のルートヴィヒスハーフェン・アム・ライン(人口約17万人)とはライン川を隔てて直接向かい合っている。
地理マンハイム中心部
マンハイムはオーバーライン地方北部のライン川とネッカー川が合流する地点に位置している。市域はライン川の右岸、ネッカー川の両岸に広がる。
この都市は、ヘッセン州南部のダルムシュタット行政管区、ベルクシュトラーセ郡、ラインラント=プファルツ州のフォーダープファルツ地方、バーデン=ヴュルテンベルク州の郡独立市マンハイムやヴァルドルフとヴォルムスおよびハイデルベルクとハイルブロンならびにライン=ネッカー郡の西部・南部の市町村を包含し、総人口235万人を数える人口集積地であるヨーロッパ有数の大都市圏ライン=ネッカー・ドライエックに含まれる。
ライン=ネッカー地域内に関しては、マンハイムは隣接するハイデルベルクとともに、2002年の地方開発計画に基づきバーデン=ヴュルテンベルク州全土に制定された14の上級中心都市の一つである。上級中心都市マンハイムは、エーディンゲン=ネッカーハウゼン、ヘッデスハイム、イルフェスハイム、ラーデンブルクの中心地としての機能を担っている。また、ヘッセン州やラインラント=プファルツ州の市町村とも関わりを持っており、それらの中心地ともなっている。
近くの大都市としては、フランクフルト・アム・マインが北70km、シュトゥットガルトが南東約95kmに位置している。またロルシュが北35kmにある。
住民構成は、中部ドイツ語のうちプファルツ語系クーアプファルツ語(ドイツ語版)に属するマンハイム方言(ドイツ語版)の話者がとくに多い。
市の構成マンハイムの市区
マンハイムは、6つの市街区と11の郊外区からなる。
インネンシュタット/ユングブッシュ、
リンデンホーフ、
ネッカーシュタット=オスト/ヴォールゲレーゲン、
ネッカーシュタット=ヴェスト、
ノイオストハイム/ノイヘルムスハイム、
シュヴェツィンガーシュタット/オストシュタット
と
フォイデンハイム
フリードリヒスフェルト
ケーファータール
ネッカラウ
ライナウ
ザントホーフェン
ゼッケンハイム
シェーナウ
フォーゲルシュタング
ヴァルトホーフ
ヴァルシュタット
である。
17の市区には、それぞれ区民12人からなる地区顧問が存在する。地区顧問は区内での問題について事情を聴取する。問題に対する最終的な処置の決定はマンハイム市議会でなされる。
17市区は、さらに地区や統計上の区分で細分されることがある。
インネンシュタット: 「クヴァドラーテ」マンハイム中心部の都市構成クヴァドラーテの街区番号命名規則
ライン川とネッカー川に挟まれた馬蹄形のマンハイムのインネンシュタット(市中心部)は格子状に直交する道路で区切られた街区で構成されており、「Mannheimer Quadrate(マンハイマー・クヴァドラーテ = マンハイムの四角形)」と呼ばれている。宮殿前をほぼ東西にビスマルク通りが通っており、その両端に半円状のリング通りが接続する。この中に直交する形で道路が造られている。こうした道路網の設計は、1600年頃のプファルツ選帝侯フリードリヒ4世の時代に遡り、それが現在まで保存されている。
インネンシュタットには2つの中心軸がある。「ブライテ・シュトラーセ」(大通り)の名で知られているクアプファルツ通りは宮殿からネッカー門までほぼ南北に延びている。この通りは、パラーデ広場(観閲広場)で目抜き通り「プランケン」と直交する。この2本の通りとそれぞれ平行に走る街路には名前がなく、それらで囲まれた街区は、アルファベットと数字を組み合わせた呼称でよばれる。たとえば、宮殿正面に面した街区はA1とL1、市庁舎の住所はE5といった具合である。こうした人為的に付けられた呼称が日常会話でも使われるのはドイツでは希なことである。
建築史の観点から、こうした街路配置を用いることは、都市設計上、宮殿の超越性を明らかにするものであり、絶対王政を表現したものであると解釈される。マンハイマー・クヴァドラーテ、特にいわゆる「ブライテ・シュトラーセ」は、新しい宮殿を強調するものである。
理想都市の原則は、完全にバロック様式で構成された他の都市、エアランゲン、グリュックシュタット、あるいはカールスルーエなどに体現されている。一方、マンハイムは新時代の理想と建築の融合(計画都市、あるいは計画首都)を企図して設計された都市なのである。@media all and (max-width:720px){.mw-parser-output .mod-gallery{width:100%!important}}.mw-parser-output .mod-gallery{display:table}.mw-parser-output .mod-gallery-default{background:transparent;margin-top:.3em}.mw-parser-output .mod-gallery-center{margin-left:auto;margin-right:auto}.mw-parser-output .mod-gallery-left{float:left;margin-right:1em}.mw-parser-output .mod-gallery-right{float:right}.mw-parser-output .mod-gallery-none{float:none}.mw-parser-output .mod-gallery-collapsible{width:100%}.mw-parser-output .mod-gallery .title,.mw-parser-output .mod-gallery .main,.mw-parser-output .mod-gallery .footer{display:table-row}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div{display:table-cell;text-align:center;font-weight:bold}.mw-parser-output .mod-gallery .main>div{display:table-cell}.mw-parser-output .mod-gallery .gallery{line-height:1.35em}.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div{display:table-cell;text-align:right;font-size:80%;line-height:1em}.mw-parser-output .mod-gallery .title>div *,.mw-parser-output .mod-gallery .footer>div *{overflow:visible}.mw-parser-output .mod-gallery .gallerybox img{background:none!important}.mw-parser-output .mod-gallery .bordered-images .thumb img{outline:solid #eaecf0 1px;border:none}.mw-parser-output .mod-gallery .whitebg .thumb{background:#fff!important} マンハイムに隣接する市町村は以下の通り。(北から時計回り) ラムペルトハイム、フィールンハイム(以上、ヘッセン州ベルクシュトラーセ郡)、ヘッデスハイム、イルフェスハイム、エーディンゲン=ネッカーハウゼン、ハイデルベルク、プランクシュタット、シュヴェツィンゲン、ブリュール(以上、バーデン=ヴュルテンベルク州の市町村で、郡独立市のハイデルベルクを除き、すべてライン=ネッカー郡に属す)、アルトリプ
「ブライテ・シュトラーセ」
「プランケン」
隣接する市町村