マンダ
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この項目では、東宝映画に登場する架空の怪獣について説明しています。

宗教については「マンダ教」をご覧ください。

漫画『NARUTO -ナルト-』に登場する口寄せ動物については「NARUTO -ナルト-の口寄せ動物#大蛇」をご覧ください。

ポケモンについては「ボーマンダ」をご覧ください。

マンダ
東宝怪獣映画のキャラクター
初登場『海底軍艦
作者

渡辺明(初代デザイン)

西川伸司(『FINAL WARS』デザイン)

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マンダ (Manda) は、特撮映画『海底軍艦』およびゴジラシリーズに登場する架空の怪獣。海底に潜む巨大なである。
登場作品

公開順。

映画『
海底軍艦』(1963年)

映画『怪獣総進撃』(1968年)

映画『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)

小説『GODZILLA 怪獣黙示録』(2017年)

テレビアニメ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』(2021年)

このほか、『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃[出典 1]と『メカゴジラの逆襲[1]では、過去の映像の流用で登場する。
『海底軍艦』のマンダ

諸元マンダ
MANDA
[出典 2]
別名

守護竜[出典 3]

(守護龍[出典 4]

(ムー帝国守護龍[7]

[注釈 1]

全長

150 m[出典 5]

胴回り10 m[出典 6]

体重3万 t[出典 7][注釈 2]
出身地

ムウ帝国[7][19][注釈 3]

(太平洋・ムウ帝国[12]

[注釈 4]

ムウ帝国の守護神として崇められている龍[出典 8]。帝国の海底洞窟に潜み、工作隊が地上からさらった奴隷たちを生贄として与えられており[22][17]、その奴隷の監視も行っている[出典 9]。長く太い体で締め付けて攻撃するが[22][10]、寒さに弱い[19]

最新鋭潜水艦でさえ耐えられない深海の水圧下でも、平然と行動する。進撃してきた轟天号からムウ帝国を防衛するために出現し、轟天号に巻き付いて締め付けるが[注釈 5]、高圧電流で引きはがされ、冷線砲で氷結死した[出典 10]

当初は大蛇として登場する予定だったため[24]、「マンモススネーク→マンモス蛇(だ)→マンダ」と名付けられたが[注釈 6]、映画公開の翌年(1964年)が辰年なので竜に変更された[26][17]。当時の東宝の宣伝用年賀はがきでは、「謹賀新年」の言葉の下に、轟天号対マンダのイラストが添えられていた[27][26]

検討用台本では、ムー潜航艇との同士討ちになるという最期であった[25][13]。準備稿では、轟天号の水中砲で眼を撃たれるのみで生死不明であった[13]

デザインは渡辺明[16][17]、頭部造形は利光貞三[出典 11]、胴体は八木勘寿、八木康栄による[16][17]。ピクトリアルスケッチでは大海蛇のイメージであった[28]。東宝怪獣には珍しく黒目が縦長の「猫目」をしている[8]

大・小2種類の操演用ミニチュアによって撮影された[出典 12]。鱗は1枚1枚重ね張りしている[8]。牙や角はFRP製[30]。書籍『大ゴジラ図鑑2』では、制作時間がなかったために造型は大味であると評している[30]

大きいほうは、特撮テレビドラマ『ウルトラQ』の第6話「育てよ! カメ」に登場する怪竜として無改造で流用された後に返却され、『怪獣総進撃』に流用された[15]。小さいほうは、第12話「鳥を見た」に登場する無人船の舳先にある装飾の像に流用されている。


牢の窓から見えるマンダは合成で処理された[29]

ムウ潜水艦の艦首主砲は、マンダをかたどったものになっている。

『怪獣総進撃』のマンダ

諸元マンダ
MANDA
[出典 13]
別名

守護竜[出典 14]

ムー帝国守護神[34]

大怪竜[出典 15]

怪竜[46]

全長150 m[出典 16]
体重3万 t[出典 17]
移動速度100 km/h(地上)[36][41]
出身地怪獣ランド[出典 18][注釈 7]
出現地

怪獣ランド[42]

ムウ帝国[出典 19]

怪獣ランドに住む怪獣として登場。初代と同族だが、頭部の角とがなく、目の瞳も黒目がちで普通に円となった[出典 20]。脚もやや小さくなったように見えてヘビのような姿で[出典 21]、海中だけしか活動シーンがなかった初代と違い、陸上でも行動できる[48][注釈 8]


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