この項目では、映画について説明しています。(株)まんだらけのインターネットテレビについては「Mandaray」を、ミャンマーの都市については「マンダレー」を、米国ラスベガスのホテルについては「マンダレイ・ベイ」をご覧ください。
マンダレイ
Manderlay
監督ラース・フォン・トリアー
脚本ラース・フォン・トリアー
製作ヴィベク・ウィンドレフ
製作総指揮ペーター・アールベーク・イェンセン
レネ・ボーグルム
出演者ブライス・ダラス・ハワード
ウィレム・デフォー
音楽ヨアキム・ホルベック
撮影アンソニー・ドッド・マントル
編集モリー・マリーヌ・ステンスゴード
製作会社ゼントロパ
『マンダレイ』(Manderlay)は2005年にデンマーク他6カ国の出資で製作された映画。ラース・フォン・トリアー監督・脚本による「アメリカ合衆国 - 機会の土地」三部作の2作目。主演はブライス・ダラス・ハワード。
観念的な「多数決主義」や「自由主義」を力ずくで押し付けることや、人間を類型に当てはめようとすることの愚かしさを描く。
2005年のカンヌ国際映画祭コンペティションに、トリアーの監督作としては通算7本目のノミネートを果たした。 舞台は1933年のアラバマ州、南北戦争と奴隷解放宣言からおよそ70年。縄張りを失って旅をしていたグレース(ハワード)たちギャング団は大農場マンダレイの前で黒人の女に呼び止められる。そこでは依然として奴隷制度同様の搾取が横行し、今まさに「使用人」の一人ティモシー(バンコレ)がむち打たれようとしていた。グレースが銃の力で割り込むと農場の女主人(バコール)は息絶えてしまう。命令するものを失って途方にくれる黒人の使用人たちをみてグレースは、マンダレイを民主的で自由な共同体につくりかえる決心をするが…。 前作『ドッグヴィル』に引き続き、床に枠線や説明の文字を描き建物の一部をセットに配しただけの舞台[1]やジョン・ハートによる詳細なナレーションなどの実験的な手法で作られている。 主演(グレース役)がニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに変わった。前作で脇役を演じた数人の俳優が別の役で再出演している。
ストーリー
キャスト
ブライス・ダラス・ハワード:グレース
イザック・ド・バンコレ:ティモシー
ダニー・グローヴァー:ウィレルム
ウィレム・デフォー:グレースの父親
ジェレミー・デイヴィス:ニールス
クロエ・セヴィニー:フィロメナ
ローレン・バコール:女主人
ウド・キア:ミスター・カースプ
モナ・ハモンド:オールド・ウィルマ
ジャン=マルク・バール:ミスター・ロビンソン
ジェリコ・イヴァネク:Dr.ヘクター
テディ・ケンプナー:ジョセフ
ルエラ・ギデオン:ヴィクトリア
ジニー・ホルダー:エリザベス
クライヴ・ロウ:サミー
エマニュエル・アイドウ:ジム
ジャヴォン・プリンス:ジャック
スゼット・ルウェリン:フローラ
ジョセフ・マイデル:マーク
ジョン・ハート:ナレーター
製作
キャスティング
脚注^ セットの作り込みはより大掛かりなものになった。
外部リンク
マンダレイ - allcinema
Manderlay
Manderlay
Manderlay
Manderlay - Rotten Tomatoes(英語)
Manderlay - Metacritic(英語)
典拠管理データベース
VIAF
表
話
編
歴
ラース・フォン・トリアー監督作品
1980年代
エレメント・オブ・クライム (1984)
エピデミック (1987)
1990年代
ヨーロッパ (1991)
奇跡の海 (1996)
イディオッツ (1998)
2000年代
ダンサー・イン・ザ・ダーク (2000)
ドッグヴィル (2003)
マンダレイ (2005)
Direktoren for det hele (2006)
アンチクライスト (2009)
2010年代
メランコリア (2011)
ニンフォマニアック (2013)
ハウス・ジャック・ビルト (2018)
テレビ
メディア (1988)
キングダム (1994 - 1997)
短編
それぞれのシネマ/職業 (2007)
Dimension (2010)
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