マロニエ王国の七人の騎士
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マロニエ王国の七人の騎士
ジャンル
ファンタジー漫画
漫画
作者岩本ナオ
出版社小学館
掲載誌月刊フラワーズ
レーベルフラワーコミックスα
発表号2016年11月号 -
発表期間2016年9月28日 -
巻数既刊8巻(2023年8月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『マロニエ王国の七人の騎士』(マロニエおうこくのしちにんのきし)は、岩本ナオによる日本漫画作品。ファンタジー漫画。『月刊フラワーズ』(小学館)にて2016年11月号から連載中[1][2]
概要

岩本ナオは以前、知っている土地の事しか書けないと表明していた。しかし、実は過去の世界的なファンタジー作品が書きたかったが、これまでは自信がなかったと釈明して、開始した長期連載作品[3]。マロニエの土地はスペインに取材して、その赤土の大地とそれを焼いた赤レンガをイメージ。マロニエ城はモデルは16世紀のスペインのバスク地区ナバラ州の城壁の無い別荘のような城だが、12世紀ごろに想定して「快適に住もう」との感覚がない簡素でほとんど家具もなく、触れて実感したが冷たい石の中の生活とした[4]。また12世紀の遠景のブドウ畑を南フランスカルカソンヌで見える風景から取材し、アシスタントに任せず自身で描いた[4]

浦沢直樹は、この漫画の「生き物の国篇」で岩本ナオの画に大きな変化が起きてそれが続いていると指摘。板の木目や靴の留め金など細部のリアリティに正確さを出すのに中世ヨーロッパの資料を大量に集め研究している。その世界で使われている技術を知ることができるようにしている。そして動物の緻密な絵。さらに細かいペンでの線描写のディテールを重ね質感や高低差を出す石・岩肌の描写に自身も含め日本の漫画家に影響を与えたメビウスに近いが岩本ナオはそのフランス漫画のバンドデシネ作家作品を模写などせず参考にしていないので、自力でそこに近づいたと高く評価した[3]
メディア掲載・イベント

ダ・ヴィンチ』(KADOKAWA)2018年8月号では本作が取り上げられた[5]。『月刊フラワーズ』2020年4月号では、藤子・F・不二雄の『ドラえもん』の50周年を記念し、本作と表紙や付録でのコラボが実施された[6]。2020年5月には本作のビデオ会議で使える背景画像が掲載誌公式Twitterにて配布された[7]
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この節の加筆が望まれています。 (2021年5月)

マロニエ王国の女将軍「バリバラ」には、眠くない・博愛・暑がりや・寒がりや・獣使い・剣自慢・ハラペコの七人の息子がおり、彼らは各々が騎士長となって、大使として周辺の7つの国に外交に赴くことになった。
舞台

大陸の8カ国。4000年前に割拠していた勢力が、やがて8つの国にまとまった。20年前に異常気象で、北の国々とマロニエ王国は農繁期の夏に雹霜が降り埋め尽くされ土地が凍り付き農作物が壊滅して「大恐慌」と呼ぶ事態となる。それで食物に余力があった南の国が北の国から狙われ、間のマロニエ王国も混乱した。それ以来緊張関係が続いてきたが、マロニエ王国からの外交使で打開を狙う。
マロニエ王国
八つの
から成る大陸の中心にある国。大陸ができた時の赤土が残り、それで染めた服の赤色が他国の精霊から守ってくれる。
夜の長い国
マロニエ王国の北東にある国。教会は寒い国と同じ「夜」の神を祀る厳格な一神教。王族直系は精霊が見えて会話できる。1年のうち7カ月が冬で極夜となる。20年前の異常気象を「厄災」と呼ぶ。
登場人物
マロニエ王国
バリバラ


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