マルーン
Maroon
16進表記#800000
RGB(128, 0, 0)
CMYK(0, 100, 100, 50)
HSV(0°, 100%, 50%)
表示されている色は一例です
マルーン(JIS慣用色名)
マンセル値5R 2.5/6
栗色(JIS慣用色名)
マンセル値2YR 3.5/4
Maroon (webcolor)
16進表記#800000
インド産のアルマンディンワイン
マルーン(英: maroon)は、暗い茶色から、紫がかった赤にかけての色。一般的には赤と黒の中間に位置する色。 フランス語のマロン(marron、クリやマロニエの実)に由来する[1]。英語における色名としての "Maroon" の初出は1789年である[2]。 マルーンは、JIS慣用色名である。また、MaroonはHTML4.0でも、color属性で色名として指定して表示が可能である。 フランス語、イタリア語などでは、ボルドー(Bordeaux)と呼ぶ。これはフランスのボルドーで産出するボルドーワインに由来する。 マロン由来であるため、日本語では栗色(くりいろ)と訳されることもあるが、JISの規格ではマルーンと栗色は別々の色として定義されている(右図参照)。ほか、えび茶色(えびちゃいろ)、えんじ色などの日本語表現もあるが、これらも別色とされることがある。
概要
マルーンに関する事項
軍事
マルーンのベレー帽は、空挺部隊の将兵の国際的象徴とされる。
旗章学
ラトビアの国旗の色は、マルーンと白である。
鉄道
阪急マルーンは、阪急電鉄系列の鉄道車両の代表的な塗色。東武鉄道の「ロイヤルマルーン」はこの色に近く、秩父鉄道や弘南鉄道もかつて似た色を使用していた。
新京成電鉄は、かつて京成電鉄からの譲渡車や800形や8000形を、初期には下半分をマルーンに塗装していた。それは日本国有鉄道の赤2号に近い色で、N800形は初期には「新京成マルーン」という色を使用していた。
国鉄色の赤7号の部内での慣用名は「マルーン」であった。
近畿日本鉄道の通勤形車両に使用される近鉄マルーンは「マルーンレッド」と称し赤味が強い。
美容
染髪におけるヘアカラーリング剤の色名など、毛髪の色の名称として用いられることがある。
大学
シカゴ大学のスクールカラー。早稲田大学のスクールカラー臙脂色は、早稲田大学野球部をコーチしたといわれるメリーフィールドの母校であるシカゴ大学の校色から採ったとされる[3]。