マルハニチロ
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マルハニチロ株式会社
Maruha Nichiro Corporation

種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 1333
2014年4月1日上場
略称マルニチ、マルハ
本社所在地 日本
135-8608
東京都江東区豊洲三丁目2番20号
豊洲フロント
設立1943年昭和18年)3月31日
西大洋漁業統制株式会社)(創業:1880年明治13年))
業種水産・農林業
法人番号2010601040697
事業内容水産事業、食品事業、倉庫物流事業
代表者伊藤滋代表取締役会長
池見賢(代表取締役社長
資本金200億円
発行済株式総数5265万6千株[2]
売上高連結:10,205億円
(2023年3月期)
営業利益連結:296億円
(2023年3月期)
純利益連結:186億万円
(2023年3月期)
純資産連結:2125億2,200万円
(2023年3月31日現在)
総資産連結:6,897億円
(2023年3月31日現在)
従業員数連結:12,843人
単独:1,640人
(2023年3月31日現在)
決算期3月31日
会計監査人有限責任あずさ監査法人
主要株主大東通商(株) 9.84 %
日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口) 6.38 %
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口) 4.92 %
農林中央金庫 3.54 %
(株)みずほ銀行 3.04 %
日本トラスティ・サービス信託銀行(株)(信託口9) 2.47 %
東京海上日動火災保険(株) 2.29 %
JP MORGAN CHASE BANK 380634 1.69 %
東洋製罐グループホールディングス(株) 1.67 %
OUGホールディングス(株) 1.61 %
(2017年3月31日現在)
主要子会社(株)マルハニチロ物流 100 %
マルハニチロ畜産(株) 100 %
関係する人物中部幾次郎
堤清六
平塚常次郎
田中龍彦(初代会長)
五十嵐勇二(初代社長)
坂井道郎(取締役会長)
外部リンクマルハニチロ株式会社
特記事項:2008年平成20年)4月1日マルハニチロの水産部門を統合してマルハからマルハニチロ水産に改称。2014年(平成26年)4月1日にマルハニチロ水産がマルハニチロホールディングス・マルハニチロ食品・マルハニチロ畜産・マルハニチロマネジメント・アクリフーズを吸収合併し、現商号に改称。
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マルハニチロ株式会社(英:Maruha Nichiro Corporation)は、東京都江東区に本社を有する日本の大手食品会社。
概要

1880年に山口県下関市で創業した遠洋漁業捕鯨・水産加工大手のマルハ(旧・大洋漁業)と1906年に新潟県三条市で創業の北洋漁業・水産加工大手のニチロ(旧・日魯漁業)を起源とする[3]。2007年に両社が経営統合し、2008年の事業再編を経て、2014年4月1日の合併により誕生した。2014年の合併の理由については、2007年の経営統合・事業再編に伴い事業別に子会社を再編したものの、一部に重複事業が残るほか、投資資金の配分などで統合効果を出しにくいと判断したものと報じられている[4]

現在の法人格としてはグループの水産部門であったマルハニチロ水産(旧・マルハ)のものを引き継いでおり、これに純粋持株会社であったマルハニチロホールディングス(マルハニチロHD、旧マルハグループ本社)と、マルハニチロHD傘下の事業子会社であるマルハニチロ食品(旧・ニチロ)など4社の合計6社が合併する形となっている。このときの経営統合にあたっては、マルハニチロ水産を存続会社とする6社合併と、マルハニチロHDとの間でのテクニカル上場という手法をとっているが、これは元々事業子会社のみの合併を行う予定だったものが、合併方式の検討の過程において事業持株会社体制への転換を行うことになったためと、マルハニチロ水産の各種許認可(主に船舶関係の許認可)を継続させることで事業活動に関する影響を最小限にするためとされている[5]。マルハニチロ水産は旧・マルハ時代の2004年3月まで上場企業であった(マルハグループ本社設立時に株式移転により上場廃止)ことから、実質的に再上場ということになる。
ブランド

2008年4月の事業再編でマルハニチロ食品が発足した時には、旧・ニチロの「あけぼの」と旧・マルハの「マルハ」の2つのブランドが存在した。

2014年4月にマルハニチロ水産へ統合・商号変更された際に、旧・アクリフーズから「アクリ」ブランドも引き継がれた。その際、パッケージ左上のシンボルマークの上に表示されていた旧アクリフーズのスローガン「だいじな人に食べさせたい」は廃止されてシンボルマークのみとなり、2015年3月発売の新製品・リニューアル品からパッケージ右上に「マルハニチロ」ロゴも表示された。

このような経緯から、事業再編や合併を経た後でも「あけぼの」・「マルハ」・「アクリ」の3ブランドが継続されていたが、2018年3月5日の社名ロゴ変更の際、現在の商品ブランド体系の再構築に着手。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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