マリ=アニエス・ジロ
[Wikipedia|▼Menu]

マリ=アニエス・ジロ
マリ=アニエス・ジロ(2013年)
生誕 (1975-09-07) 1975年9月7日(48歳)[1]
フランスノルマンディー地域圏カルヴァドス県カーン[1][2]
出身校パリ・オペラ座バレエ学校[1]
職業バレエダンサー、バレエ指導者[1]
子供1[3]
テンプレートを表示
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ポータル 舞台芸術

マリ=アニエス・ジロ(Marie-Agnes Gillot、1975年9月7日 - )は、フランスバレエダンサーバレエ指導者・振付家である[1]。1985年にパリ・オペラ座バレエ学校に入学し、1990年、15歳のときにパリ・オペラ座バレエ団に入団した[1]。長身を生かした躍動的な踊りや表現に定評があり、1999年にプルミエール・ダンスーズ、2004年にエトワールに昇進した[1]。クラシック・バレエの諸作品はもとよりコンテンポラリー作品でも優れた舞台を見せて高く評価された[1][4][5]。2018年3月にアデュー公演(退団公演)を行い、エトワールの座から退いた[3]。しばしばマリ=アニエス・ジローとも表記される[6][3][7]
経歴

カーンの生まれ[2][8]。1985年、9歳のときにバレエを始め、パリ・オペラ座バレエ学校に入学した[2]。12歳のときに1年間で身長が12センチメートル伸び、脊椎側彎症との診断を受けた[9]。ジロは手術による弊害を避けるため、その代わりに補装具を装着することを選んだ[9]。この補装具は踊りのときには外していたものの、装着の期間は6年に及び、その事実について彼女は仲間たちに隠し通していた[9]

1990年に年令制限の免除を受け、パリ・オペラ座バレエ団に15歳(14歳半とも)[10]で入団した[2][11][4]。入団後の昇進は順調で、1991年にカドリーユ[注釈 1]、1992年にコリフェ[注釈 2]、1994年にスジェ[注釈 3]となった[2][11][8]。コリフェ時代の1992年には、ヴァルナ国際バレエコンクールでファイナリストとなっている[2][4]

ジロは1999年にプルミエール・ダンスーズに昇格した[注釈 4][4][5]。プルミエール・ダンスーズ昇格後は、ピエール・ラコット(フランス語版)復元版『パキータ』のタイトル・ロールルドルフ・ヌレエフ版『ラ・バヤデール』のニキヤとガムザッティ、『ドン・キホーテ』のキトリなどのクラシック・バレエの諸作品のほか、ジョン・ノイマイヤージョージ・バランシンウィリアム・フォーサイスローラン・プティモーリス・ベジャールなど近現代の幅広い作品を踊りこなした[11]。この時期のジロについては「最強のプルミエール・ダンスーズ」と形容する意見があったほどであり、エトワールへの任命が待望されていた[4][15]

ジロのエトワール任命は2004年3月18日のことで、カロリン・カールソン(英語版)振付の『シーニュ』終演後であった[1][4][5]。『シーニュ』はコンテンポラリー作品の1晩ものであり、この種の作品でのエトワール任命は異例のことと評価された[1][5]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:74 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef