マリベル・ベルドゥ
Maribel Verdu
2018年
本名マリア・イサベル・ベルドゥ・ロリャン
Maria Isabel Verdu Rollan
生年月日 (1970-10-02) 1970年10月2日(53歳)
出生地 スペイン、マドリード県マドリード
国籍 スペイン
職業女優
ジャンル映画・演劇・テレビ
活動期間1985年 -
配偶者ペドロ・ララニャガ(1999年 - )
主な作品
『天国の口、終りの楽園。』
『パンズ・ラビリンス』
『Siete mesas de billar frances』
『ブランカニエベス』
『ザ・フラッシュ』
受賞
ゴヤ賞
主演女優賞
2007年『Siete mesas de billar frances』
2012年『ブランカニエベス』
その他の賞
フォトグラマス・デ・プラータ
テレビ女優賞
1994年『Canguros』
映画女優賞
2008年『Los girasols ciegos』
2012年『ブランカニエベス』
テンプレートを表示
マリベル・ベルドゥ(スペイン語: Maribel Verdu, 1970年10月2日 - )は、スペイン・マドリード出身の女優。本名はマリア・イサベル・ベルドゥ・ロリャン(Maria Isabel Verdu Rollan)。 スペインでは、『アマンテス/愛人
概要
1984年以来、主にスペインで60本以上の映画に出演しており、また多くのテレビ番組にも登場している。1986年には『ロミオとジュリエット』のジュリエット役で舞台デビューし、以降は演劇と映画の演技を組み合わせている[1]。さらに、『Turno de Oficio』や『Segunda Ensenanza』などのテレビ番組に出演することもある。 1970年にマドリードで生まれ[2]、最初はスポーツ雑誌やファッション雑誌のモデルとして活動した。13歳の時、ビセンテ・アランダ監督の『El Crimen del Capitan Sanchez』で初めてテレビに出演する機会を得た[2]。15歳の時に学校を辞めて女優の道に身を捧げ[1]、リカルド・フランコ
経歴
アランダ監督の『アマンテス/愛人(英語版)』(1991年)では、スペイン映画芸術科学アカデミー(AACCE)が主催するゴヤ賞に初めてノミネート(主演女優賞)された。後にベルドゥは、『アマンテス/愛人』での彼女の役が映画女優としてのキャリアのターニングポイントになり、演技者としての成熟につながったと語っている[1]。その後、トルエバ監督の『ベルエポック』(1992年)、ビガス・ルナ監督の『ゴールデン・ボールズ(英語版)』(1993年)、ホセ・ルイス・ガルシ(英語版)監督の『Cancion de Cuna』(1995年)、エミリオ・マルティネス=ラサロ(英語版)監督の『Carreteras Secundarias』(1997年)、カルロス・サウラ監督の『ゴヤ(英語版)』(1999年)、ゴンサロ・スアレス(英語版)監督の『El Portero』(2000年)、『Oviedo Express』(2007年)などに出演した。
アルフォンソ・キュアロン監督の『天国の口、終りの楽園。』(2001年)への出演で国際舞台でも高みに登り、ギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』(2006年)でもスペイン国外で認知された[1]。『パンズ・ラビリンス』出演後、ベルドゥはアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーの会員に招待された[1]。フランシス・フォード・コッポラ監督の『テトロ 過去を殺した男』(2009年)では、ヴィンセント・ギャロ演じる主人公テトロの恋人役として出演した。2011年、バリャドリッド国際映画祭でのベルドゥ
2009年にはスペイン映画国民賞を受賞。2010年にはアレハンドロ・サンスが監督した、ラテン・グラミー賞受賞16度の歌手ローラ・ソレダ(英語版)のミュージック・ビデオに出演した。パブロ・ベルヘル監督の『ブランカニエベス』(2012年)は白黒サイレント映画であり、白雪姫の主人公を女性闘牛士に変えてスペイン風に脚色した物語である。この作品でベルドゥは、恍惚の表情で愛人の尻にムチをしならせる邪悪な継母役を演じた。
評価(英語版)』で初めてノミネートされたが、結局『Alas de Mariposa』のシルビア・ムント(英語版)が受賞した。2度目のノミネートはヘラルド・ベラ(英語版)監督の『ペネロペ・クルス/情熱の処女 ?スペインの宝石?』であり、結局『Mas Alla del Jardin』のマリ・カリーリョ(英語版)が受賞した。リカルド・フランコ(英語版)監督の『La Buena Estrella』で3度目のノミネートを経験したが、結局『Martin Hache』のセシリア・ロスが受賞した。2006年にはギレルモ・デル・トロ監督の『パンズ・ラビリンス』で4度目のノミネートを受け、結局ペネロペ・クルスに敗れた。2007年の『Siete mesas de billar frances』では、5度目のノミネートにして初めてゴヤ賞(主演女優賞)を受賞した。
ゴヤ賞以外では、オンダス賞(スペイン語版)の女優賞を2度受賞した。