マリオパーティ9
Mario Party 9
ジャンルパーティーゲーム
対応機種Wii
開発元エヌディーキューブ[1]
シーエイプロダクション
発売元任天堂
シリーズマリオパーティシリーズ
人数1?4人
メディアWii用12cm光ディスク
発売日 2012年3月2日
2012年3月8日
2012年3月12日
2012年4月26日
2012年6月29日
2013年4月11日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRB:E(6歳以上)
売上本数 70万本(2013年3月末)[2]
311万本[3]
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『マリオパーティ9』(MARIO PARTY 9)は、エヌディーキューブとシーエイプロダクションが開発、任天堂から2012年に発売されたコンピュータゲーム。略称は「マリパ9(マリパナイン)」。Wii用では最後のマリオシリーズのゲームタイトル。 家庭用向けのマリオパーティシリーズの11作目に当たり、前作の『マリオパーティ8』および『マリオパーティDS』から約5年振りの発売となった。本作の開発はエヌディーキューブ[1](従来のマリオパーティシリーズを開発したスタッフがハドソンから移籍[4])が担当。 ボードゲームは本作からプレイヤー全員で一台の乗り物に乗ってマスを移動し、ステージのゴールにつくまでに「リトルスター」をどれだけ多く集められるか競うルールに変更され(ルールの詳細は後述)、前作のルールにあった「ターン数」「コイン」「スター」の概念や前作までにあった「タッグマッチ」のルールは廃止された。また、本作から従来のように4人で対戦する以外に、2人や3人だけでボードゲームをプレイすることも可能となり、ミニゲームも3人のみでプレイが可能となった。 ある日の夜、マリオたちは夜空に輝く星「リトルスター」を望遠鏡で観察していた。すると、突然リトルスターが異空間に吸い込まれ始めていく。その原因はマシーンでリトルスターを吸い上げていたクッパとその息子のクッパJr.の仕業だった。事態を目の当たりにしたマリオたちは、クッパからリトルスターを取り返し、夜空を元通りにするための冒険へと出発する。 一方のクッパは、彼らがリトルスターを取り返すのを阻止するため、密かに2人の刺客を差し向けていた。
概要
ストーリー
ゲームモード
パーティモード
1-4人でボードゲームをプレイするモード。サイコロをふって乗り物を進め、ゴールに到着するまでに入手した「リトルスター」の数で順位を競う。ゲーム終了後、人間のプレイヤーが集めた「リトルスター」(「DKジャングル」のみバナナ)は、1個につき「ぼうけんポイント」1ポイントと交換される[5](この制度は『マリオパーティ2』以来である)。
ミニゲームモード
収録されているミニゲームをいろいろなルールでプレイするモード。以下の7つのゲームがあり「ぼうけんポイント」は「フリープレイ」ではミニゲーム1回のプレイで1ポイント、それ以外のゲームでは1回のプレイで10ポイント獲得できる。
フリープレイ
好きなミニゲームを選んで自由にプレイができる。「ボスバトル」以外のすべてのミニゲームは最初から自由にプレイが可能で、「ボスバトル」はボードゲームでプレイしたことがあるもののみプレイ可能。
かちぬきバトル
ルーレットで選ばれたミニゲームで対戦し勝ち抜きを競うゲーム。ミニゲームに勝利したプレイヤーは階段を上ることができる。また、ミニゲームによっては複数人が勝つことができる場合もあり、この場合は勝利した全員が階段を上る。ただし、引き分けの場合は誰も階段を上ることができない。その後、現時点で最下位のプレイヤーが次のミニゲームを決める。これを繰り返し、先に設定した回数(3・5・7)だけ勝利し頂上にたどり着いたプレイヤーが優勝となる。遊べるミニゲームは「全員対戦ミニゲーム」と「1人vsライバルミニゲーム」の2種類から選べる。
ガーデンバトル
花壇に花の苗を植えていくゲーム。苗を植える前にミニゲームで勝負し、1位になったプレイヤーから順に自分の花壇に植える苗を決めることができる(同率順位が出た場合は、サイコロを振って出た目の大きさで順位を決める)。苗は回転させることができ、すでに置いた苗の上や、花壇からはみ出さなければ設置することができる。苗の形は予め決まっており、ターンが変わるごとに苗の形が変化する。また、苗を置くスペースが無いプレイヤーは、そのターンは休みとなり苗を植えることができなくなる。全員の番が終わるとターン終了となり、再び順番を決めるミニゲームが始まる。次のミニゲームを決めるときは、前回のミニゲームで最下位だったプレイヤーが決める。これを繰り返し、先に自分の花壇全てのマスに苗を植えると優勝となる。
えらんでバトル
5つのミニゲームからプレイしたいものを3つずつ選び、そのミニゲームを選んだプレイヤーだけで対戦するゲーム。まず、プレイヤーはプレイしたいミニゲームを選択する。この時点ではミニゲームの内容こそ表示されるものの、プレイする順番はまだわからない。また、勝つと通常よりも多く得点がもらえる「チャンスミニゲーム」が1つだけあり、どのミニゲームが「チャンスミニゲーム」なのかはこの時に発表される。全員がミニゲームを選んだ後、1つずつプレイするミニゲームが発表され、この時に選んだプレイヤーの名前が発表される。ミニゲームの結果に応じて得点がもらえ、同率順位が出た場合はそのプレイヤー全員が同じポイントを獲得できる。ただし、選んだ人数が2人未満の場合はそのミニゲームはスキップされ、すぐに次のミニゲームに進む。また、選んだ人数が1人だけだった場合は、そのプレイヤーが無条件で1位の点数を獲得できる。5つのミニゲーム終了時に最も得点が多かったプレイヤーが優勝となる。
コロコロバトル
四角いハコに乗って移動しながら得点をあつめるゲーム。移動はミニゲームに勝ったプレイヤーから行い、順位によって移動できる数が変わる(同率順位が出た場合は、サイコロを振って出た目の大きさで順位を決める)。移動すると通ったマスに書かれている数字がそのまま自分の得点となる。マスを通過するたびに書かれている数字が10ポイントずつ減っていくが、0ポイントを通過すると30ポイントにもどる。全員の移動が終わって0ポイントが残っていた場合でも、自動で30ポイントにもどる。ステージの中央にはパワーマスがあり、踏むと全てのマスを一気に10ポイント減らすことができる(0ポイントは30ポイントにもどる)[6]。また、得点の低いプレイヤーには「ダッシュアイテム」が与えられ、使うとマスの端まで一気に移動してポイントをゲットできる[7]。ダッシュ移動中にライバルにぶつかると画面外に飛ばすことができ、移動する前に雲の下に落とされるとその回は移動できなくなる。落とされたプレイヤーは、次のターンで自分の番になったときにステージ中央から復帰する。このときパワーマスを発動していなかった場合、復帰した時に発動することになる。全員の番が終わるとターン終了となり、再び順番を決めるミニゲームが始まる。次のミニゲームを決めるときは、前回のミニゲームで最下位だったプレイヤーが決める。これを繰り返し、先に500点を越えると優勝となる。
タイムアタック
10個のミニゲームを1人で連続でプレイし、どれだけ早くクリアできるかに挑戦する1人用のゲーム。10個のミニゲームをクリアするのにかかった時間の合計が記録される。なお、ミニゲームごとに設定された「チャレンジじょうけん」を成功させるたびに、クリアタイムが3秒ずつ短縮される。遊べるミニゲームは以下の10種類。()内はスタッフベスト。この並びはデフォルトで指定された順番だが、自分で好きな順番に並び替えてプレイすることもできる。
スノーモービルレース(0'37"76)
連続ジグソーパズル(0'20"58)
ボタンでクライミング(0'07"21)
かっ飛びキラージェット(0'27"92)
いそいで!くさりすべり(0'22"41)
マト当て大ほう(0'31"01)
ジャンジャンジャンプ(0'21"50)
ぐるぐるピザづくり(0'52"20)
ペイントファイト(0'15"93)
かたむけボール(0'31"91)
ボスゲートバトル
「ボスバトル」ミニゲームを連続でプレイしその成績を競うゲーム。「とりで」のボスと戦う「エリアボスバトル」、「クッパゲート」のボスと戦う「ステージボスバトル」、すべてのボスと対決する「オールボスバトル」の3種類のモードがある。「シングル」モードをクリア後、「ミュージアム」で「ぼうけんポイント」と交換すると遊べるようになる。
シングルモード
6つのステージを順番にプレイしてリトルスターを集める1人用のモード。基本的なルールは「パーティ」モードと同様だが、参加プレイヤーに「ヘイホー」もしくは「カメック」のどちらかか両方か必ず登場する。彼らはクッパの手先として参加しており、1位になると集めたリトルスターを全て持って行ってしまい、もう一度そのステージをやり直さなければならない。