マリオカートWii
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}マリオシリーズ > マリオカートシリーズ > マリオカートWii

マリオカートWii
Mario Kart Wii
ジャンルアクションレースゲーム
対応機種Wii
開発元任天堂
運営元任天堂
販売元任天堂
プロデューサー紺野秀樹
ディレクター大八木泰幸
音楽太田あすか
永松亮
シリーズマリオカートシリーズ
人数1 - 4人
(Wi-Fi対戦時は2 - 12人)
メディアWii用12cm光ディスク
運営開始日 2008年4月10日
2008年4月11日
2008年4月24日
2008年4月27日
2008年7月12日
2009年4月30日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
ESRB: E(Everyone)
PEGI: 3+
OFLC: G(General)
デバイスWiiハンドル対応
クラシックコントローラ対応
ゲームキューブコントローラ対応
ヌンチャク対応
売上本数 361万本[1]
3738万本(2020年9月末時点)[2]
その他Wiiハンドル同梱
Mii対応
ニンテンドーWi-Fiコネクション対応
テンプレートを表示

『マリオカートWii』(マリオカートウィー、MARIO KART Wii)は、任天堂より2008年4月10日に発売されたWii専用ゲームソフト
概要

『マリオカートWii』は、任天堂の看板キャラクターであるマリオたちがドライバーとなって登場するレースゲーム「マリオカートシリーズ」の1つ。家庭用の作品としては第6作目に当たる。2007年7月12日E3に合わせたプレスカンファレンスで今作の開発が正式に発表された。

日本版の発売日は2008年4月10日であり、日本のマリオカートシリーズが上半期に発売するのは初である。

パッケージにはWiiリモコンステアリング型アタッチメント「Wiiハンドル」が1つ同梱された。これにWiiリモコンを横持ちの状態で取り付け、ハンドルを切るように傾けて、操作することができる。このアタッチメントを取り付けずに、Wiiリモコンのみでも操作が可能。また、「Wiiリモコン+ヌンチャク」「クラシックコントローラ」「ゲームキューブコントローラ」にも対応している。

今作では「ニンテンドーWi-Fiコネクション」に対応しており、前作『マリオカートDS』同様に最大12人のオンライン対戦が可能なほか、「マリオカートチャンネル」と呼ばれるサービスを適用し、ネットワーク上での「ゴースト(プレイヤーの走りをトレースして走行するマシン)」のダウンロード、タイムアタックのランキングなどにも対応していた(現在はサービス終了)。

マリオカート ダブルダッシュ!!』にあった「2人乗り」ルールは廃止されたが、今作ではゴーカートなどの四輪車に加えて、バイクなどの二輪車を操作できるようになった。また、エクストリームスポーツのようなアクロバティックなアクションが可能となり、二輪車ではウィリー走行など二輪車特有のアクションも可能。

今作から「スタート」と「ゴール」のテロップがそれぞれ「GO」「FINISH」に変更された。

COMが参加するグランプリなどでは、これまで最大8人でレースを行っていたが、今作は12人となった。
ゲームモード

今作は、各コースのベストレコードやグランプリの成績などの記録を「ライセンス」という形で、1台のWii本体に最大4つまで保存できる。はじめに使用するライセンスを選んだ後、以下の4種類のゲームモードからプレイしたいモードを選ぶ。なお、ゲーム中の成績は選択したライセンスに自動的に保存されていく。
シングルプレイ
1人用のゲームモード。「
グランプリ」「タイムアタック」「VS」「バトル」の4種類のゲームをプレイできる。各ゲームの詳細は後述。
マルチプレイ
2人 - 4人で「VS」と「バトル」をプレイできるモード。
Wi-Fi(ワイファイ)
「ニンテンドーWi-Fiコネクション」に接続して、同時に接続しているほかの誰かやあらかじめ登録しておいた「フレンド」と、「VS」や「バトル」でネットワーク対戦ができるモード。詳細は後述のWi-Fiの記事を参照。
マリオカートチャンネル
「WiiConnect(ウィーコネクト)24」を通じて様々な「ゴースト」をダウンロードしたり、定期的に開催される「大会」に参加することができる。ここでダウンロードできる「ゴースト」は1つのライセンスに32件まで保存可能。詳細は「マリオカートチャンネル」の節を参照。

今作には以下のモードが収録されている。
グランプリ

それぞれ4つのコースで構成された8つの「カップ(大会)」を12台のマシンでレースを行い、総合順位を競う。はじめに選択したクラスに応じて使用できるマシンの種類が異なる[注 1]。各コースのレースが終了すると順位に応じて「ドライバーズポイント」が与えられ[注 2]、4コース終了時のドライバーズポイントの合計で総合順位が決まる。総合順位で1位になると金のトロフィー、2位になると銀のトロフィー、3位になると銅のトロフィーが贈られ、さらにレース中のプレイヤーのテクニックが8段階のランクで評価される。なお、『DS』と同じく「シングルプレイ」専用のゲームとなっており、2人同時プレイはできない。
タイムアタック

選んだコースを単独で走り最速レコードを競う練習モード。今作では、『マリオカートアドバンス』以来約7年振りに「トリプルダッシュキノコ」を持った状態でレースを開始する。そのコースで最速レコードを更新するとその走りが「ゴースト」となり、各コースごとに1件ずつセーブされる。ゴーストが保存されているコースでは、そのゴーストと一緒に走ることも可能。また、各コースで開発スタッフが用意した「ゴースト」と一緒に走ることもでき、コースごとに設定された規定タイムを上回ると、開発スタッフのプレイしたゴーストがより速いタイムの「はやいスタッフゴースト」に変化する。なお、「タイムアタック」で出したレコードやゴーストのデータはWi-Fiに接続した際に自動的に任天堂に送信され、「マリオカートチャンネル」内のタイムアタックのランキングに反映される。
VS

お好みの設定で総合成績を競うモード。「シングルプレイ」ではCOMのマシンとのレースとなり、「マルチプレイ」ではCOMのマシンを「なし」にして2人から4人だけでレースすることもできる。「個人戦」「チーム戦(レッドチームとブルーチームの2つに分かれて競う)」の2種類があり、さらにCOMの強さ・コースの選択方法・アイテムの出現率などの細かいルール設定が可能[注 3]。ここで選択できるキャラクター・マシン・コースは「グランプリ」で手に入れたものだけ選択できる(バトルでも同様)。各レース終了ごとに順位に応じた「ドライバーズポイント」が与えられ、設定したレース数終了時にそのポイントの合計で優勝者・チームが決まる。

なお「チーム戦」では『DS』と違い、同チームのキャラが出したアイテムの効果・影響を受けなくなった。また、『DS』の「VS」ではルールを設定すれば無限にレースを行えたが、今作では最大32レースしかできなくなった。
バトル

「ふうせんバトル」「あつめてコイン」の2種類のモードを、専用のステージで対戦する。どちらのルールも「チーム戦」で行い、3分間の獲得ポイント・コイン数を競う。これに伴い試合中の脱落が廃止され、全員が試合終了まで参加できるようになった。「VS」と同様にCOMの強さ・ステージの選択方法・アイテムの出現率といった細かいルールの設定が可能で、「勝ち数」で設定した回数だけ先に勝利したチームが優勝となる。
ふうせんバトル
アイテムで相手チームのマシンを攻撃・体当たりして、マシンについている風船を割ったり奪ったりしていく。相手チームの風船を割るか、ダッシュキノコ系・スーパースター使用中に相手チームのマシンに体当たりして風船を奪うかするごとに1ポイント獲得となる。また、ステージから転落すると風船が1つなくなる。自分の風船が全てなくなると、持ち点から1ポイント減点されてステージ上から消滅し、風船が3つ付いた状態で復帰する。試合開始時に付く風船は3つだが、相手の風船を奪うことで最大5つの風船を付けることが可能。3分の制限時間終了時に獲得したポイントの合計がより多いチームの勝ち。
あつめてコイン
ステージ上のコインをより多く集めるルール。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:90 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef